【完】ムラムラムラモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない

Bu-cha

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莉央は赤いコップを両手で持ち、俺の隣に座った・・・。
そして、一口飲み・・・



「今度は・・・薄くなっちゃった。
この前は濃すぎたんだよね。
麦茶作るの難しくて、全然成功しない!」



と、笑っていて・・・。
このパターンは俺の母ちゃんもよくやっていて、うちの麦茶はいつも不安定だった。
よくやっていたのは・・・父ちゃんが生きていた専業主婦の頃だったけど・・・。



そんな、懐かしい・・・
ある意味で滅多に飲めない麦茶を、俺は味わいながら飲んだ・・・。
香りが少しするだけで、ほとんど味はしなかったけど・・・。



飲み終わったコップをローテーブルに置き、ソファーにもう少し深く座った・・・。



あんまりジロジロ見るのは良くないのも分かってはいるけど・・・不思議と、よく落ち着く部屋だった。



莉央には申し訳ないけど、特に・・・なんてことのない部屋で・・・。
それなのに、何故か・・・よく落ち着く部屋だった。




「勝也、二次会で何も食べてなかったけど・・・何か、食べる?」
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