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健吾さんを強く抱き締め、わたしの口の中にある健吾さんの熱に応える。




その瞬間、健吾さんの太い指が、もう少しだけわたしの小さな中に入ってきた・・・




「ンンッッッ~!!」



気持ち良くて・・・



こんなに気持ちが良いなんて・・・



知らなかった・・・。




ずっと、わたしを守ってくれていたから。
わたしの精一杯のプライドで覆われた、ボロボロの心が。




よかった、健吾さんで・・・




よかった、健吾さんの手が大きくて・・・




わたしの人より小さな心臓、そこには精一杯のプライドが重なっているから・・・




健吾さんなら片手だって、大丈夫・・・。





その瞬間を見逃さず、健吾さんの太い指が・・・




「・・・ハァッ、これで・・・全部・・・」



「うん・・・アァッ・・・」



わたしの誰にも許したことのないソコに、健吾さんの太い指が入った・・・。



「・・・たしかに、すげー狭い・・・」



「そんな・・・説明しないでよ・・・」



そう言うわたしに、健吾さんの瞳の中の熱が、また上昇した。



「ンンッッッ!!!」



わたしの小さな中には健吾さんの太い指が、でもそこは絶対に動かさず・・・
近くにあるソコだけをまた優しく小刻みに刺激してくる・・・




「ハァッ・・・分かる?そろそろ、だろ?」




わたしを見詰める健吾さんを見ながら、わたしの両足が自然と少し持ち上がってくる・・・
その足にはどんどん力が入っていく・・・




「健吾さ・・・っ」




わたしの小さなソコの中が、健吾さんの指は動いていないはずなのに、ヒクヒクと勝手に動いていく・・・




止められない自分の感覚に、怖くなり健吾さんをもっと強く抱き締める・・・




「和ちゃん・・・」




わたしを強く抱き締めながら、わたしの頭の上からわたしを呼ぶ・・・




「アァァッ・・・!!?」




健吾さんの太い指が、ゆっくり少しだけ、わたしの小さな中を揺さぶるように動く・・・




近くにあるソコにも刺激が続けられ・・・




なにかが、強いなにかが・・・




くる・・・




「ンッッッ─────────・・・」
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