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第一章 運命
第六話 居候決定
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「な、なぁ。」
「何?」
あれから翌日。
光彩は退院した。
火傷の箇所は多かったものの、そこまでひどい火傷ではなかった。
光彩曰く、あの時倒したやつが光彩を仲間にするために痛めつけていたらしい。
まぁ、軽い火傷とはいえ、かなりの広範囲且つ異能による損傷のため早く家に帰って安静にするように言われたのだ。
それで、自宅に到着するまでに襲撃があってはいけないということで、私が付き添うことになったのだ。
そして、今に至る。
「何度も言うけど、仲間にしてくれてありがとな。正直、玉砕覚悟で頼んだんだ。だから、嬉しくて。」
光彩は俯きがちに言う。
照れているのだろう。
こんな状況、今までの私ならからかおうとするだろう。
だが、生憎今の私にそんな気力は残っていなかった。
ここにくる途中、何回か襲撃があった。
加えて、襲撃から守ると一般人からのサインやら握手やらに応えなければならない。
今日だけで何回も同じ対処をし続けるのは、相当苦労するのだ。
たがら、今の私には「そうかい、それは良かったねぇ。はぁ。」と、溜息混じりに答えるしか出来なかった。
私の答えを聞いた光彩は、疲労した私を見て気遣ってくれたのか分からないが、こちらに向かって別の話題に変えてきた。
否、ここで会話を終わらせようとしたのだろう。
「希望。もうすぐ俺の家に辿り着くから、ここまででいいぞ。希望にも帰る家はあるだろ?」
この台詞を聞いた私は先程よりも重いため息を吐いて答える。
「はぁぁ。私、家ないんだよね。」
そう、私は自分の家族が全員いなくなったため、一文なしだった。
しかし、私は焼け落ちた家にあった『どうしても困った時用に使いなさい』と両親に言われ続けた金庫を見つけて開けたのだ。
そこにはかなりの預金がある通帳が入っていたのだ。
安いビジネスホテルに泊まって5年弱は暮らせるぐらいのお金。
私はその通帳からお金を下ろして、ビジネスホテルに泊まろうとした。
しかし、その頃の私は幼い子供。
当然ながら一人で泊まらせてくれる様なホテルは無かった。
私は山に野宿することにしたのだ。
キャンプ道具を買い揃え、食料も水も購入した。
風呂は近くの安い銭湯に通った。
当時幼かった私は不安でいっぱいだった。
だが、生きていくには仕方ないと自分を奮い立たせたのだ。
まぁ、野宿したら宿泊費要らないし。
山の中で魔法鍛えたらいいし。
魔法書は図書館行ったらいいし。
だから、ホテルで寝泊まりするよりも金が長持ちすることに加えて、不自由なことも殆ど無かった影響か、当時の私はすぐに環境の変化に対応できた。
それから、ウォーロックのレベルに到達した私は、襲撃した私は、襲撃してきた異能者を片っ端から狩り尽くした。
でも、そんなことしたからといって、金がもらえるわけでもない。
稀に、感謝の意を込めてお金を渡してくる奴もいる。
くれる奴が大抵富裕層であるお陰で、貰える額はそこそこ多い。
しかし、もう貯金が底をつきそうになっていたのだ。
恐らくだが、持って1ヶ月。
如何しようかと考えていたところだった。
私がホームレスだと分かった光彩は、少し悩む様な表情を見せた後、私にとって今1番聞きたい言葉を述べてくれた。
「家ないなら、俺の家くる?」
天使かな?
