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第四章 異世界に素晴らしいものを広める
美形な料理人と食堂の師匠〜月からやってきた災いと料理人の実力〜
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月から突然現れた謎の人。
「だ…誰ですか?攻撃してきたのはあなたですか?」
思わず敬語になるユウ。
「そうだよ、ルル。我が名はルナ。
月の災いとも言うべきかな。次々と仲間たちが
倒されていくのは腹が立っていてね。
まさかご本人方にあえるとは光栄の極み。
直々にこの我が手を下せるのだから。ルルール。」
笑い方が独特なルナ。
「うさぎじゃないのね。そこはちょっと残念だけど、
笑い方はむかつくの。」
残念がるからの戦闘モードに入るルカ。
「そこは残念がるとこじゃないだろ。
飛べる系は俺、苦手なんだよな。
爆弾が届かない。」
爆弾重視の考え方なレン。
「わたくしは狙いさえ定められればなんとかなります。
しかし、動き、はやそうですね。」
狙いが定まらないマユミ。
「月は変化する、太陽の光あたり、移動しながら
人々に時を示す…ルル…なんと美しい我。」
ルナの周りが光に包まれる。
「えーいや、グレードフット!」
剣をとりあえずふってみるユウ。
「…ル。」
一瞬で消えるルナ。
「えっ?!」
戸惑うユウ。
「遅い…残念。」
蹴りとばすルナ。
「ぐぅあ…。」
地面に叩きつけられるユウ。
「ユウ!お前!んー…。」
ユウを呼んだ後、ルナの方を強く睨みつけて悔しくて、歯をむきだして怒るレン。
「気絶してる…ハイヒール!」
回復魔法をかけるルカ。
「弱いのが悪いではないですか、あんな単調な攻撃で
我に届くわけがない…ルル。」
背中をそらして、レンの方をみながら、
にやっと笑うルナ。
「ここですか…一発必中!」
すごい勢いで矢を射るマユミ。
「あっ…くっ…避けきれないとは…やりますね。」
肩に矢がささるルナ。
「私も活躍しなければ…素早さ勝負のチャーハン
です!」
そういって料理の体制に入るビミ。
フライパンが中華鍋に変化して、チャーハンの
ようなエフェクトが展開される。
「どうぞ、召し上がれ!」
細かい粒がルナの方に飛んでいく。
「はぁ!」
シールドを張るも一部は守りきれずにダメージが
入るルナ。
「うっ、ぐぬぬ。君は関係ないというのに…
邪魔をするつもりだね…ルル。」
ビミに文句を言うルナ。
「邪魔かい、私はゴブリンたちに楽しく料理して
ほしいだけの話さ。ルナがいたら安心できない
からね。」
かっこつけは変わらないが、目は真剣そのもの
だったビミ。
~ユウ起きる~
「キャラかぶってるのね…。」
(なんか全然相手にされてない…弱いのに興味ない
感じなのね。助かるけど。)
みて思うルカ。
「う…うぅ…あれ?寝てた?」
緊張のカケラもないユウ。
「ユウ!起きたー、緊張感持ってよ。
起きたばかりだけど、ほらめっちゃ戦ってる
でしょ。」
安堵しつつ、すぐにテンション高めに早口で
話すルカ。
「あっ、戦ってたね。あれ、背中めっちゃ骨折れてるぐらいには衝撃あった気がする。痛くないし、
動けるよ?なんで?」
冷静に聞くユウ。
「回復魔法をかけたからよ。現代医療だと、一瞬
で治らないけど、魔法は魔力さえあれば
時間短縮、回復威力をより大きく短くできるの。
改良とかで魔法研究みたいなのもあるのよ。
たぶん、ユウの生命力すごいから完治した
かもね。」
前のめりでキラキラで説明するルカ。
「う、うん。ありがとう。」
戸惑うように言うユウ。
「うーん、相手の方が高く飛べて、速い。
どうしよう。光、光速ー。」
光の速度にヒントを得たいユウ。
「あっ、思いついた!
