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「えぇぇぇ!?」
「まあ実際に定期的に検査は必要だし、なんつーか・・・あの女のプライベートのことだし俺からペラペラ女みてーに話すのもアレだからもう言わねーけど。
あの女、この世に未練がない分やることえげつないからな。
若松の坊っちゃんのことだけが心配とか言ってたから、それでお前か。
あんな境遇だし構って欲しいからあんなことをやったのかと少しだけ同情もしてたのに、目的はお前だったか。」
朝人がそう言って今度は私のことを指差してきた。
「面倒な奴に目を付けられてんじゃねーよ。
お前の“好きな奴”って若松の坊っちゃんなのかと思ってたぞ!?」
「それを言うなら・・・朝人は佐伯さんのことが好きなのかと思ってた。
若い頃の和泉かおりが凄くタイプって言ってたし。」
「俺の母親繋がりで和泉かおりの若い頃に俺もジサマも何回か会ったことがあるからな、やっぱりすげーオーラあってすっっげー綺麗だった。
でもあのクソ女はねーだろ。
頭と気持ちの強さ以前に、俺ああいう裏表の激しい奴は男女問わず無理、俺自身が裏表激しすぎるからな。
それにあのクソ女からお前と若松の坊っちゃんの話を聞かされてからはあの女のことは思い出したくもない存在。」
「私が佐伯さんの胸を見たか聞いたらあんなに怒ってたのに・・・。」
「それはそうなるだろ、あの女の名演技はどこをどう見ても具合が悪かっただけじゃなく、あの女・・・」
朝人が言葉を切り、また少しだけ悩んだ。
「俺からは詳しくは言えねーけどあの女、女だしな。
こういう言い方は良くねーとは思うけど、女だからアレは可哀想だなとは思う。
・・・佐伯さんから話聞いたんじゃねーのかよ?」
「うん、朝人とエッチしまくってた話を聞いた。」
「・・・はあ~!!!?
何で彼女でもないあの女と俺がセックスすんだよ!?
いや、その前にお前のことが好きなのに他の女とセックスするとか意味不明なことを俺はしねーよ!!」
「うん、佐伯さんから昨日謝られた。
何か勘違いしてたんだって。
私と朝人のこと応援し始めてくれてたよ?」
「それもどうせ嘘だろ。
・・・いや、そうでもねーのかな。
だから若松の坊っちゃん・・・」
朝人が少しだけ考えた顔をして、それから小さく笑った。
「“佐伯ちゃんにこれから告白しに行こうと思う”とか俺に言ってきて。
お前は性欲解消の為だけに俺の飯を作って俺の下半身を使おうとしてきてて、あんなの終わりしねーとなと思ってたから、お前にとっては良かったと思ってた。
良かったと思おうとしてた・・・。」
そんなことを言って、私にグッと近付いてきた。
「まあ実際に定期的に検査は必要だし、なんつーか・・・あの女のプライベートのことだし俺からペラペラ女みてーに話すのもアレだからもう言わねーけど。
あの女、この世に未練がない分やることえげつないからな。
若松の坊っちゃんのことだけが心配とか言ってたから、それでお前か。
あんな境遇だし構って欲しいからあんなことをやったのかと少しだけ同情もしてたのに、目的はお前だったか。」
朝人がそう言って今度は私のことを指差してきた。
「面倒な奴に目を付けられてんじゃねーよ。
お前の“好きな奴”って若松の坊っちゃんなのかと思ってたぞ!?」
「それを言うなら・・・朝人は佐伯さんのことが好きなのかと思ってた。
若い頃の和泉かおりが凄くタイプって言ってたし。」
「俺の母親繋がりで和泉かおりの若い頃に俺もジサマも何回か会ったことがあるからな、やっぱりすげーオーラあってすっっげー綺麗だった。
でもあのクソ女はねーだろ。
頭と気持ちの強さ以前に、俺ああいう裏表の激しい奴は男女問わず無理、俺自身が裏表激しすぎるからな。
それにあのクソ女からお前と若松の坊っちゃんの話を聞かされてからはあの女のことは思い出したくもない存在。」
「私が佐伯さんの胸を見たか聞いたらあんなに怒ってたのに・・・。」
「それはそうなるだろ、あの女の名演技はどこをどう見ても具合が悪かっただけじゃなく、あの女・・・」
朝人が言葉を切り、また少しだけ悩んだ。
「俺からは詳しくは言えねーけどあの女、女だしな。
こういう言い方は良くねーとは思うけど、女だからアレは可哀想だなとは思う。
・・・佐伯さんから話聞いたんじゃねーのかよ?」
「うん、朝人とエッチしまくってた話を聞いた。」
「・・・はあ~!!!?
何で彼女でもないあの女と俺がセックスすんだよ!?
いや、その前にお前のことが好きなのに他の女とセックスするとか意味不明なことを俺はしねーよ!!」
「うん、佐伯さんから昨日謝られた。
何か勘違いしてたんだって。
私と朝人のこと応援し始めてくれてたよ?」
「それもどうせ嘘だろ。
・・・いや、そうでもねーのかな。
だから若松の坊っちゃん・・・」
朝人が少しだけ考えた顔をして、それから小さく笑った。
「“佐伯ちゃんにこれから告白しに行こうと思う”とか俺に言ってきて。
お前は性欲解消の為だけに俺の飯を作って俺の下半身を使おうとしてきてて、あんなの終わりしねーとなと思ってたから、お前にとっては良かったと思ってた。
良かったと思おうとしてた・・・。」
そんなことを言って、私にグッと近付いてきた。
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