身長と童顔なのが相まって、余計天使に見えてくる。
そんなこと本人に言ったら殺されそうだから言わないけど。
私はすぐにその問いかけに対する返答を述べる。
「良いの!?」
※※※
俺は今、家にいた。
傷が完全に癒えたから、退院したのだ。
だがまぁ、おまけもついてきた。
「お風呂有難うね。気持ちが良いよ。」
風呂場から反響した声がキッチンに届いてくる。
おまけとは、そう、俺を助けてくれたウォーロックの魔術師。
神崎希望だ。
家がないと聞いた俺は、俺の家に来るか?と聞いてしまったのだ。
やってしまった。
俺の家と言っているが、実際はソーサーズ直轄の名門校。
マギア学園の寮なのだ。
一応俺が居るのが個人寮だから、同居人関係の心配はない。
しかし、此処は学校の寮な為、部外者は勿論お断り。
たとえウォーロックといえど、この学校に入るだけで許可がいる。
寮で部外者と同居とは、一体どんな処罰を受けるのだろうか。
俺は一瞬、退学の2文字が脳をよぎる。
だめだ、取り敢えず目の前の調理に集中しなければ。
俺は調理の続きに取り掛かる。
希望は家がないと言っていたので、一旦風呂に入れたのだ。
この間に俺は調理を済ませて、食事を終えてから風呂に入るつもりなのだ。
調理はというと、もう殆ど完了している状態だ。
後は盛り付けだけ。
盛り付けを済ませると、俺は肝心なことを思い出す。
希望に嫌いな食べ物やアレルギーがあるかを聞くのを忘れたのだ。
まぁ、相手は住まわせて貰っている側だ。
文句は言ってこないだろう。
俺は自己解決して皿の上に乗った料理を机に並べていく。
並べ終えると風呂場から扉が開く音が聞こえる。
「お!ご飯美味しそうじゃん!」
風呂から上がってきた希望は、ご飯の方へと小走りで近づき、つまみ食いをしようと僕の背後からご飯へと手を伸ばす。
俺は伸びてきた手を叩く。
「手で食べようとするな。それと、『いただきます』言ってない。」
俺は他にも上がる速度とか質問をしたかったが、キリが無さそうなので質問はこれだけにする。
「えぇ~いいじゃん。」
「駄目だ。」
「分かりましたよーだ。」
希望は俺の背後から移動して、椅子に座る。
「いただきまーす。」
手をパチンと鳴らしてから箸を手に取り、食事を始める。
俺も食事をしようと椅子に座って、「いただきます。」と言う。
その時、俺は希望の方を見る。
俺は驚愕した。
服が風呂に入る前と変わらない。
先程、上がるスピードが異様に速かったが、風呂に入っている筈だ。
寝巻きに変わっているのが普通だろう。
俺は気になって希望に問いかける。
「な、なぁ。服ちゃんと着替えたのか?さっきと同じ服の様な気がするが。」
「何言ってるのさ。勿論、着替えたよ。」
「じゃあ、何故さっきと同じ服装なんだ?寝巻きとかあるだろ。」
「嫌、寝巻きに費やすお金とかないから。だから私は、いつもの服を買い揃えてるの。1日同じ服着てても良いでしょ。別に殆ど汚れないし。まぁ、夏用はちょっと多めに買うけど。ていうか、そんなこと言うと寝巻き買わない派にボコボコにされるよ?」
「別いいだろ、俺の意見なんだし。」
これで希望が寝巻きを持ってない理由は分かった。
しかし、俺にはずっと同じ服着るのは許さないという謎のプライドがある。
俺は、希望に寝巻きを買うことを勧める。
「でも、俺の寮の中では寝巻きを着てくれないか?寝巻き代は俺が払うから。」
希望は夕食を運ぶ手をストップし、箸を手で握ったまま机に叩きつけて俺に顔を近づける。
「ホントに!?」
この反応から察するに、欲しかったけどずっと我慢してたんだなと思う。
心なしか、目も眩しいくらいキラキラ輝いている。
「因みに必要最低限だからな。俺のバイト代で買うんだから。」
「へえ、光彩ってバイトしてるんだ。何のバイト?」
「レストランのバイト。」
「コック?」
「うん、ある程度は任されてる。」
「成程、だからこんなに美味しいのか。」
俺は内心嬉しかった。
自分の料理を褒めてくれたのだ。
俺が有頂天になりそうな自分を抑えこもうも必死になっていることなど露知らず、希望は急に考え始める。
俺は急に唸り始めた希望に驚いて、質問する。
「何だよ、急にうーんって唸り始めて。」
俺は麦茶をコップに注いで飲み始める。
希望は「あ!」とこれまた唐突に声を上げる。
続け様に言葉を紡ぐ。
「光彩は私の寝巻き姿が見たいのか!」