ムーブ アト ライトスピード!」
そう唱えた瞬間にルナの前に現れて、
一撃喰らわせたユウ。
「ぐわぁ、見えなかった…ルル…覚醒ってやつか。
ルル…面白い。」
悔しそうだが、やりごたえありそうだと笑うルナ。
「よし、これなら!シャイニングソード!」
容赦なかったユウ。
「君は容赦ないよー!ルルー。」
星の煌めきのように消えていったルナ。
「消えたみたいだね…ユウ、強すぎないかい?」
引いてるビミ。
「あぁ…強いな。」
同じく引いているレン。
「わぁ、倒せたよー。怪我もルカが治してくれた。」
嬉しそうなユウ。
みんなのところにかけよる。
「ユウ、良かったぜ。ほんとに心配したんだからな。
無茶するな。最後のは強すぎたけどな…」
安心した表情でレンはユウにかけより、怒る。
最後の一言は少し呆れたように言う。
「当然よ、賢者だもの。」
誇らしげに言うルカ。
「すごかったですね、最後の攻撃。
目に見えませんでした。」
感心するマユミ。
「ありがとう、とりあえず帰ろう。」
嬉しそうに笑って宿に行こうとするユウ。
「ユウ、そのマントはなんだい?
戦いの前はつけていなかったよね。」
ビミが気になって聞く。
「おっ?マント?…本当だ!」
ユウ本人が一番驚いている。
「ひらひらするから気づいてんかと思った。
後で説明されんのかなと思ったら、本人が
一番驚いてんじゃねぇか。厄災を倒したからか?」
あえてスルーしてたレン。
「ステータスオープン!」
覚えたため、ノリノリで開くユウ。
「クオーレマント:なんか目立つようになる。」
なぜかシンプルな説明。
「ステータスクローズ…ほえ?目立つとは?
利点あるのかな?」
疑問なユウ。
「いいじゃない、勇者は目立ってなんぼよ。」
楽しそうなルカ。
「そうなの?ならいっか。」
特に気にしないユウ。
「あっさりだな、君は。私がほしいぐらいだが。
まぁ、ユウが選ばれたなら仕方ない。
このままでも私は十分目立つから…ね!」
カッコつけて言うビミ。
やれやれとレンは動作して、マユミは後ろから
優しく見守る。
~食堂~
「おい!ビミ!今までどこほっつき歩いてたんだ!
勝手に休みやがって!心配しただろうが!」
ビミを羽交い締めにしつつ、大声で言う
マンジャーレ。
「し、師匠…これには事情があるんです…よ。
痛い、痛い…」
苦しみながらもなんとか説明しようとするビミ。
「マンジャーレさん、ビミくんは良いことしたん
です!どこかでサボってたわけじゃありません。」
素直なユウの精一杯の止めだった。
「おっ…そんな純粋な目で訴えられちゃー。
仕方ねぇな。話は聞いてやる。」
ユウの純粋な目に勝てなかったマンジャーレ。
「ぷはぁ、げほげほ。た、助かった。
死ぬかと思ったよ…師匠話します。」
力の強さは凄まじかったようで、むせるも
なんとか立て直すビミ。
ビミは真剣に状況を話し、マンジャーレは
驚きながらも、途中で止めることなく聞いて
いる。
「おぅ、分かった。そして、時々いなく
なってた理由も同時にな。
もしかして俺が反対すると思って秘密して
やがったな。」
納得はいってない様子のマンジャーレ。
「それはその…敵対してる住民が多いのは知って
ましたから、隠してでもやらなければならな
かったんですよ。師匠。」
「おい、それに俺も入ってると決めつけたって
わけだな。」
「そ、それは…そのとおりです。」
「別に俺は魔物が全部敵だって思ってねぇよ。
危害を加えてくる奴らが気にくわねぇだけで。
