【完】お兄ちゃんは私を甘く戴く

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「りーちゃん・・・っﾊｧｯ・・・ぁ・・・終わり・・・もう、終わり・・・っ」



お兄ちゃんがそう言いながら、私の頭や身体を退かそうとしてくる・・・。
でも・・・力が全然入っていない。



私は大大大好きなお兄ちゃんのそれを、舐めたり口に入れたりキスをしたり・・・。



愛おしくて愛おしくて・・・そんなことを繰り返してしまう。



「りーちゃん・・・っﾊｧｯ・・・りーちゃん・・・」



お兄ちゃんがうわ言のように私の名前を小さな声で繰り返し呼ぶ・・・。



それに嬉しくなっていたら・・・



「ごめんね・・・こんなお兄ちゃんで、ごめんね・・・。」



お兄ちゃんが謝りだした・・・。



そして・・・



「こんなこと・・・させて、ごめんね・・・。」



と・・・。



私からしているのに、お兄ちゃんが謝ってくる・・・。



私はお兄ちゃんのそれの先を舌先で舐めながら、お兄ちゃんの顔を見上げる。



お兄ちゃんは切ない顔で私のことを見下ろしていて・・・



「僕は、りーちゃんのことが大好きだよ・・・。
ごめんね・・・僕は、りーちゃんのことが大好きなんだ・・・。」



「私だって、お兄ちゃんのことが大好き・・・。」



「うん・・・。
でも、いつかきっと・・・後悔させてしまう・・・。
りーちゃんを守りたいのに・・・。
りーちゃんの幸せを、守りたいのに・・・。
僕が・・・僕が、りーちゃんを不幸にさせてしまうかもしれない・・・。」