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みんながお祭り騒ぎをしている途中で、剛士君のお兄ちゃんとお姉ちゃんにダイニングテーブルに来てもらい・・・剛士君と並んで座った。
「俺達2人でいいのかよ?
瞳のお父さんは?」
剛士君のお兄ちゃんから“瞳”と呼ばれ・・・。
表情の作り方も喋り方も動作も完璧に剛士君で頭の中はパニックになる・・・。
パニックになりながら瞬きをして、やっぱり完璧に剛士君で更にパニックになる・・・。
「瞳のお父さんからは写真を撮って貰ったからな。
アヤメの姿でも剛士の姿でも。
瞳のお父さんからは“その証人になれたから”って言われてる。」
「「分かった。」」
剛士君のお兄ちゃんと・・・どこからどう見てもアヤメさんであるお姉ちゃんが2人で目の前の紙を見下ろした。
そこには、剛士君と私の婚姻届が。
その証人欄に2人から記入をしてもらうお願いをした。
剛士君のお兄ちゃんが記入をしている所を私がパニックになりながら見ていると・・・
「良い女だね。」
と・・・、どこからどう見てもアヤメさんである剛士君のお姉ちゃんが言って・・・。
表情の作り方も喋り方も動作も完璧にアヤメさんで・・・
「瞳は極上になれる良い女だね。」
そう、言われた・・・。
どこからどう見てもアヤメさんである女の人に・・・。
あのカフェで、美しく私を助けてくれた女の人に・・・。
タイムマシーンに乗らないと会うことは出来ないはずの、憧れの女の人に・・・。
今・・・今・・・
目の前で・・・
目の前で、私の・・・目の前で・・・。
何度も瞬きをしようとした時・・・
その瞬間・・・
私の両目から見える景色が暗くなった。
「・・・おっかねーな。
雷の方じゃなくて紅葉の方かよ!!
よく考えれば、瞳はアヤメのことも俺のことも好きだからな・・・。
アヤメにはもう会えねーからそうなるのか!!」
「えっと・・・剛士君だよね?」
「そうだよ!剛士だよ!!
紅葉と雷は結婚してるからな!?
それはアウトだからな!?」
「分かってるよ・・・。
少し・・・見て写真を撮ってただけで・・・。」
「写真撮りながらエロい顔してただろ!!」
剛士君にそんなことを言われながら両目が見えるようになると・・・美しい姿勢で文字を書きながら笑っている紅葉さんと、私の方を少し見た雷さんが剛士君に視線を移した。
「これからか・・・。」
「いや、やってる。
アヤメのバージンを貰ってくれて、俺が本当に“剛士”になってからの初めても貰ってくれた。
なんなら、今週ずっとやってる。」
「マジか・・・。
何も手出さないまま結婚するのかと思って、頭おかしいことをしたのかと尊敬すらしてたぞ?」
「俺にはそれが出来ると思ってたけど、瞳が他の奴にって考えたら頭がおかしくなりそうで無理だった。
本当は雷くらい筋肉つけてからやりたかったけど、色々あったんだよ。」
「すげー筋肉ついたよな!?ジムか!?」
「副社長が俺のジムの日は毎回来てトレーナーよりうるせーよ。
金まで払うって聞かねーから、金持ちのボンボンの遊びに付き合わされてるんだよ。」
「あの人、馬じゃなくて俺の弟を手懐けて遊んでんのかよ!?」
お祭り騒ぎは“ママ”の一言で一旦静かになった。
細長い廊下に全員が並び、玄関に立つ剛士君と私を見送ってくれる。
「剛士、しばらく忙しくなるのか?
