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第四章 異世界に素晴らしいものを広める
美形な料理人と食堂の師匠〜ゴブリン退治となぜ?そこに料理人〜
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洞窟の前まで来た勇者一行。
「うん?先が見えないよ?ずいぶん深いところ
なんだね。酸素あるかな?」
バカなことを言うユウ。
「なきゃ、みんな戻ってこれないでしょ。」
苦笑するルカ。
「所々で酸素が入り込める穴でも、あるんだろうよ。
もしくは特殊な何かがあるかだ。異世界だしな。」
理系な考えのレン。
「そうですね、自然ですものね。」
共感するマユミ。
~ゴブリンが住む洞窟~
先に進んで行くと、ゴブリンたちがうじゃうじゃ
いた。
基本はレンの爆弾で倒せるほどなので、それで
対処しつつ、こぼれたのを倒していく。
「うん?良いにおいする?あっちの脇道から!」
指差すユウ。
「はっ?たしかにな。けっこう本格的だな。」
一瞬信じられなかったが、においがして感想を言う
レン。
「行ってみましょう、美味しそう~。」
じゅるりとするルカ。
「それほど、お腹空いていたんですか、ルカ。」
驚いているマユミ。
そこには驚きの光景が広がっていた。
ゴブリンたちが料理を作ってるのである。
しかも、ビミが指揮をとっている。
「ビミ!?なんでここにいるの?師匠のもとで
店の手伝いしてるんじゃなかったの?」
目を丸くするルカ。
「ビミだー、ゴブリンたちになんで料理を教えてる
んだ?」
ビミがそこにいるよりもゴブリンたちに料理を
教えている理由が気になったユウ。
「ユウ、さっきまでゴブリンを容赦なく倒してたん
だがな…ビミがいる理由が知りたい。」
ユウの反応に戸惑いつつ、冷静に聞くレン。
「日本料理ですね、すべて。」
見渡すマユミ。
「ゴブ?なんで冒険者がいるゴブ。守りはどうした
ゴブ?」
コック帽をかぶったリーダーらしきゴブリンが
言う。
「君たちはなぜここに?私はただ、料理に興味が
あるコックに教えているだけだよ。」
驚いた様子を見せるも、かっこつけて言うビミ。
「ゴブリン退治の依頼で来たんだ。
守りだったんだ。ここを守るための。
それにしても美味しそう。」
よだれがでているユウ。
「退治しにきたゴブ!?」
慌てふためくコック。
「落ち着いて、コック。敵意はないから説明
すればわかってくれるはずだよ。」
冷静なビミ。
「そうだ、普通のゴブリンを倒しに来ただけで、
ここの存在は誰も知らない。
だから、別に倒す義務はないんだ。」
ビミの言葉からヒントを得て、説明するレン。
「そうね、特殊な魔物みたいな感じね。
別に敵意ない魔物を倒しにいくような非道な
ことはしないの。」
敵意はないルカ。
「美味しいですね。」
なぜか、丁寧におもてなしされているマユミ。
「マユミ!?なんでもう食べてるの?
僕も食べたい。食べさせてください。」
ゴブリンたちに丁寧に頼むユウ。
「もちろんゴブ~、こちらにどうぞゴブ。」
マユミの隣の席に案内するゴブリン。
「ちょっと私も食べるの。食べさせて欲しいです。」
マユミの隣に座ったユウになぜか危機感を覚えて、
そして普通に美味しそうなためお願いするルカ。
「どうぞゴブ。」
ユウの隣に案内するゴブリン。
「レン、君はいいのかな?美味しそうに召し上がって
いただいているよ。仲間たちがね。」
にまーと笑いながら言うビミ。
「はぁ、性格悪いな。食べたくなってるに決まって
るだろ。お願いします。」
ため息をつきつつ、素直にゴブリンに言うレン。
「揃ったゴブ。どうぞゴブ。」
嬉しそうに案内するゴブリン。
「ふん…。」
(いい…やはり人々が美味しそうに食事している
姿は良い。父もそうだったな。師匠も…。)
満足そうに眺めるビミ。
「ビミ、美味しいよ。ビミはいつも料理に対して
真剣で本気ですごく楽しそうだよね。
僕もサッカーやってる時同じ感じだよ。」
笑顔で言うユウ。
「う、まぁ、当たり前さ。料理は私の人生だからね。」
(なんだこの高揚感は…)
戸惑うが、かっこつけるビミ。
「ビミは素直でないですね。嬉しいなら嬉しいと
おっしゃれば良いのに。」
小馬鹿にしたように言うマユミ。
「うう…マユミは私を怒らせるのが好きなのかな?
