11 / 15
11話
しおりを挟む
それから主に土日だけ、彼女がくるようになった。
しかも、奇跡的なことに行きと帰りが一緒。
帰りは見送るからって理由で電車を一緒にしてるだけだったけど、行きがすごい。
彼女が実質初めてくる日、行きの電車が一緒だった。
同じ時間でもすごいのに、電車の車両まで一緒だ。
休日本数が減るとはいえここまでぴったり会えるなんて…正直自分の運の良さをほめたね俺。
心配してた他のメンツとは当たり障りなくなんだか普通な感じ。
実際きいてみても、「確かに真面目な人はいいけど、それだけじゃない」って。
「どういうことだよ」
「人は見かけによらないってことよ」
「余計わかんね」
「私は真面目な人だけがいいだったら、瀬良とは関わらない」
「うん」
「関わってみて、瀬良はどうしようもない下種だって思ったわ」
ひでえ。本人前にして言うとかないだろ。
「でもね、友達思いだし、部活とか仕事とか一生懸命にやってることたくさんあって、人は見た目じゃないんだって思ったのよ」
だから、手伝おうって思えたって。
それってもしかして…と思ったけど、彼女が鈴木くんに向けてたきらきらした何かはどこにもなかった。
ちょっと照れてたぐらいだ。
そうじゃない、きらきらを向けてもらわないとだめ。
なんだか本当今回は鈍足だ。
ここまで話せるようになっただけいいのかもしれないけど、オフシーズンの時だけって思ってたのに。
今もだらだら続いてる。
どうしても達成したい。
彼女の恋してる気持ちをこっちに…あれ…でも彼女はもう鈴木くんに振られちゃって、あのきらきらした感じをずっと見てない。
胸やけするぐらいの…全然ないのに。
普段の俺ならそれで飽きて終わりそうだけど、今回はまだまだ。
なんだかおかしい気もするけど、それはチャリティマッチが近づけば近づくだけ、見ないふりの度が増した。
その間、彼女の評判が鰻登りだった。
女子マネ間からもすごく丁寧で綺麗に仕事するとか、メンツからも優しいとかなんとか。
俺以上に外面がいいのか…でもまあ仕事は確かにできそう。
図書委員してる時の感じは概ね、みんなと同意見だし。
毎日真面目に丁寧に本を扱ってた。
それはここでもこうした形で出てくるのか。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「では、無事成功を記念して」
「かんぱーい!」
チャリティマッチは無事終了した。
今は女子厳禁、男子のみの男子会が催されてる。
場所は桶上ん家、男だけだとむさくるしいし狭いけど仕方ない。てか誰かん家でやるなら、もっと広い自室持ってる奴のとこでもよかったんじゃ…まぁそこはさておき。
男だけ集まって、試合のことをあーだこーだ話して、くだらないこともまじってきて笑うだけ。
乾杯してからだいぶたって桶上だ隣に座って、それはもう楽しそうな顔して話しかけてきた。
「ねー、瀬良」
「なんだよ?」
「優花ちゃんと付き合わないの?」
「ぶっ!」
飲みかけのジュースを拭いた。
汚ねーていわれたけど、これはさすがに俺のせいじゃない。
「付き合ってねーって言ったし!」
「告らねーの?」
「なんで俺があいつに?!」
こうなってくるとおのずと周りも俺たちの会話に参戦してくる。
なんでこんなに意気揚々としてるわけ?
こういうのは女子が喜ぶ内容だろ。
「…そうか、付き合ってないのか?」
「最初に言ったじゃん!てか、なに、なんで?!」
「いや、てっきり雰囲気的に」
「雰囲気?!」
なんなんだよ、言いがかりだ。
てかこれも全部桶上が誘ったのが原因かよ。
桶上が誘ったなら、桶上が言われる話じゃねえの?
「てか、俺、吉田のこと好きじゃねえし!」
「えー、うそだー」
「嘘はよくないですね」
「そうだな、嘘はよくない」
「てか、なんの見栄なんだよ」
「否定する必要ねえし」
「なんで?!みんなひどくない?!」
揃いも揃って人をうそつき呼ばわりするとかひどすぎだろ。
「まったく……吉田さん、可愛いんだからいつ誰が告白してもおかしくないと思うが」
「…え?」
しれっと言ってきたな。
まぁこいつ彼女いるから、そこは警戒してないけど。
でも、うん?