あの男の会社、藤岡ホールディングスに株式譲渡したからな。
それで支社を本社にして事業譲渡に向けて今の本社なくすから・・・本社の社員に支社に移るか、あとは藤岡で書類選考なしで面接受け入れるんだろ?」
雷さんが随分と詳しく知っているので驚いていると、紅葉さんと雷さんが起業した経営コンサルティングの会社が今回のM&Aを主導していると教えてくれた。
「そうだな、あの男の会社の本社の奴らが次々に面接希望してる。
支社は西の地域だし、移れる社員もほとんどいねーだろ。
元々本社の社員は良くない奴らなんだろ?」
「俺があの会社で働いてた2年間は、しょうもない奴らばっかりだったな。
支社が本社の売上を大きく上回ってて、それで会社自体は一見機能してるように見えてた。」
「だから、本社の社員には自ら転職してもらうのが目的だな。
事業譲渡までにって期限作って。
こっちはこれから無駄な面接入りまくってる。
せっかく瞳と・・・」
剛士君が言葉を切ってから私を見て、少し寂しそうな顔をした。
「ごめん、これから少し忙しくなる。」
「うん、この前も聞いたよ。」
私が剛士君に笑い掛けると、剛士君は少し寂しそうな顔をしながらも安心した顔になった。
「あの子は剛士が面接をするの?」
紅葉さんが真剣な顔で剛士君に聞いてきた・・・。
「部長が割り振るから俺がどうこう出来ない。
よっぽど良い奴じゃないとうちには入れないことになってる。
あくまでも表向きは、面接希望者は書類選考なしで面接はできるって話だからな。」
「そう。そっちで落ちたら、うちが貰う。
あんなに優秀で何事にも動じない子、本当だったらうちの会社に欲しいから。」
「だろうな。誰が一次面接するかはまだ分からないからどうなることやら。
中途も新卒担当も全員で回していくことになってる。
あの人を採用した人事の奴は本社にいるのかよ?
そいつだったらうちの面接も通りそうだけどな?」
「その人事の人は、あの子を採用する時に自分と引き換えに支社に飛ばされたらしいの。
普段から上にも怖がらずに何でも言う人で問題視されていたみたい。
結果的にそれで支社の方が良い人材が集まったという話ね。」
そんな難しい話を最後に剛士君達がして、話し終わってからみんなから温かく手を振られ挨拶が終わった・・・。
私の家への帰り道、剛士君と手を繋ぎながら歩く。
真夏の夕方・・・まだまだ日も高く暑いけどしっかりと手を繋いで。
「なんか最後に難しい話してたね?」
「まあな・・・あの男を殺すためにみんなが動いてたから。
俺は俺で動いてたし、紅葉と雷も・・・。
社長と取締役は調査会社を立ち上げてその2人も。
みんながそれぞれ動いていて、俺が藤岡ホールディングスに採用されて勉と出会えたことによって全てが機能した。」
「みんなが動いてたんだ・・・。」
「みんながそれぞれな。
長い時間を掛けて・・・。
長かった・・・。
本当に長かったけど、殺せた。」
「木葉さんはそのこと知ってたの?」
「明にはたぶん誰も話してない。
明は女の子だから。
紅葉も女だけど、紅葉の頭と心には常に雷がいるから。
でも、明は空気を読む力が特にあるから、何かしらには気付いてたと思う。」
「でも、空気が読めるから聞かない・・・。」
「そうだな・・・。」
剛士君が少し考えた顔になり、たぶん木葉さんのことを考えているんだろうけど・・・
私は空気を読めるタイプではないので聞いてみる。
「剛士君・・・。」
「ん?」
「あの・・・ホステスのお姉さん達、なんで“剛士君”を知ってるの?」
「藤岡ホールディングスに入社した後、剛士として勉を連れて行ったからな。
あいつの社会勉強だよ。
あいつにもあそこで働く奴らがどうやって生きてきたか、今を生きてるか聞かせた。
うちはきょうだいが多いから、アヤメの腹違いの“剛士”として行っても何も変じゃないからな。」
剛士君が少し不思議そうな顔をして私を見ながら言ってきて・・・
「あの・・・少し、心配しちゃってて。
アヤメさんじゃなくて剛士君とも仲が良さそうだったから・・・。」
「俺にそう聞けるくらいの度胸と、そんな風に考えるくらいの女らしさ出てきたな!!」
剛士君が面白そうに笑ってくれたので、もう1つ聞いてみた。
「あの・・・前に私が酔って電車の中で寝ちゃって・・・。
あの時、最寄り駅から私どうやって家まで帰ったの?
全然記憶になくて・・・。」
「俺が抱き抱えて帰ったんだよ。」
「え・・・!?抱き抱えて!?」
私が驚くと、剛士君が少しニヤニヤとした顔で私を見下ろした。
「お姫様抱っこに決まってるだろ!!」
「俺達2人でいいのかよ?
