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「一成君、どうしたの?家の前で・・・。」
夜、瑠美が仕事から帰ってきた。
俺は瑠美の家の前で、帰ってくる瑠美を待っていた。
そして、瑠美の目の前に立ち・・・報告した。
「俺、今日・・・“KONDO”で内々定貰った・・・。」
「・・・うちの会社?
でも、一次面接自体が今日終わったばっかりじゃなかったかな。
新卒の面接って3回くらいあるはずだけど・・・。」
「よく分からないけど・・・今日内々定貰った。」
「それ・・・大丈夫かな?
本当にそう言ってた?誰が?」
「最初に言ったのは、なんか・・・変わってる女の人。
テニスの格好してスーツのジャケット羽織った・・・二つ結びの女の人。」
そんな変わってる女の人が、扉を入っただけの俺に内々定の話を出してきた。
その女の人のことを瑠美に言うと、瑠美が驚いた顔をした後・・・久しぶりに大笑いしていた。
ここまで大笑いするのは・・・最後はいつだったか。
思い出せないくらい、久しぶりで。
「あの子、確かに新卒担当だけど・・・っ、え・・・その後は!?
その後どうなったの!?」
「“社長呼んでくる”って言って、帰ってきたら人事部長と副社長を連れて帰ってきた。」
「え!?副社長!?なんで!?
・・・え!?あの子、そんな簡単に副社長連れてこられるの!?
でも・・・うちの部長とも仲良いし・・・いや、それにしても・・・。」
夜、瑠美が仕事から帰ってきた。
俺は瑠美の家の前で、帰ってくる瑠美を待っていた。
そして、瑠美の目の前に立ち・・・報告した。
「俺、今日・・・“KONDO”で内々定貰った・・・。」
「・・・うちの会社?
でも、一次面接自体が今日終わったばっかりじゃなかったかな。
新卒の面接って3回くらいあるはずだけど・・・。」
「よく分からないけど・・・今日内々定貰った。」
「それ・・・大丈夫かな?
本当にそう言ってた?誰が?」
「最初に言ったのは、なんか・・・変わってる女の人。
テニスの格好してスーツのジャケット羽織った・・・二つ結びの女の人。」
そんな変わってる女の人が、扉を入っただけの俺に内々定の話を出してきた。
その女の人のことを瑠美に言うと、瑠美が驚いた顔をした後・・・久しぶりに大笑いしていた。
ここまで大笑いするのは・・・最後はいつだったか。
思い出せないくらい、久しぶりで。
「あの子、確かに新卒担当だけど・・・っ、え・・・その後は!?
その後どうなったの!?」
「“社長呼んでくる”って言って、帰ってきたら人事部長と副社長を連れて帰ってきた。」
「え!?副社長!?なんで!?
・・・え!?あの子、そんな簡単に副社長連れてこられるの!?
でも・・・うちの部長とも仲良いし・・・いや、それにしても・・・。」
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