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小町side.....
“その茶番、まだ続けるの?”
武蔵にそう言われてしまった。
討ち取られた・・・。
私の命は、終わった・・・。
終わってしまった・・・。
終わってしまった・・・。
泣きながら武蔵に背中を向け、スーツを手に持ちまた着ようとした。
シワだらけのスーツをまた着ようとした。
「また着るの?」
武蔵がそんなことを聞いてくる。
「見せられないよ、こんな裸・・・。
31歳にもなって衰えたこんな裸、もう見られたくないよ・・・。」
「衰えたって?どこが?
前よりも魅力的だったけど。」
「前って・・・拳君もいた時にバスタオル巻いてた時・・・?」
泣きながらそう聞き、後ろを向いて下着を着けていく。
「あれは少し驚いたよね、いくら弟とはいえ小町のあんな姿を見られて。」
「武蔵は全然何でもない顔してたじゃん。
そんなに慣れてたの?女の子の裸に。
そんなにそういうことしてるんだ?」
もう命が終わったので、これ以上は死ぬことは出来ないのでそう聞いた。
そしたら武蔵が・・・
武蔵が・・・
「俺は、好きでもない人とそういうことはしないって言ったよね?
小町以外の女の子とするわけないから。
小町だけとしかそういうことはしてないよ。」
と・・・。
そんな訳が分からないことを言ってきた・・・。
“その茶番、まだ続けるの?”
武蔵にそう言われてしまった。
討ち取られた・・・。
私の命は、終わった・・・。
終わってしまった・・・。
終わってしまった・・・。
泣きながら武蔵に背中を向け、スーツを手に持ちまた着ようとした。
シワだらけのスーツをまた着ようとした。
「また着るの?」
武蔵がそんなことを聞いてくる。
「見せられないよ、こんな裸・・・。
31歳にもなって衰えたこんな裸、もう見られたくないよ・・・。」
「衰えたって?どこが?
前よりも魅力的だったけど。」
「前って・・・拳君もいた時にバスタオル巻いてた時・・・?」
泣きながらそう聞き、後ろを向いて下着を着けていく。
「あれは少し驚いたよね、いくら弟とはいえ小町のあんな姿を見られて。」
「武蔵は全然何でもない顔してたじゃん。
そんなに慣れてたの?女の子の裸に。
そんなにそういうことしてるんだ?」
もう命が終わったので、これ以上は死ぬことは出来ないのでそう聞いた。
そしたら武蔵が・・・
武蔵が・・・
「俺は、好きでもない人とそういうことはしないって言ったよね?
小町以外の女の子とするわけないから。
小町だけとしかそういうことはしてないよ。」
と・・・。
そんな訳が分からないことを言ってきた・・・。
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