240 / 395
17
17-3
しおりを挟む
俺達家族が去ったリビングからは、ばあさんのクスクスと笑う声だけが小さく聞こえてきた。
父さんが俺の背中を少し強めに叩き・・・
「“ゆきのうえ商店街”の幼馴染み達みたいな奴らを見付けろ、譲、元気。」
そんな無理難題を言ってきたのでそれには苦笑いをした。
「それは難しいだろ。
あいつらとは生まれた時から一緒だったんだぞ!?」
「それでも1人よりも2人の方が、2人よりも3人の方が、お互いを高め合って可能性を広げていける。
それが“ゆきのうえ商店街”のやり方だろ?」
「それはそうだけど・・・いや、でも無理だろ。
あいつらと同じくらいの奴をまた見付けるなんて上にいくより難しすぎるだろ。」
父さんにそう言った。
そうとしか思えなかったから、そう言った。
父さんが俺の背中を少し強めに叩き・・・
「“ゆきのうえ商店街”の幼馴染み達みたいな奴らを見付けろ、譲、元気。」
そんな無理難題を言ってきたのでそれには苦笑いをした。
「それは難しいだろ。
あいつらとは生まれた時から一緒だったんだぞ!?」
「それでも1人よりも2人の方が、2人よりも3人の方が、お互いを高め合って可能性を広げていける。
それが“ゆきのうえ商店街”のやり方だろ?」
「それはそうだけど・・・いや、でも無理だろ。
あいつらと同じくらいの奴をまた見付けるなんて上にいくより難しすぎるだろ。」
父さんにそう言った。
そうとしか思えなかったから、そう言った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
10
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる