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「すげーお客さんだな・・・。」
今では沢山のお客さんで溢れている“ゆきのうえ商店街”。
幅広い年齢層の沢山のお客さんが今日も“ゆきのうえ商店街”に集まっている。
「土日はいつもこのくらい集まってるよ?
駅前よりもお客さんが多いよね!」
私がそう言った時・・・
「ユズ!!お帰り!!」
と、お肉屋さんの方から大きな大きな声が聞こえてきた。
見てみるとオバサンが接客をしながら手を振っていて、オバサンの声に気付いたオジサンが慌てた様子でオバサンの隣まで出てきた。
そして増田君を見るなり涙を流し始め・・・
「お帰り、ユズ!!
今サトシにも連絡しておく!!」
ハンバーガー屋さんを開いたサトシ君のお父さんでもあるお肉屋さんのオジサンが泣きながらそう言ってくれた。
それからは一歩、歩く度に・・・
「ユズ!!!」
「お帰り、ユズ!!!」
と、商店街のオジサンやオバサンが泣きながら声を掛けてくれた。
それに増田君はキラキラと輝く笑顔で頷いていき、私は・・・
号泣している。
「私は増田君の涙担当だから~・・・」
「うん、俺の代わりにいっぱい泣いてね。」
私の言い訳に増田君が優しくそう言ってくれ、それに何度も頷いた。
今では沢山のお客さんで溢れている“ゆきのうえ商店街”。
幅広い年齢層の沢山のお客さんが今日も“ゆきのうえ商店街”に集まっている。
「土日はいつもこのくらい集まってるよ?
駅前よりもお客さんが多いよね!」
私がそう言った時・・・
「ユズ!!お帰り!!」
と、お肉屋さんの方から大きな大きな声が聞こえてきた。
見てみるとオバサンが接客をしながら手を振っていて、オバサンの声に気付いたオジサンが慌てた様子でオバサンの隣まで出てきた。
そして増田君を見るなり涙を流し始め・・・
「お帰り、ユズ!!
今サトシにも連絡しておく!!」
ハンバーガー屋さんを開いたサトシ君のお父さんでもあるお肉屋さんのオジサンが泣きながらそう言ってくれた。
それからは一歩、歩く度に・・・
「ユズ!!!」
「お帰り、ユズ!!!」
と、商店街のオジサンやオバサンが泣きながら声を掛けてくれた。
それに増田君はキラキラと輝く笑顔で頷いていき、私は・・・
号泣している。
「私は増田君の涙担当だから~・・・」
「うん、俺の代わりにいっぱい泣いてね。」
私の言い訳に増田君が優しくそう言ってくれ、それに何度も頷いた。
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