【完】ムラムラムラモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない

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そして、卒業の日・・・



クラスが違う勝也とは、学校では全然接点がなくて・・・。
卒業式が終わり、クラスの女の子達と集まり話したり。
連絡先を交換していなかった子と連絡先を交換したり・・・。



6年生になり、スマホを持つ子が多くなった。
その子達に連絡先を聞かれ・・・その中には男子まで。
卒業式でもあるし、中学で別れる子もいるし、断る理由も思い付かなくて・・・交換していた。



そんな中、聞いてしまった・・・。



勝也に告白する女の子がいることを・・・。



それも、1人だけじゃないようで・・・。



5年生でクラスが別れると、勝也はモテた。
顔も格好いいし、運動神経も良いし、勉強も出来たようだし・・・優しくて面白い・・・。



そんなの、私だって知ってる・・・。



私だって、知ってる・・・。



みんなが知らない勝也を、私は知ってる・・・。



私だけしか知らない勝也も、ちゃんといる・・・。



「早く・・・帰ろう・・・。」



早く帰って、勝也の家に行こう・・・。



そして・・・



そして・・・

















私の気持ちを、伝えよう・・・。