瞳のお父さんは?」
剛士君のお兄ちゃんから“瞳”と呼ばれ・・・。
表情の作り方も喋り方も動作も完璧に剛士君で頭の中はパニックになる・・・。
パニックになりながら瞬きをして、やっぱり完璧に剛士君で更にパニックになる・・・。
「瞳のお父さんからは写真を撮って貰ったからな。
アヤメの姿でも剛士の姿でも。
瞳のお父さんからは“その証人になれたから”って言われてる。」
「「分かった。」」
剛士君のお兄ちゃんと・・・どこからどう見てもアヤメさんであるお姉ちゃんが2人で目の前の紙を見下ろした。
そこには、剛士君と私の婚姻届が。
その証人欄に2人から記入をしてもらうお願いをした。
剛士君のお兄ちゃんが記入をしている所を私がパニックになりながら見ていると・・・
「良い女だね。」
と・・・、どこからどう見てもアヤメさんである剛士君のお姉ちゃんが言って・・・。
表情の作り方も喋り方も動作も完璧にアヤメさんで・・・
「瞳は極上になれる良い女だね。」
そう、言われた・・・。
どこからどう見てもアヤメさんである女の人に・・・。
あのカフェで、美しく私を助けてくれた女の人に・・・。
タイムマシーンに乗らないと会うことは出来ないはずの、憧れの女の人に・・・。
今・・・今・・・
目の前で・・・
目の前で、私の・・・目の前で・・・。
何度も瞬きをしようとした時・・・
その瞬間・・・
私の両目から見える景色が暗くなった。
「・・・おっかねーな。
雷の方じゃなくて紅葉の方かよ!!
よく考えれば、瞳はアヤメのことも俺のことも好きだからな・・・。
アヤメにはもう会えねーからそうなるのか!!」
「えっと・・・剛士君だよね?」
「そうだよ!剛士だよ!!
紅葉と雷は結婚してるからな!?
それはアウトだからな!?」
「分かってるよ・・・。
少し・・・見て写真を撮ってただけで・・・。」
「写真撮りながらエロい顔してただろ!!」
剛士君にそんなことを言われながら両目が見えるようになると・・・美しい姿勢で文字を書きながら笑っている紅葉さんと、私の方を少し見た雷さんが剛士君に視線を移した。
「これからか・・・。」
「いや、やってる。
アヤメのバージンを貰ってくれて、俺が本当に“剛士”になってからの初めても貰ってくれた。
なんなら、今週ずっとやってる。」
「マジか・・・。
何も手出さないまま結婚するのかと思って、頭おかしいことをしたのかと尊敬すらしてたぞ?」
「俺にはそれが出来ると思ってたけど、瞳が他の奴にって考えたら頭がおかしくなりそうで無理だった。
本当は雷くらい筋肉つけてからやりたかったけど、色々あったんだよ。」
「すげー筋肉ついたよな!?ジムか!?」
「副社長が俺のジムの日は毎回来てトレーナーよりうるせーよ。
金まで払うって聞かねーから、金持ちのボンボンの遊びに付き合わされてるんだよ。」
「あの人、馬じゃなくて俺の弟を手懐けて遊んでんのかよ!?」
お祭り騒ぎは“ママ”の一言で一旦静かになった。
細長い廊下に全員が並び、玄関に立つ剛士君と私を見送ってくれる。
「剛士、しばらく忙しくなるのか?