「ブフゥーーーーー。」
「うわ・・・汚な・・・。」
希望は麦茶を吹いた俺に対してゴミを見る様な目で見てくる。
「汚な・・・じゃねぇから!そんな事急に言われたらびっくりするに決まってるだろ!」
希望は小悪魔の様に嗤い乍ら俺に説明をする。
「嫌ぁ、だってさ。私に恩があったとしてもさぁ、寝巻きまで用意するかなって思ってさ。で、考えた結果が私の寝巻き姿が見たいと言うこと。」
俺は褒められて良くなった機嫌が台無しになったせいで、怒りが爆発する。
「ふざけんな!そんな事言うぐらいだったら絶対寝巻き買ってやらねぇからな!」
台詞を聞いた希望は、俺に縋る様に言う。
「ねぇ~、ごめんって~。ちょっとからかっただけじゃんか~。許してよ~。」
俺はため息をつきながら「分かった、買ってやるから。」とだけ言って布巾を取りに行く。
希望は安堵のため息をついて、夕食を食べ続ける。
これからもこんな事が続くのかと思うと気が遠くなる。
早く強くなって、希望に頼る必要が無くならないと俺の今後の生活が危うい。
そんな危険を察知しながら、俺は自分が吹いた麦茶を拭く。
「何?」
あれから翌日。
光彩は退院した。
火傷の箇所は多かったものの、そこまでひどい火傷ではなかった。
光彩曰く、あの時倒したやつが光彩を仲間にするために痛めつけていたらしい。
まぁ、軽い火傷とはいえ、かなりの広範囲且つ異能による損傷のため早く家に帰って安静にするように言われたのだ。
それで、自宅に到着するまでに襲撃があってはいけないということで、私が付き添うことになったのだ。
そして、今に至る。
「何度も言うけど、仲間にしてくれてありがとな。正直、玉砕覚悟で頼んだんだ。だから、嬉しくて。」
光彩は俯きがちに言う。
照れているのだろう。
こんな状況、今までの私ならからかおうとするだろう。
だが、生憎今の私にそんな気力は残っていなかった。
ここにくる途中、何回か襲撃があった。
加えて、襲撃から守ると一般人からのサインやら握手やらに応えなければならない。
今日だけで何回も同じ対処をし続けるのは、相当苦労するのだ。
たがら、今の私には「そうかい、それは良かったねぇ。はぁ。」と、溜息混じりに答えるしか出来なかった。
私の答えを聞いた光彩は、疲労した私を見て気遣ってくれたのか分からないが、こちらに向かって別の話題に変えてきた。
否、ここで会話を終わらせようとしたのだろう。
「希望。もうすぐ俺の家に辿り着くから、ここまででいいぞ。希望にも帰る家はあるだろ?」
この台詞を聞いた私は先程よりも重いため息を吐いて答える。
「はぁぁ。私、家ないんだよね。」
そう、私は自分の家族が全員いなくなったため、一文なしだった。
しかし、私は焼け落ちた家にあった『どうしても困った時用に使いなさい』と両親に言われ続けた金庫を見つけて開けたのだ。
そこにはかなりの預金がある通帳が入っていたのだ。
安いビジネスホテルに泊まって5年弱は暮らせるぐらいのお金。
私はその通帳からお金を下ろして、ビジネスホテルに泊まろうとした。
しかし、その頃の私は幼い子供。
当然ながら一人で泊まらせてくれる様なホテルは無かった。
私は山に野宿することにしたのだ。
キャンプ道具を買い揃え、食料も水も購入した。
風呂は近くの安い銭湯に通った。
当時幼かった私は不安でいっぱいだった。
だが、生きていくには仕方ないと自分を奮い立たせたのだ。
まぁ、野宿したら宿泊費要らないし。
山の中で魔法鍛えたらいいし。
魔法書は図書館行ったらいいし。
だから、ホテルで寝泊まりするよりも金が長持ちすることに加えて、不自由なことも殆ど無かった影響か、当時の私はすぐに環境の変化に対応できた。
それから、ウォーロックのレベルに到達した私は、襲撃した私は、襲撃してきた異能者を片っ端から狩り尽くした。
でも、そんなことしたからといって、金がもらえるわけでもない。
稀に、感謝の意を込めてお金を渡してくる奴もいる。
くれる奴が大抵富裕層であるお陰で、貰える額はそこそこ多い。
しかし、もう貯金が底をつきそうになっていたのだ。
恐らくだが、持って1ヶ月。
如何しようかと考えていたところだった。
私がホームレスだと分かった光彩は、少し悩む様な表情を見せた後、私にとって今1番聞きたい言葉を述べてくれた。
「家ないなら、俺の家くる?」
天使かな?