今の言葉は聞き捨てならない。
彼女が可愛い…あの学校の中で考えるなら可愛い方かもしれない。
数多くの美女を見てる俺には並みだけど。
「誰が告白してもおかしくない…」
「そりゃさー、可愛いくて優しいんだもん。ありえるよねー」
ぐっと、胸やけがやってくる。
告白されて喜んでそれを受けて、鈴木くんのことを乗り越えて、他の男にきらきらの笑顔を向けてる彼女。
無理だな、見たくない。
「何故、瀬良はそこまでムキになるんだ?」
「え…」
「えー、無自覚?」
やっぱりそうかと頷くメンツもいれば、ややひいてるのもいる。
なんだよ、イラッとするな。
そもそも人をネタにするなよ。
「……瀬良、自分の顔をよく見た方がいい」
「はあ?!」
「後、よく考えた方がいい」
「な、なんだよもー!」
「お前が何を望んでいるかだ」
そんなもの…ってすぐに一蹴したかったけど、その時俺はなにも言い返せなかった。
しかも、奇跡的なことに行きと帰りが一緒。
帰りは見送るからって理由で電車を一緒にしてるだけだったけど、行きがすごい。
彼女が実質初めてくる日、行きの電車が一緒だった。
同じ時間でもすごいのに、電車の車両まで一緒だ。
休日本数が減るとはいえここまでぴったり会えるなんて…正直自分の運の良さをほめたね俺。
心配してた他のメンツとは当たり障りなくなんだか普通な感じ。
実際きいてみても、「確かに真面目な人はいいけど、それだけじゃない」って。
「どういうことだよ」
「人は見かけによらないってことよ」
「余計わかんね」
「私は真面目な人だけがいいだったら、瀬良とは関わらない」
「うん」
「関わってみて、瀬良はどうしようもない下種だって思ったわ」
ひでえ。本人前にして言うとかないだろ。
「でもね、友達思いだし、部活とか仕事とか一生懸命にやってることたくさんあって、人は見た目じゃないんだって思ったのよ」
だから、手伝おうって思えたって。
それってもしかして…と思ったけど、彼女が鈴木くんに向けてたきらきらした何かはどこにもなかった。
ちょっと照れてたぐらいだ。
そうじゃない、きらきらを向けてもらわないとだめ。
なんだか本当今回は鈍足だ。
ここまで話せるようになっただけいいのかもしれないけど、オフシーズンの時だけって思ってたのに。
今もだらだら続いてる。
どうしても達成したい。
彼女の恋してる気持ちをこっちに…あれ…でも彼女はもう鈴木くんに振られちゃって、あのきらきらした感じをずっと見てない。
胸やけするぐらいの…全然ないのに。
普段の俺ならそれで飽きて終わりそうだけど、今回はまだまだ。
なんだかおかしい気もするけど、それはチャリティマッチが近づけば近づくだけ、見ないふりの度が増した。
その間、彼女の評判が鰻登りだった。
女子マネ間からもすごく丁寧で綺麗に仕事するとか、メンツからも優しいとかなんとか。
俺以上に外面がいいのか…でもまあ仕事は確かにできそう。
図書委員してる時の感じは概ね、みんなと同意見だし。
毎日真面目に丁寧に本を扱ってた。
それはここでもこうした形で出てくるのか。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「では、無事成功を記念して」
「かんぱーい!」
チャリティマッチは無事終了した。
今は女子厳禁、男子のみの男子会が催されてる。
場所は桶上ん家、男だけだとむさくるしいし狭いけど仕方ない。てか誰かん家でやるなら、もっと広い自室持ってる奴のとこでもよかったんじゃ…まぁそこはさておき。
男だけ集まって、試合のことをあーだこーだ話して、くだらないこともまじってきて笑うだけ。
乾杯してからだいぶたって桶上だ隣に座って、それはもう楽しそうな顔して話しかけてきた。
「ねー、瀬良」
「なんだよ?」
「優花ちゃんと付き合わないの?」
「ぶっ!」
飲みかけのジュースを拭いた。
汚ねーていわれたけど、これはさすがに俺のせいじゃない。
「付き合ってねーって言ったし!」
「告らねーの?」
「なんで俺があいつに?!」
こうなってくるとおのずと周りも俺たちの会話に参戦してくる。
なんでこんなに意気揚々としてるわけ?
こういうのは女子が喜ぶ内容だろ。
「…そうか、付き合ってないのか?」
「最初に言ったじゃん!てか、なに、なんで?!」
「いや、てっきり雰囲気的に」
「雰囲気?!」
なんなんだよ、言いがかりだ。
てかこれも全部桶上が誘ったのが原因かよ。
桶上が誘ったなら、桶上が言われる話じゃねえの?
