【完】可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時(他サイトでのカットページも掲載済2023.8.19)

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一気に、現実に引き戻される。
その現実は、あまりに苦しい・・・。




「夏生、ごめん・・・。
嫌だよね・・・俺となんて・・・。」





泣きそうになるのをグッと我慢し、今にも泣きそうな夏生を見る。






その夏生が、ゆっくりと、両手をまた俺に伸ばす。





「シュー・・・、私は、シューとキスがしたい。」




「夏生・・・」




夏生の言葉に、俺は驚く。
でも、夏生は泣きそうになりながらも、俺に笑い掛ける。
あの、豪快な笑顔で。





俺の悩みも、不安も、葛藤も、全てを一瞬で吹き飛ばす、夏生の豪快な笑顔。





俺は、ゆっくりと、夏生に覆い被さる。




夏生が俺の身体に手を回し、抱き締めた・・・。





久しぶりに感じる夏生の身体に、随分と柔らかく、細くなったとよく分かった。
それでも、夏生の身体は熱くて、俺の身体を更に熱くしていく。





夏生・・・





夏生・・・





心の中で何度も夏生を呼びながら、






ゆっくり、





ゆっくり、






唇を重ねた。