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長峰が俺の隣にいなくなった後、隣がスッと冷たくなった。
そしたらそこに天野弟三なのかなんなのかが座ってきた。
「俺は弟二(ていに)。」
それには驚き、向かい側に座るもう1人の男を見る。
「俺が弟三(ていさん)。」
それには大笑いしてしまった。
こんなのはもう大笑いするしかなかったから。
そしたらそのタイミングで、天野雷が声を出した。
「1番上の兄貴の名前は男(おとこ)。
その下に弟(おとうと)っていう名前の弟が2人いる。」
「兄弟多いですね~。
天野雷さんだけ違う兄弟なんですか?」
「うちは10人きょうだい。
こいつらの腹違いのきょうだいが4人、そこにこいつらが5人、それと何も関係もない俺がいて10人。」
それは凄すぎたので、自然と感心してしまった。
「血も繋がってねーし戸籍上も関係ないからな、だからきょうだいの中の1人の女と結婚出来た。」
「御社の社長さんですよね。
でも、御社の頭脳は天野雷さんらしいですね。」
「藤岡の社長か。
まさかあそこと個人的に繋がってるとは思わなかった。
お前、すげー良いよな、藤岡の奴らよりやっぽど良いよ。
うちの会社に応募してくれば即採用だった。」
「僕は危険な橋はあまり渡りたくないですね。」
「でも、それでも渡らないといけない時が生きてたら必ずあるぞ?
その時お前、どうするんだよ。
その橋を渡らないと先には進めねーぞ?」
天野雷がそんなことを言った瞬間・・・
後ろのソファー席から長峰の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
その笑い声は、俺も聞いたことがないような笑い声のような気がする。
そしたらそこに天野弟三なのかなんなのかが座ってきた。
「俺は弟二(ていに)。」
それには驚き、向かい側に座るもう1人の男を見る。
「俺が弟三(ていさん)。」
それには大笑いしてしまった。
こんなのはもう大笑いするしかなかったから。
そしたらそのタイミングで、天野雷が声を出した。
「1番上の兄貴の名前は男(おとこ)。
その下に弟(おとうと)っていう名前の弟が2人いる。」
「兄弟多いですね~。
天野雷さんだけ違う兄弟なんですか?」
「うちは10人きょうだい。
こいつらの腹違いのきょうだいが4人、そこにこいつらが5人、それと何も関係もない俺がいて10人。」
それは凄すぎたので、自然と感心してしまった。
「血も繋がってねーし戸籍上も関係ないからな、だからきょうだいの中の1人の女と結婚出来た。」
「御社の社長さんですよね。
でも、御社の頭脳は天野雷さんらしいですね。」
「藤岡の社長か。
まさかあそこと個人的に繋がってるとは思わなかった。
お前、すげー良いよな、藤岡の奴らよりやっぽど良いよ。
うちの会社に応募してくれば即採用だった。」
「僕は危険な橋はあまり渡りたくないですね。」
「でも、それでも渡らないといけない時が生きてたら必ずあるぞ?
その時お前、どうするんだよ。
その橋を渡らないと先には進めねーぞ?」
天野雷がそんなことを言った瞬間・・・
後ろのソファー席から長峰の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
その笑い声は、俺も聞いたことがないような笑い声のような気がする。
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