そうだ、逃走しよう。

アリス・ホームズ

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スカイピア精霊・幻獣王国へ!!

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「今までありがとうございました。私、がんばります!」

「そう。いってらっしゃい。この広い世界を見ておいで。」

「ありがとうございます。たくさん見てきます!」

「「アナお姉さまいってらっしゃい!気をつけて!
お手紙出すの約束ですよ!」」

「わかったわ。リサちゃん・リナちゃんも体調に気をつけて。」

「アナちゃんは私の一番弟子だよ。よくがんばったね。
これからも訓練は続けると良い。またいつでも、ここにおいで。」

「ありがとうございます。師匠。」

こうして、最後のあいさつを済ませた私は、馬車に乗った。
手を振ってくれたのでうれしくて、手を振り返した。
また会いたいな。


いよいよ今日はスカイピア精霊・幻獣王国に移動する日です!
この国では、精霊術・幻獣術を六カ月ほど学ぶ予定です。

ここでは、王弟殿下が来る可能性も低いので、安心です。

王弟殿下に会ってしまったときに、思わず一緒にいたくなってしまいました。
しかし、離れることは王弟殿下のためです。
だって、私は王弟殿下の隣に立つ資格すらないのですから。
王弟殿下にふさわしくなるためには、容姿もそうですが内面も
良くなくてはふさわしくありません。
そのために、留学することにしたんですから。

もしも、王弟殿下に好きな人がいて、その人がふさわしかったら、、、。
私は、その方に王弟殿下のために身を引きます。
そのときは、、思いきって森でくらしてみましょう。
私、実は森と海が大好きな場所なのです。

それもいいかもしれません!
なんだか、楽しみになってきました。

しかし、まだそうなっているわけではないので行動に移すのは
やめておきましょう。

「人間というものは、いざという時逃げ道があると思っただけで、
とても安心する生き物」と何かの本にもかいてありました。

だから、これはいざという時のための逃げ道です。
なんだか、心が休まる気がしました。

まだやれることはたくさんあります。
私は、そのために全力で突き進むのみです。

こんなことを考えているうちに、スカイピア精霊・幻獣王国に
到着しました。

レイス王国のとスカイピア精霊・幻獣王国は隣合わせなので
結構近いのです。


なにが起こるのか、楽しみです。



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