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「2人・・・息ぴったりだね・・・?」
女の子達が驚いた顔でそんなことを言ってきてしまった。
「約1ヶ月間、遅くまで2人で面接してるしね~!!」
そう微笑みながら誤魔化そうとしたけど・・・
「面接では特に息ぴったりじゃないけどね?
まだいまいちよく分かってないでしょ?」
矢田さんが急にそんなことを言ったので、これには反論したくなる。
「初めての採用活動で、1ヶ月でよく分かるようになるものなんですか?」
「俺は初めて面接した日でもよく分かったけどね。
目じゃなくて五感で見てって何度も言ってるよね?」
「よっぽどの人が来ない限り、私の五感では分からないと思いますけど。」
「・・・そう、それで良いから。
的場さんの五感で見て、興奮する人を面接で通せば良いよ。」
矢田さんがステーキを食べながらもそう言ってきた。
「俺の派遣元の社長を見た時、いくらか興奮してたでしょ?」
「しましたね・・・。
戦わずして勝てるような人で・・・。」
「そうだよね、でもあの人は加賀製薬では内定は出ない。
御社は戦える人でなければいけないから。
だから的場さんの五感で見て、対戦相手として興奮する人を面接で通せば良い。」
女の子達が驚いた顔でそんなことを言ってきてしまった。
「約1ヶ月間、遅くまで2人で面接してるしね~!!」
そう微笑みながら誤魔化そうとしたけど・・・
「面接では特に息ぴったりじゃないけどね?
まだいまいちよく分かってないでしょ?」
矢田さんが急にそんなことを言ったので、これには反論したくなる。
「初めての採用活動で、1ヶ月でよく分かるようになるものなんですか?」
「俺は初めて面接した日でもよく分かったけどね。
目じゃなくて五感で見てって何度も言ってるよね?」
「よっぽどの人が来ない限り、私の五感では分からないと思いますけど。」
「・・・そう、それで良いから。
的場さんの五感で見て、興奮する人を面接で通せば良いよ。」
矢田さんがステーキを食べながらもそう言ってきた。
「俺の派遣元の社長を見た時、いくらか興奮してたでしょ?」
「しましたね・・・。
戦わずして勝てるような人で・・・。」
「そうだよね、でもあの人は加賀製薬では内定は出ない。
御社は戦える人でなければいけないから。
だから的場さんの五感で見て、対戦相手として興奮する人を面接で通せば良い。」
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