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第四章 異世界に素晴らしいものを広める
美形な同級生と食堂の師匠〜食堂の美味しい料理に師匠あり〜
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朝…とりあえず、食堂にもう一度行ってみること
にして、ビミの話を詳しく聞こういうことに
なった。
「ビミにこの街の案内頼めないかな。
相変わらず髪は長いからかっこいい顔してるのも
あって勘違いされやすいんだね。」
昨日の出来事から感想を言うユウ。
「案内は良いわね。聞きやすいもの。
私たちだって、服装は変わりはするものの、
髪型とか、元からの特徴は変わってないのよ。」
当たり前なことをっと言いたげなルカ。
「どうだろうな、仕込みとかあって忙しいじゃないか。バイトで朝飲食入ったら仕込みでクソ
忙しかったぞ。」
バイト経験のあるレンは大変さを語る。
「たしかに、いつも専属の料理人の方は朝早く起きて
ました。たまたま、朝早く目を覚ました際に
驚いた顔していましたが、優しく料理のことを
教えてくださいました。仕込みから丁寧に
作っていました。感動いたしました。」
うっとりした顔で言うマユミ。
「う、うん。それは良い経験だね。」
少し戸惑うユウ。
「おっ!君たちおはよう。朝から暇そうだね。
手伝っておくれよ。」
たくさんの野菜や魔物肉が木箱に入ってる。
運ぶには一人では大変そうだ。
汗をかいて、よりかっこいい顔になっている。
「ビミ、おはよう。
汗かいてもかっこいいのなんなんだ。
羨ましいわ。手伝うけどな。」
袖を上げて、手伝いに取り掛かるレン。
「ビミくん、おはよう。
うん、もちろん手伝うよ。」
率先して手伝いに行くユウ。
「すごいのね。冷却魔法が付与されてて腐らない
仕様になってるの。」
魔物肉が入ってる方が、ただの木箱でないことに
驚くルカ。
「冷凍の箱ってことですね。ねこのついた宅急便や
青い宅急便でみかけるあのトラックに書いてる仕様
に近い感じでしょうか。」
前世の記憶から推測するマユミ。
「なんかほんわかした言い方するね。
や○ととかさ○わとかだよね。」
著作権が!…言ってしまうユウ。
「それはきっとピーが入ってるやつね!」
目がキラキラしちゃってるツッコミしきれてない
ルカ。
「ルカ、最近ツッコミがツッコミじゃないぞ。
しっかりしてくれ。」
頭を抱えるレン。
「面白いことを言うね、荷物運び助かった。
私の師匠を紹介するよ、来てくれたまえ。」
偉そうな感じで言うビミ。
ついていくと、厨房に入っていった。
「ここ?入って良いの?失礼します…」
疑問に思いながら入るユウ。
「ワクワクね、良いんじゃない、ビミが先導してる
もの。失礼します。」
特に気にしてないルカ。
「忙しそうだけどな、失礼します。」
一言言うレン。
「異世界のキッチンは初めてですね。楽しみです。
失礼いたします。」
楽しそうなマユミ。
「うん?遅かったなビミ。あれ、客人か。
ダチか?ビミ?」
仕込みをしながら、ビミに気づいて大声で話す
師匠。
「すみません、友達に会ったもので手伝ってもらっ
てて…」
そこで師匠からのゲンコツが飛んでくるビミは
受けて痛そう。
「謝ったじゃないですかー!痛いですよ、師匠。」
あまり表で見せないような情けない顔になるビミ。
「関係ねぇ、あれはお前一人運ぶもんだ!