ちゃんと話してくれりゃー、分かったのによ。
反対しねぇよ、弟子であるお前を信じてん
だから。」
くしゃくしゃとビミの髪の毛を大きな手で
さすりながら、笑顔で言うマンジャーレ。
「じゃあ、怒ってる理由はなんですか?」
怒ってることは察して、自分で考えれば良い
のに聞いてしまうビミ。
「おぅ、いい度胸してんなぁ。
それは自分で考えればわかんじゃねぇかなぁ。
秘密してたことと、サボってたことに
決まってんじゃねえか。
これから食材運びは朝だけでなく昼も追加な。」
笑顔が怖くなるマンジャーレ。
「あっ…はい。すみません。」
もうそれ以上のことは言えなかったビミ。
四人は微笑ましそうに見守っていた。
「良かったね、ビミ。許してもらえて。」
状況をよく分かってないユウ。
「そうだね、許してはもらえて良かったよ。
しかし、その分やる事も増えてしまったけどね。」
心で泣くしかなく、表では爽やかに笑うビミ。
「うんうん、良かったな、ビミ。
増えたのは自業自得だろ。頑張れ。」
応援はするレン。
「そうね、良かったわね。増えたのは関係ない
けどね。」
もはや関係ないときっぱりした態度を示すルカ。
「うふふ、修行頑張ってくださいね。
きっとできないでしょうけど。」
煽るマユミ。
「そうか、最後まで君は私を煽るんだね。
面白い、やりきって見せようではないか。」
対抗するビミ。
「わぁ、おかしいな。良い方向で終わるはず
だったんだけどな。マユミ、最後の最後で
そんなこと言わなくても良いじゃないかな。」
しょんぼりするユウ。
「申し訳ありません、そうせざるおえなくて。
気持ちが先走りましたね。」
楽しそうなマユミ。
「反省の色はなさそうだけど、まぁ良い。
ユウに免じてここまでにしておこう。
本当にありがとう、みんな。
私はここで立派な料理人になってるさ。
もう一度会う頃にはね!」
カッコつけて決めるビミ。
その後、ユウたちは一泊して、ビミのいる街を
離れた。
「だ…誰ですか?攻撃してきたのはあなたですか?」
思わず敬語になるユウ。
「そうだよ、ルル。我が名はルナ。
月の災いとも言うべきかな。次々と仲間たちが
倒されていくのは腹が立っていてね。
まさかご本人方にあえるとは光栄の極み。
直々にこの我が手を下せるのだから。ルルール。」
笑い方が独特なルナ。
「うさぎじゃないのね。そこはちょっと残念だけど、
笑い方はむかつくの。」
残念がるからの戦闘モードに入るルカ。
「そこは残念がるとこじゃないだろ。
飛べる系は俺、苦手なんだよな。
爆弾が届かない。」
爆弾重視の考え方なレン。
「わたくしは狙いさえ定められればなんとかなります。
しかし、動き、はやそうですね。」
狙いが定まらないマユミ。
「月は変化する、太陽の光あたり、移動しながら
人々に時を示す…ルル…なんと美しい我。」
ルナの周りが光に包まれる。
「えーいや、グレードフット!」
剣をとりあえずふってみるユウ。
「…ル。」
一瞬で消えるルナ。
「えっ?!」
戸惑うユウ。
「遅い…残念。」
蹴りとばすルナ。
「ぐぅあ…。」
地面に叩きつけられるユウ。
「ユウ!お前!んー…。」
ユウを呼んだ後、ルナの方を強く睨みつけて悔しくて、歯をむきだして怒るレン。
「気絶してる…ハイヒール!」
回復魔法をかけるルカ。
「弱いのが悪いではないですか、あんな単調な攻撃で
我に届くわけがない…ルル。」
背中をそらして、レンの方をみながら、
にやっと笑うルナ。
「ここですか…一発必中!」
