99 / 206
4
4-23
しおりを挟む
そんなあり得ない話にもなり、そして・・・こっちでも・・・。
「内定、全部断ったの?」
私の部屋の中、仁が項垂れている。
2月・・・大学の試験も無事に終わっていたのに、内定をいくつももらっていた仁は、全て断ったと言ってきた。
「こんな方法で入っても、入った後に俺がバカだってすぐにバレる。」
「入る前に言えばいいじゃん。」
「そんなこと言ったら、内定なんて貰えるわけねーだろ。」
「でも、スキルの開示がないと、パーティーに入れるかの選択が出来ない。」
そう答えると、仁が顔を上げた。
「なんだよ、それ?」
「パーティーに入れるかの選択。
どんなスキルを持っているか分からないと、パーティーに入れるかの選択が出来ない。」
「パーティーって?」
「ゲームをクリアするためのメンバー。」
「・・・そのメンバーになるためには、スキルの開示をした方がいい?」
「持っているスキル、そのレベル・・・それがパーティーに必要か判断をするから。」
何かを考えている仁の前で、私はスマホを操作する。
そして、召還をした。
「内定、全部断ったの?」
私の部屋の中、仁が項垂れている。
2月・・・大学の試験も無事に終わっていたのに、内定をいくつももらっていた仁は、全て断ったと言ってきた。
「こんな方法で入っても、入った後に俺がバカだってすぐにバレる。」
「入る前に言えばいいじゃん。」
「そんなこと言ったら、内定なんて貰えるわけねーだろ。」
「でも、スキルの開示がないと、パーティーに入れるかの選択が出来ない。」
そう答えると、仁が顔を上げた。
「なんだよ、それ?」
「パーティーに入れるかの選択。
どんなスキルを持っているか分からないと、パーティーに入れるかの選択が出来ない。」
「パーティーって?」
「ゲームをクリアするためのメンバー。」
「・・・そのメンバーになるためには、スキルの開示をした方がいい?」
「持っているスキル、そのレベル・・・それがパーティーに必要か判断をするから。」
何かを考えている仁の前で、私はスマホを操作する。
そして、召還をした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
23
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる