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グチャグチャの汚いババアの顔のまま、少し先の会議室へと1人で向かう。
ファンデーションだけでも直したかったけれど、光一から“このままで板東社長と話してきて欲しい”と言われたから。
そして、板東社長がいる会議室へと近付いたら・・・。
内側から扉が開き、1人の女性が出て来た。
企画部のもう1人の課長、つい先月まで私の対戦相手であったそろそろ50歳になる三好課長が。
「お疲れ様です、三好課長。」
「黒住課長、おつか・・・どうしたの!!?
何かされた!?
誰かに何か・・・佐竹!?
佐竹に何かされたの!?」
三好さんが興奮しながら、めちゃくちゃ怒った顔で私に詰め寄ってきた。
そして、少しひんやりした両手で私の顔を自分の方に向けてくる。
「信じられない!!
女の子をこんな顔にするまで泣かすなんて!!
突然人事部なんかに異動されて・・!!
誰が黒住さんを異動させたのよ・・・!!」
おじいちゃんが社長の時までは、良い試合をしていた三好課長。
板東派の私のことは嫌いだったようだけど、それでも良い試合をしてくれていた。
それが、数年前に須崎社長と板東社長が社長に就任してから、私への当たりは驚く程厳しいものになった。
でも、それは板東派のおじさまとおばさま社員も同じだった。
戦っているのだと、私にはそう見えていた。
どちらか一方が、近い未来で本当の社長の座を勝ち取るのだと・・・。
多くのおじさまとおばさま社員達はそう考えていたように見えた・・・。
でも、今は・・・
「黒住さんを企画部に戻すよう、勝手に直談判に来ちゃってた・・・。
これで5敗0勝・・・。
黒住さんの異動は社長達の意向でもないって・・・。
松居会長か岩渕さんの意向なのかな・・・。
中学を卒業してから企画部1本で戦ってきたのに、黒住さん・・・。
ずっと、そうやって戦ってきたのに・・・。」
こういう戦いもしてくれる・・・。
この会社の・・・おじいちゃんの会社のおじさまとおばさま社員は、こういう人達だった。
こうやって、社外との闘争の時には力を合わせてきた。
ファンデーションだけでも直したかったけれど、光一から“このままで板東社長と話してきて欲しい”と言われたから。
そして、板東社長がいる会議室へと近付いたら・・・。
内側から扉が開き、1人の女性が出て来た。
企画部のもう1人の課長、つい先月まで私の対戦相手であったそろそろ50歳になる三好課長が。
「お疲れ様です、三好課長。」
「黒住課長、おつか・・・どうしたの!!?
何かされた!?
誰かに何か・・・佐竹!?
佐竹に何かされたの!?」
三好さんが興奮しながら、めちゃくちゃ怒った顔で私に詰め寄ってきた。
そして、少しひんやりした両手で私の顔を自分の方に向けてくる。
「信じられない!!
女の子をこんな顔にするまで泣かすなんて!!
突然人事部なんかに異動されて・・!!
誰が黒住さんを異動させたのよ・・・!!」
おじいちゃんが社長の時までは、良い試合をしていた三好課長。
板東派の私のことは嫌いだったようだけど、それでも良い試合をしてくれていた。
それが、数年前に須崎社長と板東社長が社長に就任してから、私への当たりは驚く程厳しいものになった。
でも、それは板東派のおじさまとおばさま社員も同じだった。
戦っているのだと、私にはそう見えていた。
どちらか一方が、近い未来で本当の社長の座を勝ち取るのだと・・・。
多くのおじさまとおばさま社員達はそう考えていたように見えた・・・。
でも、今は・・・
「黒住さんを企画部に戻すよう、勝手に直談判に来ちゃってた・・・。
これで5敗0勝・・・。
黒住さんの異動は社長達の意向でもないって・・・。
松居会長か岩渕さんの意向なのかな・・・。
中学を卒業してから企画部1本で戦ってきたのに、黒住さん・・・。
ずっと、そうやって戦ってきたのに・・・。」
こういう戦いもしてくれる・・・。
この会社の・・・おじいちゃんの会社のおじさまとおばさま社員は、こういう人達だった。
こうやって、社外との闘争の時には力を合わせてきた。
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