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「え・・・?」
あんなに“俺”を求めていた夏生が、驚いた顔で俺を見た・・・。
一気に、現実に引き戻される・・・。
泣きそうになるのをグッと堪え、夏生に笑い掛ける。
「ウソだよ・・・。」
そんな無理矢理な言葉で誤魔化す。
何度も、抱き締め合って、俺の男の部分に触れて、触れるだけのキスをして、
“お嫁さんに”と“大好き”と何度も言ってくれた・・・。
意味なんて全くなかった。
特別な何かではなかった。
そんなことは、もう分かっているのに、どうしても捨てきれない・・・
“もしかしたら・・・”という期待。
夏生の心底驚いた顔を見て、そんなものは何もないと改めて分かった。
「女の子になれるマッサージ、今日はこれで終わり!」
明るくそう言って、夏生に笑い掛ける。
夏生はモゾモゾと腰を動かし、キュッと太ももで俺の下半身を挟んだ。
「物足りない・・・?」
「え・・・?」
恥ずかしそうに、でも残念そうな顔の夏生に、ゆっくりと右手を・・・
夏生の胸に伸ばし・・・
「ンッッッ・・・!!??」
夏生の胸の突き出ている所を、下から上に弾いた。
今までで1番大きな可愛い声を漏らし、身体を大きく震わせた。
「可愛い・・・」
そんな、たまらなく可愛い夏生を目に焼き付ける。
「今日は、これで・・・終わり。」
夏生の太ももに両手を当て、俺の上から退くよう促す。
夏生の顔を見られない俺に、夏生は無言で上から退いた。
「じゃあ、俺お風呂入ってくるから。
おやすみ。」
それだけ言って、リビングから出た・・・。
あんなに“俺”を求めていた夏生が、驚いた顔で俺を見た・・・。
一気に、現実に引き戻される・・・。
泣きそうになるのをグッと堪え、夏生に笑い掛ける。
「ウソだよ・・・。」
そんな無理矢理な言葉で誤魔化す。
何度も、抱き締め合って、俺の男の部分に触れて、触れるだけのキスをして、
“お嫁さんに”と“大好き”と何度も言ってくれた・・・。
意味なんて全くなかった。
特別な何かではなかった。
そんなことは、もう分かっているのに、どうしても捨てきれない・・・
“もしかしたら・・・”という期待。
夏生の心底驚いた顔を見て、そんなものは何もないと改めて分かった。
「女の子になれるマッサージ、今日はこれで終わり!」
明るくそう言って、夏生に笑い掛ける。
夏生はモゾモゾと腰を動かし、キュッと太ももで俺の下半身を挟んだ。
「物足りない・・・?」
「え・・・?」
恥ずかしそうに、でも残念そうな顔の夏生に、ゆっくりと右手を・・・
夏生の胸に伸ばし・・・
「ンッッッ・・・!!??」
夏生の胸の突き出ている所を、下から上に弾いた。
今までで1番大きな可愛い声を漏らし、身体を大きく震わせた。
「可愛い・・・」
そんな、たまらなく可愛い夏生を目に焼き付ける。
「今日は、これで・・・終わり。」
夏生の太ももに両手を当て、俺の上から退くよう促す。
夏生の顔を見られない俺に、夏生は無言で上から退いた。
「じゃあ、俺お風呂入ってくるから。
おやすみ。」
それだけ言って、リビングから出た・・・。
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