【完】秋の夜長に見る恋の夢

Bu-cha

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「ねぇ!!さっきあんなに私に説教してたのに、自分どうしたの!?」



我が家に帰り、数時間後・・・



たった数時間なのに・・・



「洗面所の水は出しっぱなし!!
冷蔵庫の扉は開けっぱなし!!
寒いからリビングの扉もちゃんと閉めてよ!!
あと・・・トイレが終わった後は便座下げて!!
1人で生活してるわけじゃないんだから、ちゃんと次に使う人のことも考えなよ!!」



さっきの仕返しでも何でもなく、数時間でこの人のやらかし具合がありすぎて、これでこの人の部屋に突撃したのは3回目。



大きな大きな屋敷、来客用の部屋も沢山空いているのにこの人が使うことになったのは私の隣の部屋。



こんなに感情を剥き出しで怒ったのは初めてなくらい、この人には怒ってしまう。



そんな私にこの人は申し訳なさそうな顔をして・・・



「俺、考え事をしてるとそういうのが疎かになって。」



「疎かにしないで!!
生きていく中で最低限はやるようにしなよ!!
ご飯を作ったり掃除洗濯とは言わないから!!」



この人が我が家に来た理由が、24歳にもなって1人で生活出来ないからという理由だった。



お金の問題でも何でもなく、“生活が出来ないから”。
お寿司屋さんに行く途中で聞いた時は炊事洗濯が出来ないのかなと思っていて。
男の人だし実家で暮らしていたからそんなものかなと思っていたら・・・



何もそんなレベルの話ではなかった・・!!!



「どの口で私に説教してたの!?」



「俺の方がキミよりマシだとは思うけど・・・。」



「どこが!!!??
これは言わないつもりだったけど、さっきトイレ流れてなかったからね!!?
この数時間でやってるってことは、絶対に会社でやってるから!!!
嫌われるから本当に気を付けなって!!!」



私がそう怒鳴ると、この人は驚いた顔をしている。



「驚いてるのは私だからね!?
24歳でトイレ流せないとかヤバすぎるからね!!?」
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