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夏生がなかなか出てこなくて、俺は冷静になるためにノートパソコンで仕事を始めた。
一気に冷静になれて安心した時・・・




夏生がリビングに勢いよく入ってきた。




「シュー!!!見て見て!!
似合わなくて面白すぎるんだけど!!!」




俺は、動けなくなった・・・。




夏生の、すごく綺麗で、すごくエッチな姿に・・・。




「凄いでしょ!?
ここまで似合わないと、もう笑えてくる!!」




そう言って大笑いしている夏生。
本人はそう思っているようだけど、実際はよく似合っている。




白の中でも夏生に似合う白を選んだから、肌の色によく馴染んでいる、
短い髪の毛から見える綺麗な長い首と鎖骨、
筋肉質だけどスラッと長い小麦色の腕、
膝下まであるナイトドレスからは、足首に掛けてキュッと細くなる足、
そして、他の肌より一段明るめの胸の谷間、
白のナイトドレスは胸の形がクッキリと浮かび上がり、その先は色まで少し透け、突き出している・・・。




頭がクラクラとしてくる。
夏生の姿から目が離せない。
そして、俺の下半身も一瞬で反応していくのが分かった。




こんなにエッチな格好で、俺が夏生をエッチな目で見ていることに気付かない夏生は、ワクワクウキウキ面白そうな顔で俺を見ている・・・




立ち上がり、ゆっくり夏生の前に立つ。





「食事・スキンケア含む身体作り、あとは髪型とか服装とかもあるけど・・・」





俺より少し目線の低い夏生を見詰め、ゆっくりと右手を動かし・・・





夏生の心臓のある所に、人差し指をソッとつけた。





ビクッッと、夏生の身体が震える。





その反応に、興奮してしまう気持ちが抑えられない・・・





「あとは、ココ・・・」




「え?」




「ココを、ちゃんと女の子にしてあげる。」





自分の感情を無理矢理押し込む。





俺は、今から、夏生を可愛い女の子にする・・・。
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