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「ごめ~ん!私帰るね!!」
皆の席に戻って、バッグを持ちそう伝えた。
「どうしたの?
さっきまでステーキに喜んでたのに。」
女の子達が不思議そうな様子で聞いてきたので、大きく笑って見せた。
「前歯でステーキ噛んだら歯欠けた~!!」
「「「「えぇ!!?」」」」
皆が驚いた顔で私の顔を見ている。
それに大笑いしてしまった。
同期と一緒にいて楽しいと思ったことはほぼなかったけど、これは面白すぎる。
「私元々前歯欠けてたんだよね!!
前歯欠けたままだとステーキよりそっちの方が気になるから、今日は退場しま~す!!」
皆が驚きながらも頷いていて、それに大笑いしながら手を振った。
そしたら・・・
「じゃあ、俺も帰る。」
と、矢田さんが。
私のことなんて気付きもしないし忘れてもいる矢田さんがそう言った。
「矢田さんは残ってステーキを堪能して下さいよ。」
矢田さんの方を見ることなく財布からお札を取り出そうとしたら・・・
その前に矢田さんが万札を数枚テーブルの上に置いてしまった。
しかも、やけに多い枚数を・・・。
「俺歳上だし、あとは皆で楽しんで。」
そんなことを矢田さんが言うと、男子達の闘争心が・・・。
「派遣さんにこんなに出して貰うわけにはいかないので。」
矢田さんがテーブルに置いた万札を男子が手に持ち、矢田さんに返そうとしてくる。
それを矢田さんが見ながら・・・爽やかに笑った。
人事の仕事以外で初めて、こんなに爽やかに笑った。
そして・・・
名刺入れから名刺を1枚取り出し、お札が置いてあった所に名刺を置き・・・
「騙してたみたいで申し訳ない限りなんだけど・・・。
僕、キャリアステージOneTwoっていう会社で、人事部長代理をしている者です。
新卒の君達より遥かに稼いでるから、心配しないでね。」
そう言ったかと思ったら、私の右手を一瞬で掴み・・・
女の子達の驚いている声を背中に聞きながら2人で退場することになってしまった・・・。
皆の席に戻って、バッグを持ちそう伝えた。
「どうしたの?
さっきまでステーキに喜んでたのに。」
女の子達が不思議そうな様子で聞いてきたので、大きく笑って見せた。
「前歯でステーキ噛んだら歯欠けた~!!」
「「「「えぇ!!?」」」」
皆が驚いた顔で私の顔を見ている。
それに大笑いしてしまった。
同期と一緒にいて楽しいと思ったことはほぼなかったけど、これは面白すぎる。
「私元々前歯欠けてたんだよね!!
前歯欠けたままだとステーキよりそっちの方が気になるから、今日は退場しま~す!!」
皆が驚きながらも頷いていて、それに大笑いしながら手を振った。
そしたら・・・
「じゃあ、俺も帰る。」
と、矢田さんが。
私のことなんて気付きもしないし忘れてもいる矢田さんがそう言った。
「矢田さんは残ってステーキを堪能して下さいよ。」
矢田さんの方を見ることなく財布からお札を取り出そうとしたら・・・
その前に矢田さんが万札を数枚テーブルの上に置いてしまった。
しかも、やけに多い枚数を・・・。
「俺歳上だし、あとは皆で楽しんで。」
そんなことを矢田さんが言うと、男子達の闘争心が・・・。
「派遣さんにこんなに出して貰うわけにはいかないので。」
矢田さんがテーブルに置いた万札を男子が手に持ち、矢田さんに返そうとしてくる。
それを矢田さんが見ながら・・・爽やかに笑った。
人事の仕事以外で初めて、こんなに爽やかに笑った。
そして・・・
名刺入れから名刺を1枚取り出し、お札が置いてあった所に名刺を置き・・・
「騙してたみたいで申し訳ない限りなんだけど・・・。
僕、キャリアステージOneTwoっていう会社で、人事部長代理をしている者です。
新卒の君達より遥かに稼いでるから、心配しないでね。」
そう言ったかと思ったら、私の右手を一瞬で掴み・・・
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