【完】急にプロポーズをされたので・・・念の為付き合うのに、付き合って貰った2ヶ月間

Bu-cha

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すぐ、追い付く・・・。
すぐ、追い付く・・・。



瑠美に伝えた通り、俺は瑠美の足の大きさにも手の大きさにもすぐに追い付いた。
タイムも追い付いたし、瑠美が中学3年生だった時にも追い付いた・・・。




でも・・・




瑠美は・・・。





「一成君、忘れ物ない?」




社会人1年目、23歳になる年になっていた。
俺は・・・まだ高校2年生になったばっかりで、誕生日もまだだから16歳。




「うん・・・。」



「持ち物に名前書いた?
一成君すぐに忘れたりしちゃうから。」



「いつの頃の話?」




高校2年生になっても、まだそんなことを心配されている。





「俺の水着とかスイムキャップ、あとゴーグルにも名前書くの止めてよ。」



「だって、一成君すぐに忘れちゃうから。
念の為書いておけば、何かあっても一成君のって分かるでしょ?」





俺達の家の前で、瑠美が俺を見上げ笑い掛けてくれる。





高校1年生で、瑠美は水泳スクールの選手コースを辞めた。
それから部活1本になったけど、瑠美は泳ぎ続けた。
応援に行く度、自己ベストを更新している瑠美を見て、“努力に勝る才能はない!”を体現しているような存在だと思っていた。





実際、選手コースを止める直前まで、コーチにお願いをしてもっと遅くまで泳いでいた。
それに俺も付き合い、同じレーンで一緒に泳いでいた。





そんな瑠美は、偏差値の高い大学にも入り、今は法律事務所で働いている。
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