【R18版】佐藤先輩と私(佐藤)が出会ったら【他サイトでのカットページ連載中】

Bu-cha

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エピソード4.5

4.5-3

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そう聞かれ・・・



そんなことは今まで考えたことがなかったので、今日初めて考えてみる。
初めて妄想をしてみて・・・そしたら、顔が凄く熱くなってきた。



「えっと・・・友達、から・・・お願い、します?」



凄く凄く恥ずかしくなりながらそう答えると、佐藤先輩は私の隣で大きな溜め息を吐いた。



「それ、めっちゃ前向きな返事じゃん。
晶もこいつが結構良いなと、結構好きだなと思ってたの?」



「えっ、そういうのは思ってなかったですけど・・・っ。
でも、目の前でそう伝えてくれたら、完全に断るというよりは・・・”友達から”ってなっちゃいました。」



「流されすぎでしょ・・・!!!
それは晶、流されすぎだって!!
晶さ、結構流れやすい所もあるんだよ!!
俺と体育館裏でバスケしちゃうしさぁぁぁ!!!」



「でも、それは佐藤先輩が・・・。」
 


「俺が毎日遊びに誘ってたけどさぁぁぁ!!!
晶結構流れやすい所あるんだよ!!!
そこは自覚して!!
そこはマジで気を付けて!!!」



「そうですかね・・・、自分ではよく分からないです・・・。」



「いや・・・・っっ、この前も!!!
この前も・・・俺に流されちゃってたじゃん!!」



何のことか分からずに首を傾げると、佐藤先輩が怒った顔をしながら続けた。



「俺に流されて、エッチなことまでしちゃったじゃん・・・。」



それを言われてしまい・・・



それを、思い出してしまい・・・



凄く凄く恥ずかしくなり、私は顔も耳も、全身も熱くしながら下を向いた。



「そういう反応もさ、気を付けてよ・・・。
ちゃんと気を付けなきゃ・・・。
そんな可愛い反応をされたら男なんてマジでダメだよ?
男なんてすぐにエロいことしてくるよ?」



「はい、気を付けます・・・。」



「本当に気を付けられるの?
晶、ちゃんと"ダメ”とか"やめて”とか言える?
流されないでちゃんと言える?」



「そういうのは・・・佐藤先輩にも言ってました・・・。」



「言ってたけど・・・!!
言ってたけど、アレじゃあ全然ダメだよ!!
あんな感じで言われたら男なんて逆にもっとエロいことしたくなるんだって!!!」



佐藤先輩以外の男子からあんなことをされてちゃんと断っている自分の姿は全然想像出来ないけれど、"お兄ちゃん”としてこんなに心配している佐藤先輩に言っておく。



「もっとちゃんと断るように気を付けます。」



「本当に・・・?
ちゃんと気を付けられる?
好きな男からさ、この前俺が言ったりやったりしたことをされても、晶ちゃんと"ダメ”とか"やめて”とか言える?」



「それ・・・は・・・」



私が好きな人は佐藤先輩なので、やっぱりこの前の佐藤先輩とのことをまた思い浮かべてしまう。



「晶・・・そういう反応は本当にダメだよ・・・。
俺、晶のことが心配すぎて今日は眠れないって・・・。」



「明日は練習試合なのでちゃんと寝てください・・・。」



「このままじゃ眠れない・・・。
晶のことが心配すぎてマジで無理・・・。」



「私は大丈夫なので・・・。
ちゃんと流されないように、嫌なことは嫌って言えるように気を付けますので・・・。」



「本当に?絶対に?」



「絶対かと言われると、それは・・・」



なかなか消えてくれない佐藤先輩とのエッチな場面を思い浮かべていたら、この口が口籠ってしまった・・・。



そしたら・・・



「俺が確認してみようか?」



佐藤先輩から、そう言われた。
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