まちがいさがし〜愛されているのは誰?〜

黒猫と招き猫

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1章 〜異世界編〜

我ながらチート

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 ……
 なるほど?
 ドラゴンから聞いた話によると、まずこれを見つけられるのは、この世界で3人しかいないらしい…
 私、そんな強くないですよ? 
 なんで、この世界基準での、凄い強者にいつの間にかなってるんですかねー?
 そのままの疑問をドラゴンさんにきいてみると、
 「いま気づいたんたん異世界人だからではないかと思う。まず、器が違うからこの世界の魔力が作用しにくいのではないかと…」
 「いや、ちょとまてや。なんで、私が異世界人だと知ってるんですか。」
 「あ?あー。それはな、鑑定したからだ。」
 「えっ、私のプライバシーは?」
 「しょうがないだろ、怪しい行動しとるお前が悪い。」
          「ちっ。」
               
              (鑑定)
 「ふーん。あなた、エンシェントドラゴンなんですか。」(えっ、まじかよ汗)
 「なぜ、それをっ!」
           (無視。)
 「へー。それで、レベル9999…えっ!
」                       
 「まさか、お前…我を鑑定したのか!」
 「まぁ、そうですけど…」
 やばい、思った以上に強いんですけど。
 ひとまず、なんでもないように装っとこう。
 「お前、我より全然弱いだろ。なんで鑑定できるんだよ!」
 鑑定って相手より強くないとできないのか。
 この様子だと、そのようだね。
 まぁ、まず
 「異世界人だからですかね?」
 取り合えず、異世界人最強!
 っということで。
 「まじかよ…」
    ぼそっ「異世界人最強すぎだろっ」

 「おっほっん。まぁ異世界人について話していたら終わらないからな。ひとまず、さっきの話に戻るぞ。」
 「アイアイさー!」
 「さっきまでの堅苦しさどこいった。」
 「いや、結構親しみを持ちやすくて、つい。」
 「まぁいいが。」
 「でだな、話の続きだが、何故ここがほとんどの奴が入れないかというと…」
 


 …ドラゴンさんによると、この洞穴は強力な結界で守られているらしい。奥に行くに連れてより、強力な結界になっているそうだ。
 はるか昔、古の時代にこの世界の神々が、空を作り、海を作り、最後に地を作った。そして、神々は、人やドラゴン、エルフ、ドワーフ、獣人など様々な種族を生み出した。様々のもの生み出したせいか、世界は混沌に包まれた。空は漆黒に染まり、地は枯れはて、海は淀み、魔物が現れるようになった。それにより、多くの犠牲が出て世界が滅びかけていた時に、神々はある決断下して、こう言ったそうだ。
 「我々は、精霊という名の贈り物をお前らに授けよう。しかし、決して傲慢になってはいけないよ。さすれば、恩恵はすぐに失われてしまうから。」
               、と。
 そしてその時、神々から贈られた精霊達の最高位がこの洞穴の奥深くにいるのだと。
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