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「屋敷さん・・・それで、対抗出来ますかね?」
あの後、すぐに店舗に向かった。
店長や他の子達に“王子”が提案してくれた挑戦内容を伝えると、皆は不安そうにしている。
「でも、やってみましょう。
私の前の会社で担当していた向かいの店舗、今回はあの店舗との差別化ではない、初めての挑戦。」
不安そうな顔をしている皆を見渡す。
「やってやろうじゃない。
こんなに可愛い下着を売っているけど、あなた達は強い女よ。」
皆が良い表情で頷いてから、明日からすぐにスタート出来るよう、少しずつでも準備を始めに行った・・・。
「屋敷さん、見捨てないでくれて本当にありがとうございます。」
「見捨てるなんてこと、私がするわけないでしょ?」
当たり前のことを答えると、店長の女の子が嬉しそうに笑っている。
「屋敷さんは、良い奥さんになりそうですよね。」
「そんなこと初めて・・・2回目に言われたわね。」
「忍者の彼ですか?」
「何で知ってるのよ?」
「営業部の中で有名らしいので、この前他の店舗の店長から聞きました。」
あの人は忍者ではないらしいけど・・・
きっと、あの人にしか出来ない何かをしているのだと思う・・・。
「私、今からルール違反をするわ。」
「ルール違反ですか・・・?」
「私にしか出来ないことをしたい。
でも、それはルール違反になる・・・。
もしかしたら、何か処分を受けるかも。」
驚いている店長の女の子を見る。
「もしかしたら、成功しないかもしれない。
でも、私は妥協が出来ないから・・・
ちょっくら、行ってくるわ。」
そう言ってから、歩き出す・・・。
あの後、すぐに店舗に向かった。
店長や他の子達に“王子”が提案してくれた挑戦内容を伝えると、皆は不安そうにしている。
「でも、やってみましょう。
私の前の会社で担当していた向かいの店舗、今回はあの店舗との差別化ではない、初めての挑戦。」
不安そうな顔をしている皆を見渡す。
「やってやろうじゃない。
こんなに可愛い下着を売っているけど、あなた達は強い女よ。」
皆が良い表情で頷いてから、明日からすぐにスタート出来るよう、少しずつでも準備を始めに行った・・・。
「屋敷さん、見捨てないでくれて本当にありがとうございます。」
「見捨てるなんてこと、私がするわけないでしょ?」
当たり前のことを答えると、店長の女の子が嬉しそうに笑っている。
「屋敷さんは、良い奥さんになりそうですよね。」
「そんなこと初めて・・・2回目に言われたわね。」
「忍者の彼ですか?」
「何で知ってるのよ?」
「営業部の中で有名らしいので、この前他の店舗の店長から聞きました。」
あの人は忍者ではないらしいけど・・・
きっと、あの人にしか出来ない何かをしているのだと思う・・・。
「私、今からルール違反をするわ。」
「ルール違反ですか・・・?」
「私にしか出来ないことをしたい。
でも、それはルール違反になる・・・。
もしかしたら、何か処分を受けるかも。」
驚いている店長の女の子を見る。
「もしかしたら、成功しないかもしれない。
でも、私は妥協が出来ないから・・・
ちょっくら、行ってくるわ。」
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