すごい勢いで矢を射るマユミ。
「あっ…くっ…避けきれないとは…やりますね。」
肩に矢がささるルナ。
「私も活躍しなければ…素早さ勝負のチャーハン
です!」
そういって料理の体制に入るビミ。
フライパンが中華鍋に変化して、チャーハンの
ようなエフェクトが展開される。
「どうぞ、召し上がれ!」
細かい粒がルナの方に飛んでいく。
「はぁ!」
シールドを張るも一部は守りきれずにダメージが
入るルナ。
「うっ、ぐぬぬ。君は関係ないというのに…
邪魔をするつもりだね…ルル。」
ビミに文句を言うルナ。
「邪魔かい、私はゴブリンたちに楽しく料理して
ほしいだけの話さ。ルナがいたら安心できない
からね。」
かっこつけは変わらないが、目は真剣そのもの
だったビミ。
~ユウ起きる~
「キャラかぶってるのね…。」
(なんか全然相手にされてない…弱いのに興味ない
感じなのね。助かるけど。)
みて思うルカ。
「う…うぅ…あれ?寝てた?」
緊張のカケラもないユウ。
「ユウ!起きたー、緊張感持ってよ。
起きたばかりだけど、ほらめっちゃ戦ってる
でしょ。」
安堵しつつ、すぐにテンション高めに早口で
話すルカ。
「あっ、戦ってたね。あれ、背中めっちゃ骨折れてるぐらいには衝撃あった気がする。痛くないし、
動けるよ?なんで?」
冷静に聞くユウ。
「回復魔法をかけたからよ。現代医療だと、一瞬
で治らないけど、魔法は魔力さえあれば
時間短縮、回復威力をより大きく短くできるの。
改良とかで魔法研究みたいなのもあるのよ。
たぶん、ユウの生命力すごいから完治した
かもね。」
前のめりでキラキラで説明するルカ。
「う、うん。ありがとう。」
戸惑うように言うユウ。
「うーん、相手の方が高く飛べて、速い。
どうしよう。光、光速ー。」
光の速度にヒントを得たいユウ。
「あっ、思いついた!
ムーブ アト ライトスピード!」
そう唱えた瞬間にルナの前に現れて、
一撃喰らわせたユウ。
「ぐわぁ、見えなかった…ルル…覚醒ってやつか。
ルル…面白い。」
悔しそうだが、やりごたえありそうだと笑うルナ。
「よし、これなら!シャイニングソード!」
容赦なかったユウ。
「君は容赦ないよー!ルルー。」
星の煌めきのように消えていったルナ。
「消えたみたいだね…ユウ、強すぎないかい?」
引いてるビミ。
「あぁ…強いな。」
同じく引いているレン。
「わぁ、倒せたよー。怪我もルカが治してくれた。」
嬉しそうなユウ。
みんなのところにかけよる。
「ユウ、良かったぜ。ほんとに心配したんだからな。
無茶するな。最後のは強すぎたけどな…」
安心した表情でレンはユウにかけより、怒る。
最後の一言は少し呆れたように言う。
「当然よ、賢者だもの。」
誇らしげに言うルカ。
「すごかったですね、最後の攻撃。
目に見えませんでした。」
感心するマユミ。
「ありがとう、とりあえず帰ろう。」
嬉しそうに笑って宿に行こうとするユウ。
「ユウ、そのマントはなんだい?
戦いの前はつけていなかったよね。」
ビミが気になって聞く。
「おっ?マント?…本当だ!」
ユウ本人が一番驚いている。
「ひらひらするから気づいてんかと思った。
後で説明されんのかなと思ったら、本人が
一番驚いてんじゃねぇか。厄災を倒したからか?」
あえてスルーしてたレン。
「ステータスオープン!」
覚えたため、ノリノリで開くユウ。
「クオーレマント:なんか目立つようになる。」
なぜかシンプルな説明。
「ステータスクローズ…ほえ?目立つとは?