「てか、俺、吉田のこと好きじゃねえし!」
「えー、うそだー」
「嘘はよくないですね」
「そうだな、嘘はよくない」
「てか、なんの見栄なんだよ」
「否定する必要ねえし」
「なんで?!みんなひどくない?!」
揃いも揃って人をうそつき呼ばわりするとかひどすぎだろ。
「まったく……吉田さん、可愛いんだからいつ誰が告白してもおかしくないと思うが」
「…え?」
しれっと言ってきたな。
まぁこいつ彼女いるから、そこは警戒してないけど。
でも、うん?
今の言葉は聞き捨てならない。
彼女が可愛い…あの学校の中で考えるなら可愛い方かもしれない。
数多くの美女を見てる俺には並みだけど。
「誰が告白してもおかしくない…」
「そりゃさー、可愛いくて優しいんだもん。ありえるよねー」
ぐっと、胸やけがやってくる。
告白されて喜んでそれを受けて、鈴木くんのことを乗り越えて、他の男にきらきらの笑顔を向けてる彼女。
無理だな、見たくない。
「何故、瀬良はそこまでムキになるんだ?」
「え…」
「えー、無自覚?」
やっぱりそうかと頷くメンツもいれば、ややひいてるのもいる。
なんだよ、イラッとするな。
そもそも人をネタにするなよ。
「……瀬良、自分の顔をよく見た方がいい」
「はあ?!」
「後、よく考えた方がいい」
「な、なんだよもー!」
「お前が何を望んでいるかだ」
そんなもの…ってすぐに一蹴したかったけど、その時俺はなにも言い返せなかった。
0
あなたにおすすめの小説
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
イケメンエリート軍団??何ですかそれ??【イケメンエリートシリーズ第二弾】
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
そのイケメンエリート軍団の異色男子
ジャスティン・レスターの意外なお話
矢代木の実(23歳)
借金地獄の元カレから身をひそめるため
友達の家に居候のはずが友達に彼氏ができ
今はネットカフェを放浪中
「もしかして、君って、家出少女??」
ある日、ビルの駐車場をうろついてたら
金髪のイケメンの外人さんに
声をかけられました
「寝るとこないないなら、俺ん家に来る?
あ、俺は、ここの27階で働いてる
ジャスティンって言うんだ」
「………あ、でも」
「大丈夫、何も心配ないよ。だって俺は…
女の子には興味はないから」
国宝級イケメンとのキスは、最上級に甘いドルチェみたいに私をとろけさせます♡ 〈Dulcisシリーズ〉
はなたろう
恋愛
人気アイドルとの秘密の恋愛♡コウキは俳優やモデルとしても活躍するアイドル。クールで優しいけど、ベッドでは少し意地悪でやきもちやき。彼女の美咲を溺愛し、他の男に取られないかと不安になることも。出会いから交際を経て、甘いキスで溶ける日々の物語。
★みなさまの心にいる、推しを思いながら読んでください
◆出会い編あらすじ
毎日同じ、変わらない。都会の片隅にある植物園で働く美咲。
そこに毎週やってくる、おしゃれで長身の男性。カメラが趣味らい。この日は初めて会話をしたけど、ちょっと変わった人だなーと思っていた。
まさか、その彼が人気アイドル、dulcis〈ドゥルキス〉のメンバーだとは気づきもしなかった。
毎日同じだと思っていた日常、ついに変わるときがきた。
◆登場人物
佐倉 美咲(25) 公園の管理運営企業に勤める。植物園のスタッフから本社の企画営業部へ異動
天見 光季(27) 人気アイドルグループ、dulcis(ドゥルキス)のメンバー。俳優業で活躍中、自然の写真を撮るのが趣味
お読みいただきありがとうございます!
★番外編はこちらに集約してます。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/693947517
★最年少、甘えん坊ケイタとバツイチ×アラサーの恋愛はじめました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/411579529/408954279
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
溺愛のフリから2年後は。
橘しづき
恋愛
岡部愛理は、ぱっと見クールビューティーな女性だが、中身はビールと漫画、ゲームが大好き。恋愛は昔に何度か失敗してから、もうするつもりはない。
そんな愛理には幼馴染がいる。羽柴湊斗は小学校に上がる前から仲がよく、いまだに二人で飲んだりする仲だ。実は2年前から、湊斗と愛理は付き合っていることになっている。親からの圧力などに耐えられず、酔った勢いでついた嘘だった。
でも2年も経てば、今度は結婚を促される。さて、そろそろ偽装恋人も終わりにしなければ、と愛理は思っているのだが……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる