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1章 〜異世界編〜
少女は愛しさを胸に走る
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「えっ、都合よっ。」
と言ったのは、当たり前である。
まじ、かよそういうものなの異世界って。私いつのまにか、主人公属性持ってたの?
これ行くべきなのか?え、え、
「あー、言っとくけど行くのは強制だからな。「はいっ?!」」
いやいや、
なんで?
そんな目でドラゴンを見てみると、
「なんだ、あぁ…
その精霊がお前に会いたいって言ってるんだよ。」
おふ。まじですか。
なんでそんな、最初からラスボスに会わなけれならんのじゃー。
オーマイゴット…
てか、選択権ないんだね。
現実逃避したい。
あーこのドラゴン、黒龍なんだ…
カッコいいー。
ドラゴンと龍って同じだよね?違うの?
そんな疑問が浮かんだから聞いてみると、
「ただの敬称だ龍っていうのは。
まぁそもそも、本当の種族名はその種の特別の言語で言わないといけないのだがな。なぜか、お前は言えてるけど…」
異世界ものの小説でも色々違うから、聞いてみてよかったー。
あれだよね、私が言えるのは言語習得スキルがあるからだよね。
他種族は話せないみたいな言いぐさだったけど…私のスキルって全部チート級なのかな。鑑定もチートだったし。
「というか、現実逃避すんな。してもいいが、現実はかわらんぞ。」
けっ、ほざけ。
ンなの知ってるわ。それでもせずにはいられないんだよ。
強者には弱者にの心が分からんようだな。
おっとっと、お口がわろうございました。
まぁ、腹くくりますか。現実が変わらないのは本当のようだしね。
「ふん、覚悟が決まったようだな。ついてこい。」
偉そうだなと思いながら、ドラゴンの後をついていく。
今さら、だがこのドラゴンでかいな。
でも、洞穴の入り口はこれより小さいよな。どうやって、出るんだろう。
ーーーーーーーーーーー
「ほう…」
綺麗…思わずため息が溢れた。
あるいて行くと、だんだんと洞穴は広く高さも出てきた。
そして、壁にいくつもの光る鉱石が埋め込まれて幻想的に輝いている。
もっと、歩いて行くと光る花も現れはじめ、宝石のようにキラキラと輝いている。
絶景を前に私はただ圧倒された。とても、神秘的で踏み込むのも恐れ多い。
でも、どうしてももっと先に進んでみたいという欲望が私の足を早まらせた。
すごい…すごい…
私の人生がまるでちっぽけなもののように感じる。心が軽くなるようでもっと足を早まらせる。
早く、早く…もっと早く
すると、泉が見えた。ここで終わりのようだ。
足を止める。
神秘的な光をまとった女性が泉に足をつけて座っている。
一瞬で目を奪われた。
心に愛しさが生まれる。
あぁ、
瞬間走り出していた、その女性のもとにいくために。
何故だか、どうしてもそうしなければならないように感じた…
と言ったのは、当たり前である。
まじ、かよそういうものなの異世界って。私いつのまにか、主人公属性持ってたの?
これ行くべきなのか?え、え、
「あー、言っとくけど行くのは強制だからな。「はいっ?!」」
いやいや、
なんで?
そんな目でドラゴンを見てみると、
「なんだ、あぁ…
その精霊がお前に会いたいって言ってるんだよ。」
おふ。まじですか。
なんでそんな、最初からラスボスに会わなけれならんのじゃー。
オーマイゴット…
てか、選択権ないんだね。
現実逃避したい。
あーこのドラゴン、黒龍なんだ…
カッコいいー。
ドラゴンと龍って同じだよね?違うの?
そんな疑問が浮かんだから聞いてみると、
「ただの敬称だ龍っていうのは。
まぁそもそも、本当の種族名はその種の特別の言語で言わないといけないのだがな。なぜか、お前は言えてるけど…」
異世界ものの小説でも色々違うから、聞いてみてよかったー。
あれだよね、私が言えるのは言語習得スキルがあるからだよね。
他種族は話せないみたいな言いぐさだったけど…私のスキルって全部チート級なのかな。鑑定もチートだったし。
「というか、現実逃避すんな。してもいいが、現実はかわらんぞ。」
けっ、ほざけ。
ンなの知ってるわ。それでもせずにはいられないんだよ。
強者には弱者にの心が分からんようだな。
おっとっと、お口がわろうございました。
まぁ、腹くくりますか。現実が変わらないのは本当のようだしね。
「ふん、覚悟が決まったようだな。ついてこい。」
偉そうだなと思いながら、ドラゴンの後をついていく。
今さら、だがこのドラゴンでかいな。
でも、洞穴の入り口はこれより小さいよな。どうやって、出るんだろう。
ーーーーーーーーーーー
「ほう…」
綺麗…思わずため息が溢れた。
あるいて行くと、だんだんと洞穴は広く高さも出てきた。
そして、壁にいくつもの光る鉱石が埋め込まれて幻想的に輝いている。
もっと、歩いて行くと光る花も現れはじめ、宝石のようにキラキラと輝いている。
絶景を前に私はただ圧倒された。とても、神秘的で踏み込むのも恐れ多い。
でも、どうしてももっと先に進んでみたいという欲望が私の足を早まらせた。
すごい…すごい…
私の人生がまるでちっぽけなもののように感じる。心が軽くなるようでもっと足を早まらせる。
早く、早く…もっと早く
すると、泉が見えた。ここで終わりのようだ。
足を止める。
神秘的な光をまとった女性が泉に足をつけて座っている。
一瞬で目を奪われた。
心に愛しさが生まれる。
あぁ、
瞬間走り出していた、その女性のもとにいくために。
何故だか、どうしてもそうしなければならないように感じた…
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