それも修行だと何度言ったらわかんだ。」
少し理不尽にも思えるくらいに怒る師匠。
「はい、分かりました。こちらの方が私の師匠であるマンジャーレ師匠だ。」
さっきまでの態度と一変して誇らしく紹介する
ビミ。
「おまえは相変わらず切り替えだけは早いな。
おぅ、ビミを世話してやってるぞ。この食堂の
店主ってやつだ。」
紹介には乗るマンジャーレ。
「ビミがお世話になってます。僕はユウ・ブレイブ
です。職業は勇者です。」
素直に返すユウ。
「おっ!もしかして噂になってる新たな勇者一行
ってお前らのことだったか。すごいな、ビミ。
知り合いだったとはな。」
驚いた顔で言うマンジャーレ。
その後、ルカ、レン、マユミの順で自己紹介した。
(なんか、機嫌良くなった。助かる。)
「というわけでね。これから店の準備があるから
帰ってほしい。」
機嫌取りできて満足して終わりにしようとする
ビミ。
「?うん。クエスト受けに行くからそのつもり
だったよ。ありがとうございました。お昼
食べに行きます。」
どうゆうことと思いつつ、感謝を言うユウ。
「そんな言い方ないだろう!お昼は食べに行きます。
ありがとうございました。」
ビミの言うことに怒りつつ、お礼はしっかりする
レン。
「帰らないのよ。定住してないから。
お昼食べに来ます。ありがとうございました。」
別方向で怒りつつ、お礼を言うルカ。
「失礼ですね。相変わらず。
昼食はこちらでいただきます。ありがとうござい
ました。」
ビミに呆れつつ、丁寧に礼をするマユミ。
店を出た後、ギルドに向かう。
「ビミはなんというかなんか隠してる?のかな。
本音が見えなくて不思議な感じ。」
ビミのことについて考えるユウ。
「あぁ、確かにな。あんま本音言ってる感はないな。
別にそれで困ることはなかったが。」
問題とは思わないレン。
「他人に合わせてる感じではないのよ。
しっかり意見は言うし、というかそれに賛成させる
のがうまいのよね。」
誘導がうまい方になるルカ。
「えぇ、自分に有利な状況に持っていくのが、
上手い方ですね。それは不利になることを
恐れているようにもみえますけれど。」
ビミに対して厳しいマユミ。
「マユミはビミに変に厳しい気がするけど。
なんかあったの?」
気になるルカ。
「いいえ、特にはありませんよ。互いの家との関係が
悪いだけの話です。」
笑顔で、返すマユミ。
(踏み込んではいけないやつね。それ以上は
聞かないでおいたほうが良いのね。)
「そう、なら良いの。」
察するルカ。
ギルドで近くの洞窟でゴブリンの動きが活発に
なってるようで、そこの調査とゴブリン退治を
頼まれた…
にして、ビミの話を詳しく聞こういうことに
なった。
「ビミにこの街の案内頼めないかな。
相変わらず髪は長いからかっこいい顔してるのも
あって勘違いされやすいんだね。」
昨日の出来事から感想を言うユウ。
「案内は良いわね。聞きやすいもの。
私たちだって、服装は変わりはするものの、
髪型とか、元からの特徴は変わってないのよ。」
当たり前なことをっと言いたげなルカ。
「どうだろうな、仕込みとかあって忙しいじゃないか。バイトで朝飲食入ったら仕込みでクソ
忙しかったぞ。」
バイト経験のあるレンは大変さを語る。
「たしかに、いつも専属の料理人の方は朝早く起きて
ました。たまたま、朝早く目を覚ました際に
驚いた顔していましたが、優しく料理のことを
教えてくださいました。仕込みから丁寧に
作っていました。感動いたしました。」
うっとりした顔で言うマユミ。
「う、うん。それは良い経験だね。」
少し戸惑うユウ。
「おっ!君たちおはよう。朝から暇そうだね。
手伝っておくれよ。」
たくさんの野菜や魔物肉が木箱に入ってる。
運ぶには一人では大変そうだ。
汗をかいて、よりかっこいい顔になっている。
「ビミ、おはよう。
汗かいてもかっこいいのなんなんだ。
羨ましいわ。手伝うけどな。」
袖を上げて、手伝いに取り掛かるレン。
「ビミくん、おはよう。
うん、もちろん手伝うよ。」
率先して手伝いに行くユウ。
「すごいのね。冷却魔法が付与されてて腐らない
仕様になってるの。」
魔物肉が入ってる方が、ただの木箱でないことに
驚くルカ。
