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学校が終わり、校門に向かって歩いていると・・・また仁が校門の真ん中で仁王立ちをしている。



そして、校長先生とハイタッチをした後に抱き合った。
無視をしようとしていたのに、それには笑った。



「何してるの?」



「二葉!!お帰り!!!
やべーよ!!俺、テストの点数やばい!!!」



「0点?」



「そっちじゃねーから!!!
高得点出まくってる!!!」



「よかったじゃん。数学は?」



「一桁。
物理も平均点以下。」



「それ・・・大丈夫なの?」



「今日、髪の毛黒染めする!
担任に聞いたら、他が高得点だから進級の時に会議になって大丈夫だと思うって!
内申も含めた内容になるから、黒染めしろって!!
こういう所、やっぱ私立だよな~!
母ちゃんが言った通り、私立で良かった!!
底辺校だから試験も簡単らしいし、平均的も低いし、高得点出すと褒められるし!!」



余程嬉しいのか、久しぶりに喋りまくる。
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