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そんな会話をした数分後・・・
「お兄ちゃんに彼女出来てたの知らなかった!!
何で教えてくれなかったの!?」
海神ちゃんのお兄さん、オーシャンさんが来た。
でも1人で・・・。
海神ちゃんに顔はよく似ていて可愛い顔をしている。
だけど、オーシャンさんも凄いマッチョ・・・。
「海神は絶対に会いたいって言うからね。」
「それは言うでしょ。
“木葉君の妹”なんでしょ?
会ってみたいよ!!」
「・・・海神に好きになられたら怖いからね。」
オーシャンさんが深刻そうな顔でそう言っていて、弟さんは大笑いしている。
「俺は真坂に星神を会わせるのが怖かったけどな!!
星神、こいつが海神の兄貴!!」
弟さんに紹介してもらい、オーシャンさんとお互いに自己紹介をする。
とても穏やかで優しい雰囲気の人・・・。
「・・・大丈夫そうだな、星神の海は海神だしな!!
明はどうしたんだよ?」
「裏の公園で剛士君の子どもと遊んでるよ。
紅葉さんも一緒。」
オーシャンさんがそう言った時、玄関の扉が開いた。
「ただいま~!!」
大きな声とともに現れたのは・・・
男らしいキリッとした顔の男の人・・・。
その男の人が真顔で海神ちゃんとわたしの方を一瞬見たかと思ったら・・・
吹き出すように笑った。
「どんな女の子かと思ってたら、お前らが選ぶとそうなるのか!!
我が家に“明かり”とも違う光りが入るな!!」
そんなことを言いながら、“俺は雷。こいつらの兄貴。”と・・・。
血の繋がらないお兄さんのはずだけど、とても自然にそう言っていた。
「“秘書”、相談があるんだけど。」
弟さんが真剣な顔で雷さんを見た。
そしたら・・・
「“リーダー”!俺もある!!」
弟君まで何か相談があるらしく・・・。
“取締役先にいいよ”と言って・・・。
弟さんが雷さんにした相談は・・・
「俺のところ、子沢山になったら“秘書”協力してくれる?」
まさかの、そんな相談をして・・・。
わたしが驚いていると・・・
「俺も!!!俺もそれ聞こうとしてた!!!」
弟君がそんなことを言っている。
これには海神ちゃんと目を合わせてしまう。
というのも、わたしも海神ちゃんもお互いに相談しているのだけど・・・
弟さんも弟君も、最初の1回だけしかそういうことをしてくれていなくて・・・。
それなのにこんな相談を雷さんにしている・・・。
雷さんは海神ちゃんとわたしをチラッと見た。
「嫁さんの親の方に協力してもらえよ。」
「「もしかしたらそれでも大変なくらい子沢山になるかも。」」
2人の“弟”が綺麗に声を合わせてそう言った。
「俺は9人でも10人でも11人でも子育て出来るけどな。
でも・・・」
雷さんが言葉を切ってからお母さんの方を見た。
「母ちゃん、52だからまだいけるだろ!!
“取締役”のことも明のことも“弟”も、弟一・弟二・弟三の子育てを日中してたのは母ちゃんだしな!!
当時は金がなくて幼稚園にも保育園にも入れられなかったから、朝から夕方までは母ちゃんが子育てしてただろ!!」
「でも、私は“弟”と血も繋がってないし・・・。
本当の“おばあちゃん”なわけでもないから・・・。」
雷さんのお母さんがそう言いながら戸惑っている。
「あの・・・弟さんは、“別物”のかぞくだったけど“本物”になれたって言っていました。」
勇気を振り絞って発言すると、雷さんのお母さんは少し驚いた顔をしてから弟さんの方を見た。
「何で驚いてるんだよ!?
我が家はどう考えても“本物”だろ!!」
「それは本当にそう!!
“社長”と母ちゃん、子育ては一生分したって言ってたけど、もし大変になったら助けてね!!」
弟君まで加わりそう言った時・・・
「「「ただいま~!!!」」」
若い男の子達の元気な声が響いた。
それを聞いた雷さんが男さんと弟さんの方を見た。
「あいつら、すげーだろ?」
「「凄すぎる・・・。」」
あれから、男さんと弟さんの会社で大学生2人の“弟”は早々にバイトを始めた。
弟一君は前の会社を退職してから数日前から働き始めている。
そして・・・
「お前もこっちの会社に入ったんだろ?」
雷さんが弟君に聞いた。
弟君も数日前からうちの会社で働き始めている。
「向こうの会社から危険な案件を回されることが増えてきてる。」
男さんが苦笑いをしながら雷さんに言った。
「元々あの会社にいる時は“社長”と“取締役”のタッグでその案件をこなしてたんだろ?
だから“伝説のタッグ”だってゲイバーの“隠れ家”のママが言ってたぞ?」
「そうだけどね・・・弟達にあんまり危険なこともさせたくないからね。」
「こいつらの“父親”だからな!!」
雷さんがそう言って、弟君と3人の弟達を見た。
男さんが弟達を見詰めるその顔は、とても優しい顔で“愛している”という顔をしている。
「お兄ちゃんに彼女出来てたの知らなかった!!