「冷凍の箱ってことですね。ねこのついた宅急便や
青い宅急便でみかけるあのトラックに書いてる仕様
に近い感じでしょうか。」
前世の記憶から推測するマユミ。
「なんかほんわかした言い方するね。
や○ととかさ○わとかだよね。」
著作権が!…言ってしまうユウ。
「それはきっとピーが入ってるやつね!」
目がキラキラしちゃってるツッコミしきれてない
ルカ。
「ルカ、最近ツッコミがツッコミじゃないぞ。
しっかりしてくれ。」
頭を抱えるレン。
「面白いことを言うね、荷物運び助かった。
私の師匠を紹介するよ、来てくれたまえ。」
偉そうな感じで言うビミ。
ついていくと、厨房に入っていった。
「ここ?入って良いの?失礼します…」
疑問に思いながら入るユウ。
「ワクワクね、良いんじゃない、ビミが先導してる
もの。失礼します。」
特に気にしてないルカ。
「忙しそうだけどな、失礼します。」
一言言うレン。
「異世界のキッチンは初めてですね。楽しみです。
失礼いたします。」
楽しそうなマユミ。
「うん?遅かったなビミ。あれ、客人か。
ダチか?ビミ?」
仕込みをしながら、ビミに気づいて大声で話す
師匠。
「すみません、友達に会ったもので手伝ってもらっ
てて…」
そこで師匠からのゲンコツが飛んでくるビミは
受けて痛そう。
「謝ったじゃないですかー!痛いですよ、師匠。」
あまり表で見せないような情けない顔になるビミ。
「関係ねぇ、あれはお前一人運ぶもんだ!
それも修行だと何度言ったらわかんだ。」
少し理不尽にも思えるくらいに怒る師匠。
「はい、分かりました。こちらの方が私の師匠であるマンジャーレ師匠だ。」
さっきまでの態度と一変して誇らしく紹介する
ビミ。
「おまえは相変わらず切り替えだけは早いな。
おぅ、ビミを世話してやってるぞ。この食堂の
店主ってやつだ。」
紹介には乗るマンジャーレ。
「ビミがお世話になってます。僕はユウ・ブレイブ
です。職業は勇者です。」
素直に返すユウ。
「おっ!もしかして噂になってる新たな勇者一行
ってお前らのことだったか。すごいな、ビミ。
知り合いだったとはな。」
驚いた顔で言うマンジャーレ。
その後、ルカ、レン、マユミの順で自己紹介した。
(なんか、機嫌良くなった。助かる。)
「というわけでね。これから店の準備があるから
帰ってほしい。」
機嫌取りできて満足して終わりにしようとする
ビミ。
「?うん。クエスト受けに行くからそのつもり
だったよ。ありがとうございました。お昼
食べに行きます。」
どうゆうことと思いつつ、感謝を言うユウ。
「そんな言い方ないだろう!お昼は食べに行きます。
ありがとうございました。」
ビミの言うことに怒りつつ、お礼はしっかりする
レン。
「帰らないのよ。定住してないから。
お昼食べに来ます。ありがとうございました。」
別方向で怒りつつ、お礼を言うルカ。
「失礼ですね。相変わらず。
昼食はこちらでいただきます。ありがとうござい
ました。」
ビミに呆れつつ、丁寧に礼をするマユミ。
店を出た後、ギルドに向かう。
「ビミはなんというかなんか隠してる?のかな。
本音が見えなくて不思議な感じ。」
ビミのことについて考えるユウ。
「あぁ、確かにな。あんま本音言ってる感はないな。
別にそれで困ることはなかったが。」
問題とは思わないレン。
「他人に合わせてる感じではないのよ。
しっかり意見は言うし、というかそれに賛成させる
のがうまいのよね。」
誘導がうまい方になるルカ。
「えぇ、自分に有利な状況に持っていくのが、
上手い方ですね。それは不利になることを
恐れているようにもみえますけれど。」
ビミに対して厳しいマユミ。
「マユミはビミに変に厳しい気がするけど。
なんかあったの?」
気になるルカ。
「いいえ、特にはありませんよ。互いの家との関係が
悪いだけの話です。」
笑顔で、返すマユミ。
(踏み込んではいけないやつね。それ以上は
聞かないでおいたほうが良いのね。)
「そう、なら良いの。」
察するルカ。
ギルドで近くの洞窟でゴブリンの動きが活発に
なってるようで、そこの調査とゴブリン退治を
頼まれた…
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