挑発には乗らないよ。」
眉がピクピクしながら言うビミ。
「まぁまぁ、マユミ、ビミ。
そのゴブリンたちはいつからここで料理を?
何か事情があるの?」
一触触発しそうな二人を止めつつ、質問する
ルカ。
「ゴブ…森でひっそり料理を楽しんでいたゴブ。
ある魔物使いから料理の楽しさを教えてもらって
ゴブ…でも、その森が一晩で消えたゴブ。
月から現れた謎の紳士によって…ゴブ。」
コックは事情を淡々と説明し、悲しげにする。
「森が消える?!超常現象?宇宙人みたいな?」
ユウが珍しく反応する。
「ユウ、宇宙人とかのニュースは好きだったな。
まぁ、深くまで調べるとかはないがな。」
補足するレン。
「すごく大きな力でどこかに飛ばされたという感じ
でしょうか?ワープのような。
それともブラックホールのように吸い込んでる
のでしょうか?」
冷静に考えるマユミ。
「それは分からないゴブ。生きてるものすべて消して
いる感じだったゴブ。魔物使いはそれに巻き
こまれて…ゴブたちは魔法で外に避難できたゴブ。」
泣きながら言うコック。
「それは災難だったね。私も初めて聞いた。」
なぐさめるビミ。
「料理の師匠を消してしまうとは、許せないね。
場所はどこだい?」
真剣な顔になるビミ。
「僕も協力するよ、なんか強そうな感じするから。」
勘がさえるユウ。
「本当かゴブ、ありがとうゴブ。
満月の夜に来たゴブ。森の場所に案内ぐらいしか
あとはできないゴブ。」
情報はあまり持っていないコック。
感動している。
周りのゴブリンたちも歓喜している。
「仕方ない…私も協力するわ。乗りかかった船よ。」
やる気になるルカ。
「あーあ、なんかまたユウのおせっかい発動か。
まぁ、やるしかないな。」
なんだかんだやる気になるレン。
「では、夜に決行としようか。」
仕切るビミ。
~ゴブリンの住んでいた森だった草原~
「ここが森だったところゴブ。ゴブたちは
みつかるとまずいから戻るゴブ。」
案内したあと、すぐに走っていくコック。
「ありがとう、コック。それにしてもここが森
であったことが信じられないほどにたいらだな。
低い草は生えているけれどね。」
見渡していうビミ。
「うん、すごく綺麗に月がみえるね。
なんか運良く満月だし。」
わぁと空を見上げるユウ。
「運良くか?まぁ、敵が来る可能性が高いのは
ありがたいが。本当に雲ひとつないな。」
運良いことに疑問はもつものの、景色に圧倒される
レン。
「ビミ、かっこつけてるのは良いんだけど、
そのフライパンは何?」
気になってしょうがないルカ。
「これかな。この世界に来た時から所持している
ものさ。料理だけではなく、武器にもなるから
ね。」
広角を上げて微笑みながら言うビミ。
「あら、そうなのですね。」
ぷぷぷと口を押さえて笑うマユミ。
「何がおかしいのかな?マユミ?」
眉をピクピクさせながら、またもやケンカになり
そうな勢いのビミ。
「まぁまぁ、ケンカはしないで。」
ユウが止めに入る。
話していると月が急に格段に明るく輝き出した。
「えっ?これはやばいのでは?みんなここから
離れて!」
ユウが叫ぶ。
「…ホールシールド!テン」
十重に結界をはるルカ。
結界はすべて破れるほどの威力の光だが、
なんとかダメージは防げた。
「おや、ぎりぎりでダメージは与えられなかった
ようですね。ルルルー。面白い。」
月からゆっくり降りてくる。
暗い青紫を基調とした燕尾服に満月のような
留め具のネクタイをした中性的な顔立ちの人が
現れた。
「うん?先が見えないよ?ずいぶん深いところ
なんだね。酸素あるかな?」
バカなことを言うユウ。
「なきゃ、みんな戻ってこれないでしょ。」
苦笑するルカ。
「所々で酸素が入り込める穴でも、あるんだろうよ。
