【R18・完】朝1番に福と富と寿を起こして(他サイトでのカットページも掲載しています)

Bu-cha

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「え・・・?」



驚きながら聞き返すと先生はもっと苦しそうに顔を歪ませた。



「すげー気持ち良くしてやるから。
今までのなんて全部一瞬で上書きさせてやるから。」



「上書き・・・?」



「他の男とのことなんて全部上書きする。」



“他の男”なんていたことがないのに。
今まで彼氏がいたことがないと昨日言ったのに、先生は覚えていないのかそんなことを言ってくる。



でも・・・



“先生”から“他の男”と言われて思い出してしまった。
“朝人”のことを思い出してしまった。



私に絶対にこんなことをしないような“朝人”のことを思い出し、泣きそうになるのを我慢しながら先生の胸をもう1度押した。



「上書きなんてしなくていいですから・・・。」



「・・・好きな男だった?」



「はい・・・。」



「お前やっぱりガキだな。
そこはちゃんとしてからに・・・」



先生が言葉を切ってから小さく笑った。
私のことを見下ろしながら、私のことをバカにしたような顔で見下ろした。



そして・・・



「俺と付き合って。」



先生が・・・



先生が、そんなことを私に言ってきて・・・。



昨日再会したばかりの先生が、5年前は私のことを全然そういう目で見ていなかった先生が、そんなことを言ってきて・・・。



「千寿子・・・やりたい・・・。
お前とこのままセックスしたい・・・。」



苦しそうに顔を歪めながらそう囁いてきて、その言葉を聞いて分かった。



先生は彼女としかエッチをしない人だから、私にそう言ってきたのだと。



私は料理を作る時に思ってしまった。



“先生から少しだけでも大人の女に見られたい”



そう思ってしまったから、先生は私のことを大人の女として見てしまったのかもしれない。
だってご飯を食べたら急にこうなった。



先生は毎日エッチをしていたというくらいの人なのに、今は彼女がいないそうだから。



「俺・・・俺、お前のことすげー好きだから。
今すぐ結婚したいくらいに好きだから。」



必死な顔でそんなことを言い繕ってくる先生。



「毎日お前の飯が食いたいくらい、お前のことがすげー好きだから。」



それを聞いて私は小さく笑った。



「先生は私が作るご飯が大好きですからね。」



先生が私のことを好きという気持ちは嘘ではない。
それは分かる、それは泣きたくなるくらいに分かる。



だからこそ・・・



「私はしたくない・・・。」



私が料理を作りながら思ってしまったこと。
それが先生の下半身にパワーをつけてしまったのだと分かる。



こんな流れのまま先生とエッチをしたくないと思った。
この場だけの性欲解消の為に付き合いエッチをするのではなく、ちゃんと私のことを好きになってからして欲しいと思った。



そう思って・・・



そう思ったから・・・



「泣くなよ・・・。」



我慢出来ずに泣いてしまった私に、先生はそう言ってきた。
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