何で教えてくれなかったの!?」
海神ちゃんのお兄さん、オーシャンさんが来た。
でも1人で・・・。
海神ちゃんに顔はよく似ていて可愛い顔をしている。
だけど、オーシャンさんも凄いマッチョ・・・。
「海神は絶対に会いたいって言うからね。」
「それは言うでしょ。
“木葉君の妹”なんでしょ?
会ってみたいよ!!」
「・・・海神に好きになられたら怖いからね。」
オーシャンさんが深刻そうな顔でそう言っていて、弟さんは大笑いしている。
「俺は真坂に星神を会わせるのが怖かったけどな!!
星神、こいつが海神の兄貴!!」
弟さんに紹介してもらい、オーシャンさんとお互いに自己紹介をする。
とても穏やかで優しい雰囲気の人・・・。
「・・・大丈夫そうだな、星神の海は海神だしな!!
明はどうしたんだよ?」
「裏の公園で剛士君の子どもと遊んでるよ。
紅葉さんも一緒。」
オーシャンさんがそう言った時、玄関の扉が開いた。
「ただいま~!!」
大きな声とともに現れたのは・・・
男らしいキリッとした顔の男の人・・・。
その男の人が真顔で海神ちゃんとわたしの方を一瞬見たかと思ったら・・・
吹き出すように笑った。
「どんな女の子かと思ってたら、お前らが選ぶとそうなるのか!!
我が家に“明かり”とも違う光りが入るな!!」
そんなことを言いながら、“俺は雷。こいつらの兄貴。”と・・・。
血の繋がらないお兄さんのはずだけど、とても自然にそう言っていた。
「“秘書”、相談があるんだけど。」
弟さんが真剣な顔で雷さんを見た。
そしたら・・・
「“リーダー”!俺もある!!」
弟君まで何か相談があるらしく・・・。
“取締役先にいいよ”と言って・・・。
弟さんが雷さんにした相談は・・・
「俺のところ、子沢山になったら“秘書”協力してくれる?」
まさかの、そんな相談をして・・・。
わたしが驚いていると・・・
「俺も!!!俺もそれ聞こうとしてた!!!」
弟君がそんなことを言っている。
これには海神ちゃんと目を合わせてしまう。
というのも、わたしも海神ちゃんもお互いに相談しているのだけど・・・
弟さんも弟君も、最初の1回だけしかそういうことをしてくれていなくて・・・。
それなのにこんな相談を雷さんにしている・・・。
雷さんは海神ちゃんとわたしをチラッと見た。
「嫁さんの親の方に協力してもらえよ。」
「「もしかしたらそれでも大変なくらい子沢山になるかも。」」
2人の“弟”が綺麗に声を合わせてそう言った。
「俺は9人でも10人でも11人でも子育て出来るけどな。
でも・・・」
雷さんが言葉を切ってからお母さんの方を見た。
「母ちゃん、52だからまだいけるだろ!!
“取締役”のことも明のことも“弟”も、弟一・弟二・弟三の子育てを日中してたのは母ちゃんだしな!!
当時は金がなくて幼稚園にも保育園にも入れられなかったから、朝から夕方までは母ちゃんが子育てしてただろ!!」
「でも、私は“弟”と血も繋がってないし・・・。
本当の“おばあちゃん”なわけでもないから・・・。」
雷さんのお母さんがそう言いながら戸惑っている。
「あの・・・弟さんは、“別物”のかぞくだったけど“本物”になれたって言っていました。」
勇気を振り絞って発言すると、雷さんのお母さんは少し驚いた顔をしてから弟さんの方を見た。
「何で驚いてるんだよ!?
我が家はどう考えても“本物”だろ!!」
「それは本当にそう!!
“社長”と母ちゃん、子育ては一生分したって言ってたけど、もし大変になったら助けてね!!」
弟君まで加わりそう言った時・・・
「「「ただいま~!!!」」」
若い男の子達の元気な声が響いた。
それを聞いた雷さんが男さんと弟さんの方を見た。
「あいつら、すげーだろ?」
「「凄すぎる・・・。」」
あれから、男さんと弟さんの会社で大学生2人の“弟”は早々にバイトを始めた。
弟一君は前の会社を退職してから数日前から働き始めている。
そして・・・
「お前もこっちの会社に入ったんだろ?」
雷さんが弟君に聞いた。
弟君も数日前からうちの会社で働き始めている。
「向こうの会社から危険な案件を回されることが増えてきてる。」
男さんが苦笑いをしながら雷さんに言った。
「元々あの会社にいる時は“社長”と“取締役”のタッグでその案件をこなしてたんだろ?
だから“伝説のタッグ”だってゲイバーの“隠れ家”のママが言ってたぞ?」
「そうだけどね・・・弟達にあんまり危険なこともさせたくないからね。」
「こいつらの“父親”だからな!!」
雷さんがそう言って、弟君と3人の弟達を見た。
男さんが弟達を見詰めるその顔は、とても優しい顔で“愛している”という顔をしている。
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