30 / 304
3
3-3
しおりを挟む
翌日、日曜日・・・。
夜勤明けのお母さんと午前中は沢山話し、お昼の時間に宝田とそれぞれの実家を出た。
実家に帰ると、宝田とはそれぞれの実家に毎回引きこもる。
それくらいに、私達は自分達の実家が大好きだった。
「「帰りたくないな~。」」
私の実家の前まで歩いてきた宝田とそんな言葉まで重なり、2人で笑っていると・・・
「雪枝、駿君!!」
可愛い声、やっぱり聞いたことしかない声が聞こえ、そっちを見る・・・。
そして、可愛い可愛い結子に笑い掛ける。
「「お酒?」」
宝田と2人で聞くと、結子は照れたような顔で頷いた。
「ここのお酒を呑んだら、もう他のお酒は呑めないからね。」
この前ワインを呑んでいた結子がそんなことを言っていて、私は少し困りながら頷く。
婚約者のいる結子を見ながら、聞いてみた。
「これからうちらサトシの所にハンバーガー食べに行くけど、結子も一緒に行く?」
「あ!行きたいな~!!
まだ時間があるから!!
サトシ君のお店、今が1番混んでる時間だけどね!!
駿君、私もいいかな?」
「むしろ、結子に聞いて欲しい話があるくらいなんだけど、俺。」
「どうしたの?」
「長峰に、“子ども作る?”って聞いたら断られた!!」
「・・・私の親友の結子だからって、そんな話までしないでよ!!」
「2人は犬猿の仲だからね~。
犬猿の仲だと、子作りも出来ないのか~。」
結子は可愛くクスクスと笑う。
そんな結子に私も宝田も色々なことを言いながら3人でサトシのお店まで歩いた。
夜勤明けのお母さんと午前中は沢山話し、お昼の時間に宝田とそれぞれの実家を出た。
実家に帰ると、宝田とはそれぞれの実家に毎回引きこもる。
それくらいに、私達は自分達の実家が大好きだった。
「「帰りたくないな~。」」
私の実家の前まで歩いてきた宝田とそんな言葉まで重なり、2人で笑っていると・・・
「雪枝、駿君!!」
可愛い声、やっぱり聞いたことしかない声が聞こえ、そっちを見る・・・。
そして、可愛い可愛い結子に笑い掛ける。
「「お酒?」」
宝田と2人で聞くと、結子は照れたような顔で頷いた。
「ここのお酒を呑んだら、もう他のお酒は呑めないからね。」
この前ワインを呑んでいた結子がそんなことを言っていて、私は少し困りながら頷く。
婚約者のいる結子を見ながら、聞いてみた。
「これからうちらサトシの所にハンバーガー食べに行くけど、結子も一緒に行く?」
「あ!行きたいな~!!
まだ時間があるから!!
サトシ君のお店、今が1番混んでる時間だけどね!!
駿君、私もいいかな?」
「むしろ、結子に聞いて欲しい話があるくらいなんだけど、俺。」
「どうしたの?」
「長峰に、“子ども作る?”って聞いたら断られた!!」
「・・・私の親友の結子だからって、そんな話までしないでよ!!」
「2人は犬猿の仲だからね~。
犬猿の仲だと、子作りも出来ないのか~。」
結子は可愛くクスクスと笑う。
そんな結子に私も宝田も色々なことを言いながら3人でサトシのお店まで歩いた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
15
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる