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土曜日の朝というかお昼・・・
職場のお姉様方から“結婚”と言われ、全く意識しないなんてことは出来ず・・・。
「勝也~・・・」
ダイニングテーブルの椅子に座っている勝也に後ろから抱き付き、首に手を回す。
そしたら、黒くなったパンケーキを手で食べている勝也が、少しむせた・・・。
「ごめん、大丈夫?
・・・メープルシロップあるよ?
今日はいつもより真っ黒だし・・・かけた方がごまかせると思うけど。」
土曜日の朝・・・というかお昼?は毎週パンケーキにしていて、手抜きさせてもらっている。
「このくらいの黒さにも、俺は負けね~!!」
「そう思って、勝也の方により黒いパンケーキを選んでおいたよ。」
「それは・・・ありがとうございます。
俺、ホットケーキ好きだから、何でも嬉しい。」
真っ黒いパンケーキ・・・勝也は毎回“ホットケーキ”と言う、真っ黒いホットケーキを手に持ち、本当に嬉しそうに食べていて・・・。
「来週は黒くならないように、ちゃんと見ながら作ります・・・。」
わたしのこういうところが・・・
一緒に住んでみたら勝也にとって“違う”と思ったのかも・・・と、自覚もしている・・・。
職場のお姉様方から“結婚”と言われ、全く意識しないなんてことは出来ず・・・。
「勝也~・・・」
ダイニングテーブルの椅子に座っている勝也に後ろから抱き付き、首に手を回す。
そしたら、黒くなったパンケーキを手で食べている勝也が、少しむせた・・・。
「ごめん、大丈夫?
・・・メープルシロップあるよ?
今日はいつもより真っ黒だし・・・かけた方がごまかせると思うけど。」
土曜日の朝・・・というかお昼?は毎週パンケーキにしていて、手抜きさせてもらっている。
「このくらいの黒さにも、俺は負けね~!!」
「そう思って、勝也の方により黒いパンケーキを選んでおいたよ。」
「それは・・・ありがとうございます。
俺、ホットケーキ好きだから、何でも嬉しい。」
真っ黒いパンケーキ・・・勝也は毎回“ホットケーキ”と言う、真っ黒いホットケーキを手に持ち、本当に嬉しそうに食べていて・・・。
「来週は黒くならないように、ちゃんと見ながら作ります・・・。」
わたしのこういうところが・・・
一緒に住んでみたら勝也にとって“違う”と思ったのかも・・・と、自覚もしている・・・。
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