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桃子せんぱいとそんなやり取りをした後、鮫島光一から呼ばれ須崎社長と一緒に会議室へと入る。
10月に入ってからはやたらとこの3人になる機会が増えていた。
そこで会社の話を鮫島光一が須崎社長に今日もしていく。
「ふ~ん、俺の父親そんな感じだったんだ?」
10月に入ると鮫島光一はこんな口調で須崎社長と話すようになっていた。
「俺の永遠のせんぱいなんだよ、鮫島せんぱいは。
死んだとしても永遠のせんぱい。」
「あんな弱っちい奴のどこがせんぱいなんだよ、あっけなく死にやがって。」
「鮫島ちゃんは分かってないね~。
今の鮫島ちゃんよりも絶対に強かったはずだよ~。
なんといっても、百戦錬磨の喧嘩のプロだった俺のことを一瞬で投げ飛ばしたくらいなんだよ。
あの時は死んだと思ったくらいだからね。」
「はあ?俺の方が絶対に強いからな。
あんな弱っちい奴より俺の方が強いに決まってるだろ。」
「天国に行ったら勝負してみるといいよ。
その時は俺も観戦しに行くから。」
「死んだらそこで終わりだろ。
天国なんてねーだろ。」
鮫島光一は即答した後に少しだけ無言になった。
「でも、もしもあったら勝負する。
それでぶっ殺してやる。
死んでたとしてももう1度俺がぶっ殺す。」
「うん、それも俺は楽しみにしてるよ。」
須崎社長が・・・須崎社長というよりは竜さんになっている竜さんが顔をフニャフニャにしながら頷いている。
最近は鮫島光の話を竜さんによくさせる。
それは自分が聞いているというよりは竜さんに話させているようにも見えていた。
そんな話を一通りした後、鮫島光一は俺のことを見てきた。
「結婚生活は順調ですか?」
10月に入ってからはやたらとこの3人になる機会が増えていた。
そこで会社の話を鮫島光一が須崎社長に今日もしていく。
「ふ~ん、俺の父親そんな感じだったんだ?」
10月に入ると鮫島光一はこんな口調で須崎社長と話すようになっていた。
「俺の永遠のせんぱいなんだよ、鮫島せんぱいは。
死んだとしても永遠のせんぱい。」
「あんな弱っちい奴のどこがせんぱいなんだよ、あっけなく死にやがって。」
「鮫島ちゃんは分かってないね~。
今の鮫島ちゃんよりも絶対に強かったはずだよ~。
なんといっても、百戦錬磨の喧嘩のプロだった俺のことを一瞬で投げ飛ばしたくらいなんだよ。
あの時は死んだと思ったくらいだからね。」
「はあ?俺の方が絶対に強いからな。
あんな弱っちい奴より俺の方が強いに決まってるだろ。」
「天国に行ったら勝負してみるといいよ。
その時は俺も観戦しに行くから。」
「死んだらそこで終わりだろ。
天国なんてねーだろ。」
鮫島光一は即答した後に少しだけ無言になった。
「でも、もしもあったら勝負する。
それでぶっ殺してやる。
死んでたとしてももう1度俺がぶっ殺す。」
「うん、それも俺は楽しみにしてるよ。」
須崎社長が・・・須崎社長というよりは竜さんになっている竜さんが顔をフニャフニャにしながら頷いている。
最近は鮫島光の話を竜さんによくさせる。
それは自分が聞いているというよりは竜さんに話させているようにも見えていた。
そんな話を一通りした後、鮫島光一は俺のことを見てきた。
「結婚生活は順調ですか?」
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