身長と童顔なのが相まって、余計天使に見えてくる。
そんなこと本人に言ったら殺されそうだから言わないけど。
私はすぐにその問いかけに対する返答を述べる。
「良いの!?」
※※※
俺は今、家にいた。
傷が完全に癒えたから、退院したのだ。
だがまぁ、おまけもついてきた。
「お風呂有難うね。気持ちが良いよ。」
風呂場から反響した声がキッチンに届いてくる。
おまけとは、そう、俺を助けてくれたウォーロックの魔術師。
神崎希望だ。
家がないと聞いた俺は、俺の家に来るか?と聞いてしまったのだ。
やってしまった。
俺の家と言っているが、実際はソーサーズ直轄の名門校。
マギア学園の寮なのだ。
一応俺が居るのが個人寮だから、同居人関係の心配はない。
しかし、此処は学校の寮な為、部外者は勿論お断り。
たとえウォーロックといえど、この学校に入るだけで許可がいる。
寮で部外者と同居とは、一体どんな処罰を受けるのだろうか。
俺は一瞬、退学の2文字が脳をよぎる。
だめだ、取り敢えず目の前の調理に集中しなければ。
俺は調理の続きに取り掛かる。
希望は家がないと言っていたので、一旦風呂に入れたのだ。
この間に俺は調理を済ませて、食事を終えてから風呂に入るつもりなのだ。
調理はというと、もう殆ど完了している状態だ。
後は盛り付けだけ。
盛り付けを済ませると、俺は肝心なことを思い出す。
希望に嫌いな食べ物やアレルギーがあるかを聞くのを忘れたのだ。
まぁ、相手は住まわせて貰っている側だ。
文句は言ってこないだろう。
俺は自己解決して皿の上に乗った料理を机に並べていく。
並べ終えると風呂場から扉が開く音が聞こえる。
「お!ご飯美味しそうじゃん!」
風呂から上がってきた希望は、ご飯の方へと小走りで近づき、つまみ食いをしようと僕の背後からご飯へと手を伸ばす。
俺は伸びてきた手を叩く。
「手で食べようとするな。それと、『いただきます』言ってない。」
俺は他にも上がる速度とか質問をしたかったが、キリが無さそうなので質問はこれだけにする。
「えぇ~いいじゃん。」
「駄目だ。」
「分かりましたよーだ。」
希望は俺の背後から移動して、椅子に座る。
「いただきまーす。」
手をパチンと鳴らしてから箸を手に取り、食事を始める。
俺も食事をしようと椅子に座って、「いただきます。」と言う。
その時、俺は希望の方を見る。
俺は驚愕した。
服が風呂に入る前と変わらない。
先程、上がるスピードが異様に速かったが、風呂に入っている筈だ。
寝巻きに変わっているのが普通だろう。
俺は気になって希望に問いかける。
「な、なぁ。服ちゃんと着替えたのか?さっきと同じ服の様な気がするが。」
「何言ってるのさ。勿論、着替えたよ。」
「じゃあ、何故さっきと同じ服装なんだ?寝巻きとかあるだろ。」
「嫌、寝巻きに費やすお金とかないから。だから私は、いつもの服を買い揃えてるの。1日同じ服着てても良いでしょ。別に殆ど汚れないし。まぁ、夏用はちょっと多めに買うけど。ていうか、そんなこと言うと寝巻き買わない派にボコボコにされるよ?」
「別いいだろ、俺の意見なんだし。」
これで希望が寝巻きを持ってない理由は分かった。
しかし、俺にはずっと同じ服着るのは許さないという謎のプライドがある。
俺は、希望に寝巻きを買うことを勧める。
「でも、俺の寮の中では寝巻きを着てくれないか?寝巻き代は俺が払うから。」
希望は夕食を運ぶ手をストップし、箸を手で握ったまま机に叩きつけて俺に顔を近づける。
「ホントに!?」
この反応から察するに、欲しかったけどずっと我慢してたんだなと思う。
心なしか、目も眩しいくらいキラキラ輝いている。
「因みに必要最低限だからな。俺のバイト代で買うんだから。」
「へえ、光彩ってバイトしてるんだ。何のバイト?」
「レストランのバイト。」
「コック?」
「うん、ある程度は任されてる。」
「成程、だからこんなに美味しいのか。」
俺は内心嬉しかった。
自分の料理を褒めてくれたのだ。
俺が有頂天になりそうな自分を抑えこもうも必死になっていることなど露知らず、希望は急に考え始める。
俺は急に唸り始めた希望に驚いて、質問する。
「何だよ、急にうーんって唸り始めて。」
俺は麦茶をコップに注いで飲み始める。
希望は「あ!」とこれまた唐突に声を上げる。
続け様に言葉を紡ぐ。
「光彩は私の寝巻き姿が見たいのか!」
「ブフゥーーーーー。」
「うわ・・・汚な・・・。」
希望は麦茶を吹いた俺に対してゴミを見る様な目で見てくる。
「汚な・・・じゃねぇから!そんな事急に言われたらびっくりするに決まってるだろ!」
希望は小悪魔の様に嗤い乍ら俺に説明をする。
「嫌ぁ、だってさ。私に恩があったとしてもさぁ、寝巻きまで用意するかなって思ってさ。で、考えた結果が私の寝巻き姿が見たいと言うこと。」
俺は褒められて良くなった機嫌が台無しになったせいで、怒りが爆発する。
「ふざけんな!そんな事言うぐらいだったら絶対寝巻き買ってやらねぇからな!」
台詞を聞いた希望は、俺に縋る様に言う。
「ねぇ~、ごめんって~。ちょっとからかっただけじゃんか~。許してよ~。」
俺はため息をつきながら「分かった、買ってやるから。」とだけ言って布巾を取りに行く。
希望は安堵のため息をついて、夕食を食べ続ける。
これからもこんな事が続くのかと思うと気が遠くなる。
早く強くなって、希望に頼る必要が無くならないと俺の今後の生活が危うい。
そんな危険を察知しながら、俺は自分が吹いた麦茶を拭く。
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