【完】秋の夜長に見る恋の夢

Bu-cha

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「隼人、ありがとうね?」



屋敷の前まで送ってくれた隼人にお礼を伝える。
隼人はまた思い出したのか笑っていて。



「お前、少し鈍くなった?」



「そうかな?
あんまり眠れてなくて・・・モヤモヤしてるのは確かにあるかも。」



「でも相変わらず人を使うのは上手いな。
加賀のお嬢様だからな。」



「それ、良いの?」



「俺も上手いつもりではいるけど、小町のは産まれ持ったモノをお父さんが高級品にしたな。
これからの時代、女も男と一緒に戦わないといけないからそれでいい。」



隼人がそう言い終わった後、私の後ろに視線を移した。



「天才、今日は少し早い帰り?」



隼人が“天才”と呼ぶのは武蔵だけ・・・。



緊張しながら振り向くと・・・やっぱり、武蔵がいた。
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