利点あるのかな?」
疑問なユウ。
「いいじゃない、勇者は目立ってなんぼよ。」
楽しそうなルカ。
「そうなの?ならいっか。」
特に気にしないユウ。
「あっさりだな、君は。私がほしいぐらいだが。
まぁ、ユウが選ばれたなら仕方ない。
このままでも私は十分目立つから…ね!」
カッコつけて言うビミ。
やれやれとレンは動作して、マユミは後ろから
優しく見守る。
~食堂~
「おい!ビミ!今までどこほっつき歩いてたんだ!
勝手に休みやがって!心配しただろうが!」
ビミを羽交い締めにしつつ、大声で言う
マンジャーレ。
「し、師匠…これには事情があるんです…よ。
痛い、痛い…」
苦しみながらもなんとか説明しようとするビミ。
「マンジャーレさん、ビミくんは良いことしたん
です!どこかでサボってたわけじゃありません。」
素直なユウの精一杯の止めだった。
「おっ…そんな純粋な目で訴えられちゃー。
仕方ねぇな。話は聞いてやる。」
ユウの純粋な目に勝てなかったマンジャーレ。
「ぷはぁ、げほげほ。た、助かった。
死ぬかと思ったよ…師匠話します。」
力の強さは凄まじかったようで、むせるも
なんとか立て直すビミ。
ビミは真剣に状況を話し、マンジャーレは
驚きながらも、途中で止めることなく聞いて
いる。
「おぅ、分かった。そして、時々いなく
なってた理由も同時にな。
もしかして俺が反対すると思って秘密して
やがったな。」
納得はいってない様子のマンジャーレ。
「それはその…敵対してる住民が多いのは知って
ましたから、隠してでもやらなければならな
かったんですよ。師匠。」
「おい、それに俺も入ってると決めつけたって
わけだな。」
「そ、それは…そのとおりです。」
「別に俺は魔物が全部敵だって思ってねぇよ。
危害を加えてくる奴らが気にくわねぇだけで。
ちゃんと話してくれりゃー、分かったのによ。
反対しねぇよ、弟子であるお前を信じてん
だから。」
くしゃくしゃとビミの髪の毛を大きな手で
さすりながら、笑顔で言うマンジャーレ。
「じゃあ、怒ってる理由はなんですか?」
怒ってることは察して、自分で考えれば良い
のに聞いてしまうビミ。
「おぅ、いい度胸してんなぁ。
それは自分で考えればわかんじゃねぇかなぁ。
秘密してたことと、サボってたことに
決まってんじゃねえか。
これから食材運びは朝だけでなく昼も追加な。」
笑顔が怖くなるマンジャーレ。
「あっ…はい。すみません。」
もうそれ以上のことは言えなかったビミ。
四人は微笑ましそうに見守っていた。
「良かったね、ビミ。許してもらえて。」
状況をよく分かってないユウ。
「そうだね、許してはもらえて良かったよ。
しかし、その分やる事も増えてしまったけどね。」
心で泣くしかなく、表では爽やかに笑うビミ。
「うんうん、良かったな、ビミ。
増えたのは自業自得だろ。頑張れ。」
応援はするレン。
「そうね、良かったわね。増えたのは関係ない
けどね。」
もはや関係ないときっぱりした態度を示すルカ。
「うふふ、修行頑張ってくださいね。
きっとできないでしょうけど。」
煽るマユミ。
「そうか、最後まで君は私を煽るんだね。
面白い、やりきって見せようではないか。」
対抗するビミ。
「わぁ、おかしいな。良い方向で終わるはず
だったんだけどな。マユミ、最後の最後で
そんなこと言わなくても良いじゃないかな。」
しょんぼりするユウ。
「申し訳ありません、そうせざるおえなくて。
気持ちが先走りましたね。」
楽しそうなマユミ。
「反省の色はなさそうだけど、まぁ良い。
ユウに免じてここまでにしておこう。
本当にありがとう、みんな。
私はここで立派な料理人になってるさ。
もう一度会う頃にはね!」
カッコつけて決めるビミ。
その後、ユウたちは一泊して、ビミのいる街を
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