【完】急にプロポーズをされたので・・・念の為付き合うのに、付き合って貰った2ヶ月間

Bu-cha

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風が少し拭き、瑠美の肩の下くらいまである髪の毛が、瑠美の唇に少しついた。



瑠美は気にしていないようだったけど、俺は瑠美の唇を見て・・・なんだか、泣きそうになった。



苦しくなった・・・。



苦しくて、窒息しそうになる・・・。



最近、瑠美を見ていると窒息しそうになる・・・。



泳いでいても苦しくなんてならないのに、苦しくて苦しくて、窒息しそうになる・・・。



瑠美の唇に、ゆっくり・・・



震える手を伸ばした・・・。



瑠美は驚いた顔をして、俺を見上げている・・・。



「髪の毛、ついてる・・・。」



「ありがとう・・・。」



瑠美は顔を真っ赤にして笑っていて、困ったように笑っていて・・・。



少し、泣きそうな顔をしている。
メガネの奥、瑠美はいつからかよく泣きそうな顔をするようになった・・・。



「表彰台、上がってくるから。」



「うん、応援に行く。」



「すぐ、瑠美に追い付くから。」



「もう、追い抜いてるのに・・・。」




瑠美の唇についた髪の毛を、ゆっくりととっていく。
初めて触れる瑠美の唇は、柔らかかった・・・。




「帰ったら、カツカレー食べたい。
あと、プリンと。」



「うん、作って待ってる。
みんなで食べよう。」



「瑠美も、もう少し食べた方がいいよ。」
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