【完】大きなアナタと小さなわたしのちっぽけなプライド(他サイトカットページ掲載済)

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「のんちゃん、これダメだった？」



「ダメです～！ちゃんと書いてくれないと、経理部でも通せないですもん！」



不明な領収書を出してきた数人に、直接話をしに行く。



「これ、あげるからさ～！」



と、営業部の男の人がクッキーを渡してきた。



「これは貰っちゃいますけど、ちゃんと書いてくださいね？」



可愛く笑い男の人を見ると、観念したのか領収書を受け取った。



そして・・・



「じゃあ、そろそろ健吾のことも貰ってやってね？」



と、言ってきて・・・



わたしはこの男の人を、見下ろす。



「バカじゃないの？」