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智がこんなに笑っているのに驚いているのか、お父さんもお兄さんもビックリしていて・・・
私も流石に苦笑いしながら、本当のことを告げる。
「私のこの顔は、化粧なの。
本当はアッサリサッパリしてる顔なのよ。」
「それ化粧なのか?
俺も分からなかった・・・。」
「元の顔と普段の化粧・・・それにこの中身もあって、ある意味苦労したわ。」
まだ笑いが引けない智を見ながら、初めて出会った日のことを思い出す。
「初めて智と会った時もスッピンで、智には“老婆だったんだ”とか言われたわ。」
「“老婆”・・・?」
「そこまで酷くはないわよ?
ここまで言われたのは初めてだったわよ。」
「初めて会って・・・素顔を見て・・・“老婆”って・・・?」
お兄さんがそう言いながら、お父さんと目を合わせた。
「あの・・・それ以上はやめてくれませんか?」
智が慌てながら、立ち上がった。
私も流石に苦笑いしながら、本当のことを告げる。
「私のこの顔は、化粧なの。
本当はアッサリサッパリしてる顔なのよ。」
「それ化粧なのか?
俺も分からなかった・・・。」
「元の顔と普段の化粧・・・それにこの中身もあって、ある意味苦労したわ。」
まだ笑いが引けない智を見ながら、初めて出会った日のことを思い出す。
「初めて智と会った時もスッピンで、智には“老婆だったんだ”とか言われたわ。」
「“老婆”・・・?」
「そこまで酷くはないわよ?
ここまで言われたのは初めてだったわよ。」
「初めて会って・・・素顔を見て・・・“老婆”って・・・?」
お兄さんがそう言いながら、お父さんと目を合わせた。
「あの・・・それ以上はやめてくれませんか?」
智が慌てながら、立ち上がった。
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