もしくは特殊な何かがあるかだ。異世界だしな。」
理系な考えのレン。
「そうですね、自然ですものね。」
共感するマユミ。
~ゴブリンが住む洞窟~
先に進んで行くと、ゴブリンたちがうじゃうじゃ
いた。
基本はレンの爆弾で倒せるほどなので、それで
対処しつつ、こぼれたのを倒していく。
「うん?良いにおいする?あっちの脇道から!」
指差すユウ。
「はっ?たしかにな。けっこう本格的だな。」
一瞬信じられなかったが、においがして感想を言う
レン。
「行ってみましょう、美味しそう~。」
じゅるりとするルカ。
「それほど、お腹空いていたんですか、ルカ。」
驚いているマユミ。
そこには驚きの光景が広がっていた。
ゴブリンたちが料理を作ってるのである。
しかも、ビミが指揮をとっている。
「ビミ!?なんでここにいるの?師匠のもとで
店の手伝いしてるんじゃなかったの?」
目を丸くするルカ。
「ビミだー、ゴブリンたちになんで料理を教えてる
んだ?」
ビミがそこにいるよりもゴブリンたちに料理を
教えている理由が気になったユウ。
「ユウ、さっきまでゴブリンを容赦なく倒してたん
だがな…ビミがいる理由が知りたい。」
ユウの反応に戸惑いつつ、冷静に聞くレン。
「日本料理ですね、すべて。」
見渡すマユミ。
「ゴブ?なんで冒険者がいるゴブ。守りはどうした
ゴブ?」
コック帽をかぶったリーダーらしきゴブリンが
言う。
「君たちはなぜここに?私はただ、料理に興味が
あるコックに教えているだけだよ。」
驚いた様子を見せるも、かっこつけて言うビミ。
「ゴブリン退治の依頼で来たんだ。
守りだったんだ。ここを守るための。
それにしても美味しそう。」
よだれがでているユウ。
「退治しにきたゴブ!?」
慌てふためくコック。
「落ち着いて、コック。敵意はないから説明
すればわかってくれるはずだよ。」
冷静なビミ。
「そうだ、普通のゴブリンを倒しに来ただけで、
ここの存在は誰も知らない。
だから、別に倒す義務はないんだ。」
ビミの言葉からヒントを得て、説明するレン。
「そうね、特殊な魔物みたいな感じね。
別に敵意ない魔物を倒しにいくような非道な
ことはしないの。」
敵意はないルカ。
「美味しいですね。」
なぜか、丁寧におもてなしされているマユミ。
「マユミ!?なんでもう食べてるの?
僕も食べたい。食べさせてください。」
ゴブリンたちに丁寧に頼むユウ。
「もちろんゴブ~、こちらにどうぞゴブ。」
マユミの隣の席に案内するゴブリン。
「ちょっと私も食べるの。食べさせて欲しいです。」
マユミの隣に座ったユウになぜか危機感を覚えて、
そして普通に美味しそうなためお願いするルカ。
「どうぞゴブ。」
ユウの隣に案内するゴブリン。
「レン、君はいいのかな?美味しそうに召し上がって
いただいているよ。仲間たちがね。」
にまーと笑いながら言うビミ。
「はぁ、性格悪いな。食べたくなってるに決まって
るだろ。お願いします。」
ため息をつきつつ、素直にゴブリンに言うレン。
「揃ったゴブ。どうぞゴブ。」
嬉しそうに案内するゴブリン。
「ふん…。」
(いい…やはり人々が美味しそうに食事している
姿は良い。父もそうだったな。師匠も…。)
満足そうに眺めるビミ。
「ビミ、美味しいよ。ビミはいつも料理に対して
真剣で本気ですごく楽しそうだよね。
僕もサッカーやってる時同じ感じだよ。」
笑顔で言うユウ。
「う、まぁ、当たり前さ。料理は私の人生だからね。」
(なんだこの高揚感は…)
戸惑うが、かっこつけるビミ。
「ビミは素直でないですね。嬉しいなら嬉しいと
おっしゃれば良いのに。」
小馬鹿にしたように言うマユミ。
「うう…マユミは私を怒らせるのが好きなのかな?
