【完】秋の夜長に見る恋の夢

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「小町の婚約者が決まった。」



夕方、社長室に呼ばれそう言われた。
その言葉に一気に緊張した。



そして、目を鋭く光らせ俺を見据える社長を俺も見詰め返す。



続く言葉を待っていたら・・・



待っていたら・・・



「お互いの部屋には出入りしないように。」



そう、言われた・・・。