あの男の会社、藤岡ホールディングスに株式譲渡したからな。
それで支社を本社にして事業譲渡に向けて今の本社なくすから・・・本社の社員に支社に移るか、あとは藤岡で書類選考なしで面接受け入れるんだろ?」
雷さんが随分と詳しく知っているので驚いていると、紅葉さんと雷さんが起業した経営コンサルティングの会社が今回のM&Aを主導していると教えてくれた。
「そうだな、あの男の会社の本社の奴らが次々に面接希望してる。
支社は西の地域だし、移れる社員もほとんどいねーだろ。
元々本社の社員は良くない奴らなんだろ?」
「俺があの会社で働いてた2年間は、しょうもない奴らばっかりだったな。
支社が本社の売上を大きく上回ってて、それで会社自体は一見機能してるように見えてた。」
「だから、本社の社員には自ら転職してもらうのが目的だな。
事業譲渡までにって期限作って。
こっちはこれから無駄な面接入りまくってる。
せっかく瞳と・・・」
剛士君が言葉を切ってから私を見て、少し寂しそうな顔をした。
「ごめん、これから少し忙しくなる。」
「うん、この前も聞いたよ。」
私が剛士君に笑い掛けると、剛士君は少し寂しそうな顔をしながらも安心した顔になった。
「あの子は剛士が面接をするの?」
紅葉さんが真剣な顔で剛士君に聞いてきた・・・。
「部長が割り振るから俺がどうこう出来ない。
よっぽど良い奴じゃないとうちには入れないことになってる。
あくまでも表向きは、面接希望者は書類選考なしで面接はできるって話だからな。」
「そう。そっちで落ちたら、うちが貰う。
あんなに優秀で何事にも動じない子、本当だったらうちの会社に欲しいから。」
「だろうな。誰が一次面接するかはまだ分からないからどうなることやら。
中途も新卒担当も全員で回していくことになってる。
あの人を採用した人事の奴は本社にいるのかよ?
そいつだったらうちの面接も通りそうだけどな?」
「その人事の人は、あの子を採用する時に自分と引き換えに支社に飛ばされたらしいの。
普段から上にも怖がらずに何でも言う人で問題視されていたみたい。
結果的にそれで支社の方が良い人材が集まったという話ね。」
そんな難しい話を最後に剛士君達がして、話し終わってからみんなから温かく手を振られ挨拶が終わった・・・。
私の家への帰り道、剛士君と手を繋ぎながら歩く。
真夏の夕方・・・まだまだ日も高く暑いけどしっかりと手を繋いで。
「なんか最後に難しい話してたね?」
「まあな・・・あの男を殺すためにみんなが動いてたから。
俺は俺で動いてたし、紅葉と雷も・・・。
社長と取締役は調査会社を立ち上げてその2人も。
みんながそれぞれ動いていて、俺が藤岡ホールディングスに採用されて勉と出会えたことによって全てが機能した。」
「みんなが動いてたんだ・・・。」
「みんながそれぞれな。
長い時間を掛けて・・・。
長かった・・・。
本当に長かったけど、殺せた。」
「木葉さんはそのこと知ってたの?」
「明にはたぶん誰も話してない。
明は女の子だから。
紅葉も女だけど、紅葉の頭と心には常に雷がいるから。
でも、明は空気を読む力が特にあるから、何かしらには気付いてたと思う。」
「でも、空気が読めるから聞かない・・・。」
「そうだな・・・。」
剛士君が少し考えた顔になり、たぶん木葉さんのことを考えているんだろうけど・・・
私は空気を読めるタイプではないので聞いてみる。
「剛士君・・・。」
「ん?」
「あの・・・ホステスのお姉さん達、なんで“剛士君”を知ってるの?」
「藤岡ホールディングスに入社した後、剛士として勉を連れて行ったからな。
あいつの社会勉強だよ。
あいつにもあそこで働く奴らがどうやって生きてきたか、今を生きてるか聞かせた。
うちはきょうだいが多いから、アヤメの腹違いの“剛士”として行っても何も変じゃないからな。」
剛士君が少し不思議そうな顔をして私を見ながら言ってきて・・・
「あの・・・少し、心配しちゃってて。
アヤメさんじゃなくて剛士君とも仲が良さそうだったから・・・。」
「俺にそう聞けるくらいの度胸と、そんな風に考えるくらいの女らしさ出てきたな!!」
剛士君が面白そうに笑ってくれたので、もう1つ聞いてみた。
「あの・・・前に私が酔って電車の中で寝ちゃって・・・。
あの時、最寄り駅から私どうやって家まで帰ったの?
全然記憶になくて・・・。」
「俺が抱き抱えて帰ったんだよ。」
「え・・・!?抱き抱えて!?」
私が驚くと、剛士君が少しニヤニヤとした顔で私を見下ろした。
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