挑発には乗らないよ。」
眉がピクピクしながら言うビミ。
「まぁまぁ、マユミ、ビミ。
そのゴブリンたちはいつからここで料理を?
何か事情があるの?」
一触触発しそうな二人を止めつつ、質問する
ルカ。
「ゴブ…森でひっそり料理を楽しんでいたゴブ。
ある魔物使いから料理の楽しさを教えてもらって
ゴブ…でも、その森が一晩で消えたゴブ。
月から現れた謎の紳士によって…ゴブ。」
コックは事情を淡々と説明し、悲しげにする。
「森が消える?!超常現象?宇宙人みたいな?」
ユウが珍しく反応する。
「ユウ、宇宙人とかのニュースは好きだったな。
まぁ、深くまで調べるとかはないがな。」
補足するレン。
「すごく大きな力でどこかに飛ばされたという感じ
でしょうか?ワープのような。
それともブラックホールのように吸い込んでる
のでしょうか?」
冷静に考えるマユミ。
「それは分からないゴブ。生きてるものすべて消して
いる感じだったゴブ。魔物使いはそれに巻き
こまれて…ゴブたちは魔法で外に避難できたゴブ。」
泣きながら言うコック。
「それは災難だったね。私も初めて聞いた。」
なぐさめるビミ。
「料理の師匠を消してしまうとは、許せないね。
場所はどこだい?」
真剣な顔になるビミ。
「僕も協力するよ、なんか強そうな感じするから。」
勘がさえるユウ。
「本当かゴブ、ありがとうゴブ。
満月の夜に来たゴブ。森の場所に案内ぐらいしか
あとはできないゴブ。」
情報はあまり持っていないコック。
感動している。
周りのゴブリンたちも歓喜している。
「仕方ない…私も協力するわ。乗りかかった船よ。」
やる気になるルカ。
「あーあ、なんかまたユウのおせっかい発動か。
まぁ、やるしかないな。」
なんだかんだやる気になるレン。
「では、夜に決行としようか。」
仕切るビミ。
~ゴブリンの住んでいた森だった草原~
「ここが森だったところゴブ。ゴブたちは
みつかるとまずいから戻るゴブ。」
案内したあと、すぐに走っていくコック。
「ありがとう、コック。それにしてもここが森
であったことが信じられないほどにたいらだな。
低い草は生えているけれどね。」
見渡していうビミ。
「うん、すごく綺麗に月がみえるね。
なんか運良く満月だし。」
わぁと空を見上げるユウ。
「運良くか?まぁ、敵が来る可能性が高いのは
ありがたいが。本当に雲ひとつないな。」
運良いことに疑問はもつものの、景色に圧倒される
レン。
「ビミ、かっこつけてるのは良いんだけど、
そのフライパンは何?」
気になってしょうがないルカ。
「これかな。この世界に来た時から所持している
ものさ。料理だけではなく、武器にもなるから
ね。」
広角を上げて微笑みながら言うビミ。
「あら、そうなのですね。」
ぷぷぷと口を押さえて笑うマユミ。
「何がおかしいのかな?マユミ?」
眉をピクピクさせながら、またもやケンカになり
そうな勢いのビミ。
「まぁまぁ、ケンカはしないで。」
ユウが止めに入る。
話していると月が急に格段に明るく輝き出した。
「えっ?これはやばいのでは?みんなここから
離れて!」
ユウが叫ぶ。
「…ホールシールド!テン」
十重に結界をはるルカ。
結界はすべて破れるほどの威力の光だが、
なんとかダメージは防げた。
「おや、ぎりぎりでダメージは与えられなかった
ようですね。ルルルー。面白い。」
月からゆっくり降りてくる。
暗い青紫を基調とした燕尾服に満月のような
留め具のネクタイをした中性的な顔立ちの人が
現れた。
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