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そして、飛び出して向かった先は、駿の所でも真琴の所でも他の幼馴染み達の所でもなく・・・
「泡~!!!!」
雪のようにも見える、溢れる程沢山の泡で埋もれている広い広い浴槽。
そんな豪華なお風呂に結子と一緒に入り、さっき爆発した怒りの感情は不思議と鎮まった。
数回だけ来たことがある結子が暮らす大豪邸。
そこにスウェット姿で現れた私を、結子も結子の家族も温かく迎えてくれた。
「結子、見て見て~!
泡だるま~!!」
モコモコの泡で作った泡だるまを結子に見せると、結子は可愛い顔でクスクスと笑ってくれる。
何の説明も出来なかった私に、結子も結子の家族も何も言わずに私を受け入れてくれ、寒いだろうとお風呂にまで入れてくれた。
あまりにも広いお風呂で戸惑う私に、結子は“一緒に入ろう!”と言ってくれて泡風呂にまでしてくれた。
「はい、これパジャマ!」
お風呂から出ると可愛いピンク色のパジャマまで渡してくれ、私は小さく笑いながらそれを受け取った。
「急に来たのに色々とやって貰って申し訳ないな。」
「こういうの嬉しいよ!!
ドラマとか漫画みたい!!」
「結子、ドラマとか漫画大好きだもんね。
ありがとうね。」
「今日は夜更かししよう!!
登校日数も足りてるし、明日も学校行かないでさ!!」
輝く笑顔でそう言われ、“泊まってもいい?”と聞いてもいないのにそう言ってくれたことに感謝の気持ちしかなかった。
「泡~!!!!」
雪のようにも見える、溢れる程沢山の泡で埋もれている広い広い浴槽。
そんな豪華なお風呂に結子と一緒に入り、さっき爆発した怒りの感情は不思議と鎮まった。
数回だけ来たことがある結子が暮らす大豪邸。
そこにスウェット姿で現れた私を、結子も結子の家族も温かく迎えてくれた。
「結子、見て見て~!
泡だるま~!!」
モコモコの泡で作った泡だるまを結子に見せると、結子は可愛い顔でクスクスと笑ってくれる。
何の説明も出来なかった私に、結子も結子の家族も何も言わずに私を受け入れてくれ、寒いだろうとお風呂にまで入れてくれた。
あまりにも広いお風呂で戸惑う私に、結子は“一緒に入ろう!”と言ってくれて泡風呂にまでしてくれた。
「はい、これパジャマ!」
お風呂から出ると可愛いピンク色のパジャマまで渡してくれ、私は小さく笑いながらそれを受け取った。
「急に来たのに色々とやって貰って申し訳ないな。」
「こういうの嬉しいよ!!
ドラマとか漫画みたい!!」
「結子、ドラマとか漫画大好きだもんね。
ありがとうね。」
「今日は夜更かししよう!!
登校日数も足りてるし、明日も学校行かないでさ!!」
輝く笑顔でそう言われ、“泊まってもいい?”と聞いてもいないのにそう言ってくれたことに感謝の気持ちしかなかった。
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