この世界は美しい。

アリス・ホームズ

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作戦会議1

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「お父様・お母様ご迷惑をおかけしてすみませんでした。これからは迷惑をかけないようにするので。」

「そんなことより、怪我はない?」

「大丈夫なのか?」

「怪我はありません。特に問題もないので部屋に戻ります。お騒がせしました。」


「ゆり、、、。」

「あっこんにちは、遥くんではないか!どうしたのか?」

「こんにちは、遥くん。お久しぶりね。」

「こんにちは、おじ様、おば様。今回は何とかゆりちゃんの自殺を止めることができました。
いったい何がそこまでゆりちゃんを追い詰めてたのかわからないのです。
何かご存じではありませんか?」

「私たちもなにがなんだかよくわからないの。」

「遥くん、何か知っていることがあったら教えてもらえないかしら?」

「実は、学校の方には秘密裏に護衛をつけているので、そこからの情報では特にめぼしいものはありません」

「そうか、、、。」

「しかし、今のゆりちゃんの状況は本人からここに来るまでに聞きました。」

「そうなの!?」

「ゆりと一緒に帰ってきたのか?気が付かなくてすまない。」

「いいえ、そんなことは気にしていません。
それより、今のゆりちゃんの状況は非常に悪いと思います。
ゆりちゃんは、おじさまとおばさまと話し合いしたり、したことありますか?」

「そういえば、、、最後に話したのは試験の成績が悪くて叱ったときだな、、、。」

「私は、ゆりちゃんが可愛すぎてでも、本人の前では緊張してしまい、ろくに話せていないわ。」

「おそらくそれかと思います。
もしも、、、もしもの話ですが、ゆりちゃんが何か勘違いをしているとしたら、何か思いつきませんか?」

「「勘違い???」」

「なにかしら?」「なんだろうか?」

「「はっ!!」」

「そのまさかです。ゆりちゃんの負担を少しでも減らそうと思ってよんだ、理人くんの存在です。」

「よく考えると、先ほど話したゆりと最後に話したときの次の日に理人をすぐによんだな。」

「それが、ゆりちゃんからすると、「もうお前はいらない」ということと同義ではありませんか?」

「「たしかにそうだな(だわ)」」

「少しでもゆりの負担を減らそうと思ったのがうまく伝わっていなかったのか?!」

「お二人はゆりちゃんに少しでも話しかけましたか?」

「「はっ!!」」

「話しかけてはいないわ!」

「心の中で話しかけているんだがな、、、。」

「ゆりちゃんは人より鈍感です。言葉にしないと10000%伝わりません。」


「そうか、、、。」

「まさかそこから間違っていたなんて。」

「まず、お二人は思いを言葉にすることから始めてみてはいかがでしょうか?」

「「わかった(わ)」」

「かわいそうに、ゆりは私たちから無視されているとおもっているのだわ!」

「緊張して話しかけることができなかった私たちが悪いな。」

「お二人とも、その調子です!!」

こうして、ゆりの知らないところで作戦会議が行われていたのだった。

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