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「中学校になっても・・・会いたかったら会ってあげてもいいよ?」
勝也の家の中、並んで宿題をしていると樹里ちゃんが言ってくれた。
キレイな字が並んだ樹里ちゃんのノートを見ながら・・・聞く。
「樹里ちゃんのお兄ちゃんは・・・何か言ってる?」
「お兄ちゃん?」
「樹里ちゃんのお兄ちゃんと、中学別々になっちゃうけど・・・私、来てもいいのかな?」
「いいに決まってるじゃん。」
不思議そうな顔で私を見る樹里ちゃんに、私は笑い掛けた。
そして、キッチンにいる勝也を見る・・・
最近・・・なんとなく、勝也に距離を置かれている・・・。
そして・・・
学校での女の子達の会話を思い出す・・・。
勝也は・・・
勝也は・・・
貰ったらしい・・・。
バレンタインの日に、チョコを・・・。
それも、沢山・・・。
沢山、貰ったらしい・・・。
キッチンにいる勝也を見る・・・。
私じゃ、ダメなのかもしれない・・・。
私じゃ、ダメなのかもしれない・・・。
卒業まで、あと、数日・・・。
勝也の家の中、並んで宿題をしていると樹里ちゃんが言ってくれた。
キレイな字が並んだ樹里ちゃんのノートを見ながら・・・聞く。
「樹里ちゃんのお兄ちゃんは・・・何か言ってる?」
「お兄ちゃん?」
「樹里ちゃんのお兄ちゃんと、中学別々になっちゃうけど・・・私、来てもいいのかな?」
「いいに決まってるじゃん。」
不思議そうな顔で私を見る樹里ちゃんに、私は笑い掛けた。
そして、キッチンにいる勝也を見る・・・
最近・・・なんとなく、勝也に距離を置かれている・・・。
そして・・・
学校での女の子達の会話を思い出す・・・。
勝也は・・・
勝也は・・・
貰ったらしい・・・。
バレンタインの日に、チョコを・・・。
それも、沢山・・・。
沢山、貰ったらしい・・・。
キッチンにいる勝也を見る・・・。
私じゃ、ダメなのかもしれない・・・。
私じゃ、ダメなのかもしれない・・・。
卒業まで、あと、数日・・・。
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