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そんなことをまた言ってきたかと思ったら・・・加瀬社長が俺から視線を移した。
俺の後ろに視線を移した。
その視線を追って、俺は振り返った。
そしたら・・・母ちゃんが、いた。
パジャマを着て・・・
髪の毛を下ろし・・・
メイクをしていない母ちゃんが・・・。
先月の3月に23歳になったばっかりの母ちゃんが・・・。
どう見ても、母ちゃんには見えなくて・・・。
母ちゃんの素顔は・・・
母ちゃんの素顔は・・・
“桃子”だった・・・。
そう思いながらも、どうするか考えていると・・・
「あんた・・・」
と・・・。
社長が小さく呟いた。
社長を見下ろすと・・・何故か、社長の目から涙が流れていて・・・。
社長はその涙を手で拭いながら笑った。
「泣きたくなるくらいに、可愛いね・・・。」
そう、笑い掛けた・・・。
“桃子”に、そう笑い掛けた・・・。
俺の後ろに視線を移した。
その視線を追って、俺は振り返った。
そしたら・・・母ちゃんが、いた。
パジャマを着て・・・
髪の毛を下ろし・・・
メイクをしていない母ちゃんが・・・。
先月の3月に23歳になったばっかりの母ちゃんが・・・。
どう見ても、母ちゃんには見えなくて・・・。
母ちゃんの素顔は・・・
母ちゃんの素顔は・・・
“桃子”だった・・・。
そう思いながらも、どうするか考えていると・・・
「あんた・・・」
と・・・。
社長が小さく呟いた。
社長を見下ろすと・・・何故か、社長の目から涙が流れていて・・・。
社長はその涙を手で拭いながら笑った。
「泣きたくなるくらいに、可愛いね・・・。」
そう、笑い掛けた・・・。
“桃子”に、そう笑い掛けた・・・。
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