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“彼女”と別れたいと思うタイミングで、いつもあの子の話や写真が出てきた。
その度、また“彼女”が満足するようしてしまうので、ズルズルと関係が続いていた。




そんな中でも今回は・・・




俺の方から、初めて別れを告げた。





高校3年生の夏・・・。





“彼女”は驚いていて、すぐには受け入れてくれなかった。
何故か学校で俺と付き合っていると言うのは気分が良いらしいのと、レストランにたまに来て俺に話し掛けるのも楽しいらしい。




でも、そろそろ限界になっていた・・・。
あの子の姿を思い出しながらするのは・・・。
最近は泣きそうになっていた・・・。




その度に苦しいくらいで・・・




もっと・・・




もっと・・・





寂しさが大きくなっているだけだった・・・。
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