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立ち上がってから松戸さんの名刺を受け取り「須崎です。」とだけ挨拶をした。
グシャグシャにしてしまった、父さんから受け取った名刺とはまた別にもう1枚受け取ることになった松戸さんの名刺。
ピンっと張っている松戸さんの名刺を何気なく見下ろすと、この前は気にしていなかった“公認会計士”という肩書きとオフィス街が建ち並ぶ街の住所が目に入ってきた。
「須崎さん、お食事はまだですか?
ファミレスに場所が変更になりましたし、お食事して下さって結構ですからね。」
「はい、じゃあ・・・。」
メニューを開き並んでいる料理を見ていく。
“カヤ”とよく一緒に行っていたチェーンのファミレス。
俺が頼もうとしていた物をいつも当てられていたなと、懐かしく思っていると・・・
「豆腐ハンバーグ定食だったらありますよ?」
会長がそう言った・・・。
豆腐ハンバーグ定食は見てもいなかったのに、会長がそう言ってきた。
それには驚き会長を見ると・・・
会長は俺のことを見ていなかった。
俺ではなくて松戸さんの方を見ていた。
「僕も食べていいですかね?
昼も食べられていなくて。」
「はい・・・。」
俺が答えると松戸さんはホッとした顔をし、それから会長の方を見た。
そして・・・
「カヤはアイスでも食うか?」
そう言った・・・。
“会長”のことを“カヤ”と呼んで・・・。
“カヤ”が好きなアイスを食べるか聞いていて・・・。
「じゃあ私はこれが食べたいです。」
会長が松戸さんが開いていたメニューを指差した。
俺からは何を指差したのかは分からなかったけれど、会長が指差した物を見た松戸さんは整った顔をしかめた。
「たっっっっか!!!!
こっちにしておけよ!!
ほら、アイス2つも入ってるだろ!!!」
「え~・・・」
会長が不満そうな顔をして、それから松戸さんのことを意味深な顔で見た。
「私、こっちが食べたいな~?」
意味深な顔で、お願いどころかおねだりするような顔で、でも甘えているような顔で、そんな顔で松戸さんのことを見た。
グシャグシャにしてしまった、父さんから受け取った名刺とはまた別にもう1枚受け取ることになった松戸さんの名刺。
ピンっと張っている松戸さんの名刺を何気なく見下ろすと、この前は気にしていなかった“公認会計士”という肩書きとオフィス街が建ち並ぶ街の住所が目に入ってきた。
「須崎さん、お食事はまだですか?
ファミレスに場所が変更になりましたし、お食事して下さって結構ですからね。」
「はい、じゃあ・・・。」
メニューを開き並んでいる料理を見ていく。
“カヤ”とよく一緒に行っていたチェーンのファミレス。
俺が頼もうとしていた物をいつも当てられていたなと、懐かしく思っていると・・・
「豆腐ハンバーグ定食だったらありますよ?」
会長がそう言った・・・。
豆腐ハンバーグ定食は見てもいなかったのに、会長がそう言ってきた。
それには驚き会長を見ると・・・
会長は俺のことを見ていなかった。
俺ではなくて松戸さんの方を見ていた。
「僕も食べていいですかね?
昼も食べられていなくて。」
「はい・・・。」
俺が答えると松戸さんはホッとした顔をし、それから会長の方を見た。
そして・・・
「カヤはアイスでも食うか?」
そう言った・・・。
“会長”のことを“カヤ”と呼んで・・・。
“カヤ”が好きなアイスを食べるか聞いていて・・・。
「じゃあ私はこれが食べたいです。」
会長が松戸さんが開いていたメニューを指差した。
俺からは何を指差したのかは分からなかったけれど、会長が指差した物を見た松戸さんは整った顔をしかめた。
「たっっっっか!!!!
こっちにしておけよ!!
ほら、アイス2つも入ってるだろ!!!」
「え~・・・」
会長が不満そうな顔をして、それから松戸さんのことを意味深な顔で見た。
「私、こっちが食べたいな~?」
意味深な顔で、お願いどころかおねだりするような顔で、でも甘えているような顔で、そんな顔で松戸さんのことを見た。
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