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「すみません、すぐに終わりますので。」



私を会議室Ⅳに先に通すと、結城部長はすぐに扉の鍵を閉めた。



私は、結城部長から渡された白紙のA4用紙をギュッと握り締める。




「花崎さん・・・。」




結城部長が、虫1匹も殺せないような顔で、笑顔を貼り付けたように笑い掛ける。




そして・・・




「僕と、お付き合いしてもらえませんか?」




と・・・。
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