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「僕に恋愛の相談か・・・。
的場さんは?それか、的場さんの彼氏とか・・・。」
豊が部屋着を着ながら俺に言ってきて、それには苦笑いになる。
「妙子に恋愛相談は1番ないだろ、あいつ人間じゃねーし。
それにあいつの彼氏が煩すぎて、もう2人でも会えねーし彼氏が一緒でも会えねーからな?
加賀製薬に戻るまで妙子に会えねーよ。」
少し寂しい気持ちになっていると、自分の胸に妙子がいることを思い出し・・・。
「気持ち悪・・・っ!!!
全然寂しいとかねーから!!!」
慌てて俺が言うと、豊は面白そうに笑った。
「僕のお姉ちゃんの旦那さんは・・・?」
「・・・あの人には、言いにくい。
俺が母親が好きとか、あの人大丈夫かよ・・・。
こんなに気持ち悪い奴と一緒に育ったとか、真理姉離婚されたりしねーか心配。」
「・・・それは、大丈夫じゃない?
むしろ、鮫島君に恋人が出来れば安心すると思うし・・・。」
「なんでだよ?」
「お義兄さん、鮫島君が真理姉を好きだって心配してるからね・・・。
昔は結構好きだったけど、桃子さんを好きになってからは真理姉に対して身内の感覚になってたのにね・・・。」
「・・・何で知ってるんだよ?」
「え・・・だって、見てたしね・・・。
ずっと一緒に暮らしてたから・・・。」
サラッとそんな言葉を言ってくれ、俺は笑いながら頷いた。
そして、男友達でもあり兄貴でもある豊に口を開いた。
「母ちゃんが昔から俺を男として好きとか、絶対嘘だろ!!!
全然口説き落とせねーーーー!!!!」
的場さんは?それか、的場さんの彼氏とか・・・。」
豊が部屋着を着ながら俺に言ってきて、それには苦笑いになる。
「妙子に恋愛相談は1番ないだろ、あいつ人間じゃねーし。
それにあいつの彼氏が煩すぎて、もう2人でも会えねーし彼氏が一緒でも会えねーからな?
加賀製薬に戻るまで妙子に会えねーよ。」
少し寂しい気持ちになっていると、自分の胸に妙子がいることを思い出し・・・。
「気持ち悪・・・っ!!!
全然寂しいとかねーから!!!」
慌てて俺が言うと、豊は面白そうに笑った。
「僕のお姉ちゃんの旦那さんは・・・?」
「・・・あの人には、言いにくい。
俺が母親が好きとか、あの人大丈夫かよ・・・。
こんなに気持ち悪い奴と一緒に育ったとか、真理姉離婚されたりしねーか心配。」
「・・・それは、大丈夫じゃない?
むしろ、鮫島君に恋人が出来れば安心すると思うし・・・。」
「なんでだよ?」
「お義兄さん、鮫島君が真理姉を好きだって心配してるからね・・・。
昔は結構好きだったけど、桃子さんを好きになってからは真理姉に対して身内の感覚になってたのにね・・・。」
「・・・何で知ってるんだよ?」
「え・・・だって、見てたしね・・・。
ずっと一緒に暮らしてたから・・・。」
サラッとそんな言葉を言ってくれ、俺は笑いながら頷いた。
そして、男友達でもあり兄貴でもある豊に口を開いた。
「母ちゃんが昔から俺を男として好きとか、絶対嘘だろ!!!
全然口説き落とせねーーーー!!!!」
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