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そんな、俺の知らなかったことをサラッと言った・・・。
「私が一成のお母さんだって気付いてないからか、言いたい放題だったわよ?
“彼女がいる男に連絡とか常識ない”とか言ったり、“お母さんのくせに”とか。」
驚きすぎて、何も言えないでいると・・・
「子どもの恋愛に口出ししたくないから言わなかったけど・・・あの彼女とは別れた方がいいんじゃない?」
「・・・とっくにわかれてるよ。
あのあとすぐ、わかれてるよ・・・。
るみのこと、わるくばっかりいうから・・・とっくにわかれてる。」
そんな会話をお母さんとしていると、お父さんと先生が入ってきた。
見た目は酷いけど応急手当をして、命に別状はないとのこと。
もう少し様子を見てから、一旦帰宅となった。
今日は日曜日なので、明日また病院で詳しい検査をする。
アレルギーの可能性と言われ、今日と明日は何も食べず、水分だけ取るように指示が出た。
先生が出ていった後、ベッドに座りながらお母さんに言う。
「おかあさん、るみにでんわして・・・。
おれからだとでないかもしれないから・・・。
るみに、むかえにきてもらいたい・・・。
かえるまでにしんだら、もうあえないから・・・。」
「私が一成のお母さんだって気付いてないからか、言いたい放題だったわよ?
“彼女がいる男に連絡とか常識ない”とか言ったり、“お母さんのくせに”とか。」
驚きすぎて、何も言えないでいると・・・
「子どもの恋愛に口出ししたくないから言わなかったけど・・・あの彼女とは別れた方がいいんじゃない?」
「・・・とっくにわかれてるよ。
あのあとすぐ、わかれてるよ・・・。
るみのこと、わるくばっかりいうから・・・とっくにわかれてる。」
そんな会話をお母さんとしていると、お父さんと先生が入ってきた。
見た目は酷いけど応急手当をして、命に別状はないとのこと。
もう少し様子を見てから、一旦帰宅となった。
今日は日曜日なので、明日また病院で詳しい検査をする。
アレルギーの可能性と言われ、今日と明日は何も食べず、水分だけ取るように指示が出た。
先生が出ていった後、ベッドに座りながらお母さんに言う。
「おかあさん、るみにでんわして・・・。
おれからだとでないかもしれないから・・・。
るみに、むかえにきてもらいたい・・・。
かえるまでにしんだら、もうあえないから・・・。」
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